第7回湯沢フィールド音楽祭  

  (7/19加山キャプテン・コースト)      

7月19日に開催された第7回湯沢フィールド音楽祭に、私は今回も車で現地に乗り込みました。5年連続での参加になりましたが、その模様をレポートします。

今回のポスターです。
音楽祭翌日、湯沢観光協会でゲット出来ず、失意でドライブしていた私は、偶然立ち寄ったコンビニでポスターを発見。譲ってもらいました。

コンサートにつきましては、写真そしてビデオ撮影は禁止されてましたので、プライベートのスナップと出演者の皆さんのブログに掲載された写真を掲載しました。

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5回目の湯沢で初めて、当日の出発となった今回は、富山を午前7時に出発。いつものように福井のカヤマニアの方の車に同乗させていただいてのドライブでした。
北陸道から関越道は、車の数は多かったですが、渋滞することもなく快適なドライブでした。湯沢に近づくにつれて雲行きが怪しくなり、雨も降り出しました。

しかし、湯沢ICを降りる頃には、梅雨明けを思わせる青空が広がります。
東京のカヤマニアの方とホテルの駐車場で待ち合わせたうえ、1台の車で会場へ向かい、10時半頃に駐車場に車を入れることができました。
指定席となった今回はもっとゆっくり来ても
よかったのですが、P2(会場入り口前の駐車場)へ車を入れておきたかったので、早めに会場入りしました。

入場を待つ列は、入場口から5,60人になってました。知ってる人がいないか、探しながら最後尾に並び、シートを広げビールで乾杯です。すぐに群馬のTさんご夫妻、長岡のKさんグループが合流、漬物やお菓子を食べながら、ワイワイガヤガヤとなりました。

日差しが強いので、長袖のシャツに着替えたところで、雲行きが急に怪しくなりあっという間に雨が降ってきました。ちょうどリハーサルで”こうせつ”さんの歌声が聞こえてきてました。やっぱり・・・。
車に避難したところで、東京のOさんご夫妻が挨拶に来てくださいました。去年、前夜にゆっくりお話させていただき、今年再会できるのを楽しみにしていましたので、嬉しかったです。

すぐに青空が戻ってきたので、また並んでいると、東京のKさんご夫妻が挨拶に来てくださいました。2年ぶりにお会いできました。

今年も入場時刻はちょっと遅れました。なおかつ「グリーン席のお客様を優先しております。イス席の方は入場いただいても、すぐには座席へ行けません。」というアナウンスがあったので、並んでいた列を離れて車で待つことにしました。

早速、盛り上がります。
そこに急な雨が
今年も会えました東京のOさんご夫妻
2年ぶりで会えた東京のKさんご夫婦と一緒に

入場の列は思った以上に長く、知ってる人がいないか、探していると、滋賀のTちゃん、東京のMさん(私が師匠と仰ぐ、カヤマニアの大先輩)ご夫妻、Oさん、埼玉のSさんご夫妻、滋賀のAさん、広島のTさんと挨拶できました。

HLの上原さんがミニバイクで駐車場に入ってこられたので、写真を撮らせてもらうと「2時からカントリークロップスが始まりますよ」と言われ、時計を見ると1時45分だったので、急いで会場へ向かいました。

席に着くと、アマチュアバンド「雪国ベンチャーズ」の演奏が始まりました。「あれっ」と思っていると”matsu”さん、そして”フルハッチャン”さんが、挨拶に来てくださいました。カントリークロップスが始まる前に、急いで”takaten”さんの席へ行って挨拶しました。
席へ戻って一息ついて、周りを見回すと最前列と私の座っていた2列目の中央ゾーンはほとんど知っている人ばかり。エイジレスのチケット先行発売の威力だなあと感心してしまいました。
「雪国ベンチャーズ」が最後に「思い出の渚」演奏したんですが、間奏のときに、植田さん、島さん、鳥塚さんが急にステージに
出てきて、踊りを披露され、すぐに袖に戻られましたが、客席は大喜びでした。

上左はHLの上原さん(左)と大阪(中)福井(右)のカヤマニアのお二人、そして上右は「雪国ベンチャーズ」の演奏中に突然現れたワンズの3入。
カヤマニア(1)
”matsu”さん
カヤマニア(2)
左からKさん、OさんそしてMさん
カヤマニア(3)
”takaten”さん
カヤマニア(4)
”フルハッチャン”さんと

間をおかずにカントリークロップスの登場です。今年も峰岸さん、石橋さん、益田さんそして鈴木さんは元気な顔を見せてくださいました。
いつものように「ライセンス」他5曲を演奏されました。
途中、
峰岸さんがハワイへ3週間行くだけなのに、送別会を開いたということについて
お前、このあとハワイへ行くんだって?送別会をやったらしいんだけど。お前ハワイへ永住するのか?って聞いたら、いや3週間だって。歳になるといつ死ぬか分からないからな
と加山さんのきつい一言に対して
峰岸さんは
歯はいい(ハワイ)けど、目が悪い
とオヤジギャグで返します。

いつもであれば、ここで休憩があるのですが、続けて音楽祭の開演となりました。

湯沢フィールド音楽祭にようこそ、今年も沢山の人に集まっていただいて、幸せだなあ!
と加山さん。そして、今年も中越の地震災害復興へのチャリティをお願いされました。続いて湯沢町長が登場、「湯沢旅情」を会場全体で4番まで歌いました。
雨が降ってきた中で、開幕を告げる花火が打ち上げられゲストの登場です。

