加山雄三 ト−ク&ライヴ レポート

会場
  滋賀県立八日市
  文化芸術会館
日時
  平成15年
    10月7日(火)
    午後7時開演
前売 5,500円
全席指定

当日の座席
   う列31番
(前から3列目中央)

会場出口でサイン中の加山さんに富山のお菓子を渡し、写真いいですか?と確認した上でデジカメのシャッターを押しました。
ところが設定がイマイチでフラッシュが遅く、初めての”加山さん生写真”は後姿しか撮れてませんでした。
でも手の毛深さで加山さんだってわかりますよね

思いのほか早い会場入りでした。午後3時30分、米原駅から加山さんを乗せたジャンボタクシーは会場裏の入口に到着しました。数人のスタッフに迎えられ加山さんは言葉少なげに入っていきました。近くにいた私は声を掛ける事も出来ずただ見守っていました。タクシーの運転手さんによると車の中では気さくに低く小さい声で話をされていたという事でした。

加山さんが乗ってきたジャンボタクシーと座っていた座席

開場1時間前くらいから駐車場に車が入り始めました。神戸、京都、三重、福井と遠方からの車も目に付きました。

加山さんが降りた後、荷物をおろすスタッフ。この日は会場設営に多くの人がきていました。

会場裏の出入り口、終演後加山さんはここでサインをした後タクシーに乗り込みました。

  午後7時ちょうどに満員の観客の前に加山さんが登場、「えへへ」という声に会場が和んだ瞬間ピアノによる「ブレーブニューワールド」でトーク&ライブの幕が開きました。30日に引いたという風邪の影響か、トーク中に咳き込む場面もありましたがスタンダードナンバーを見事に歌い上げた加山さんの歌声はいつも以上に素晴らしいものでした。また、家族や知人との絆の話の後に聴いた「母よ」には涙が自然に出てきてしまいました。 トークではビートルズに東芝の重役と一緒に会いにいき自分の曲を聴いてもらい「国籍のわからない曲だ」といわれ嬉しかったことや「江戸の旋風」の撮影中に田中邦衛さんと同時にスピード違反で捕まりかけたというエピソードは私は初めて聞くものでした。 森繁久弥さんの物まねや軽妙な東北弁(久々に聞いたなあ)で会場は笑いの渦に包まれ、時間はあっという間に過ぎ「皆さんの喜ぶ顔をみることを生きがいにこれからもがんばります」という加山さんの言葉を最後に公演は予定を15分超過して午後9時45分幕を閉じました。 会場出口で待っていたファンに気軽にサイン応じ、ジャンボタクシーの中から手を振りながら加山さんは会場を後にしました。私はその光景をみてほのぼのとしながら家路につきました。

当日の演奏曲目はこちらをどうぞ

03年10月16日新規作成