加山さんが「雪国 駒子その愛」を、坂本冬美さんが「思い出の渚」を、ワイルド・ワンズが「翼の折れたエンジェル」を、中村あゆみさんが「愛のままで」を、秋元順子さんが「神田川」をそして南こうせつさんが「涙そうそう」でビギンを紹介したオープニングのあとは、加山さんがハイパーランチャーズとともに「蒼い星くず」「ブラック・サンド・ビーチ」「夜空の星」をメドレーで演奏されました

加山さんがデザインしたTシャツを着た加瀬さんと中村あゆみさん(ニューカマーコーナーに出演した「キーストーン」と)
ここで加瀬さんと中村あゆみさんが登場、加山さんと一緒に今回の音楽祭のTシャツの宣伝です。
加山さんが四葉のクローバーをデザインされました。
僕の人生の大事な伴侶を得たのは、岩原(いわっぱら)というところを歩いているときに、四葉のクローバーを18個見つけたんです。それを全部、今のカミサンに渡して、虹が出たんです。それもダブルレインボーだったんです。そこで心に決めたんです。その思いを込めてデザインしました。幸せをみんなにという願いを込めて書きました。

加瀬さんが伝わりましたと言うと
そりゃ53年のつきあいだから。皆さんはまだ生まれてないときからですから
いやあ、皆さんもうとっくに生まれてますよ。と言う加瀬さんに加山さんは唖然。
加瀬さんは続けて「色は3色あります」と言ったのですが、加山さんは
なんて言ったの?
と前の発言を引きずっています。
あゆみさんが「色は3色あります」って言っても
なんて言ったの?
と繰り返し質問しますが、加瀬さんは「3、000円です。他の場所では売ってません」とあくまでも聞こえないふりをされてました。

じゃあ、バトンを渡すからと加山さんに言われたお二人は「ニューカマーコーナー」の司会を務めました。
ここでも加瀬さんは「ニューカマー」といっても新しいオカマじゃありませんよ」というオヤジギャグを炸裂させます。

「アイズ」「キーストーン」「アルト」の3組は熱演でした。特に「キーストーン」の女性ヴォーカルと「アルト」の弾性ヴォーカルの歌声は素敵でした。

加瀬さんと中村あゆみさんとニューカマーコーナーに出演した「アルト」の雨男と雨女の二人。

「アルト」は一昨年に続いての出演だったのですが、今回も歌の途中から雨が強くなってきました。
ご本人たちも言っておられましたが、どうやら雨男に雨女だったようです。

ニューカマーコーナーが終わって、再び加山さんが登場。

(加瀬)加山さん毛深いから、毛の中に蚊が入って簡単に蚊を捕まえられるんですね。
今はちゃんと手入れしてるから、短いけど。昔はゴリラみたいだったので、夏に短パン履いて、バーベキューやってたりすると、足がムズムズっとするから、毛の中に蚊がからまってるから、バシっと、はいそれま〜でよ。腕にも入ってきて、蚊が中で大騒ぎしている。あんまり刺されたことないんだよ。
(加瀬)蚊も人を選びますから。
わかってるよ。
(加瀬)ここは蚋(ブヨ)が多いんで、昨日上原君が刺されて、足が豚足のようになってました。
豚足?普通は象の足みたいって言うんだよ。豚足って細いよ、食べるときには膨れ上がって太く見えるけど、歩いてる姿は太くないよ。尻尾っだて細いよ。お前変わってるよ、やっぱ。

という話をしているうちに、準備ができて「ビギン」の登場です。。

ビギンは沖縄の雰囲気たっぷりに「恋しくて」「海の歌」「しまんちゅうの宝」「涙そうそう」「笑顔のまんま」を聞かせてくれました。
加山さんは「笑顔のまんま」で比嘉さんが使っていた「洗濯板」を流用した楽器に興味津々でした。
最後はビギンがカバーしたことがある「お嫁においで」を一緒に歌われました。
続いては中村あゆみさんが登場、まず最初に加山さんと「ある日渚に」を歌ったあと、「僕が僕であるために」そして「翼の折れたエンジェル」では雨の中、会場に降りていって、グリーン席の奥の方まで行って歌っておられました。加山さんがあきれるくらいでした。

最後に「アジアの海賊」を坂本冬美さんと一緒に歌われました。この曲の作詞、作曲は中村あゆみさんということでした。

「アジアの海賊」を歌うあゆみさん(左の赤い着物)と冬美さん 元気いっぱいの中村あゆみさん
ワイルドワンズ はビートルズナンバーの「キャント・バイ・ミー・ラブ」「アイ・ソウ・ハー・スタンディング・ゼアー」そして「ジョニー・B・グッド」、「青空のある限り」「愛するアニタ」最後は「想い出の渚」で締めました。ちょっと大人しいワンズでした。加瀬さんは可愛い衣装で、登場。
加山さんには「トムソーヤ」みたいだと言われてましたが、昆虫採集がテーマだったようです。
「トム・ソーヤ」みたいな衣装で熱演する加瀬さん。虫取り網は間に合わなかったそうです。

秋元順子さんは、最初に加山さんと「ブルーハワイ〜好きにならずにいられない」をデュエット、新曲「黄昏LOVE AGAIN」、「愛のままで」等を素晴らしい声で歌われました。

こうせつさんはいつものように加山さんと「幸せになろう」を歌い、雨がちょっと強くなってきて、加山さんにやっぱり雨男と言われ、さすがのこうせつさんも「自認せざるを得ません」と観念されてました。
続けてサイモン&ガーファンクルの「ミセスロビンソン」、
「神田川」と歌い、相変わらず雨は降っていましたが「満天の星」を歌ってくれました。会場のお客さんも一緒にジェスチャーで盛り上がりました。

写真左は秋元さんとデュエットする加山さん、写真右は今年も見ることが出来た加山さんの着物姿、2年前と同じ着物のようです。

突然、ステージにカラオケの機械が登場、着物姿で現れた加山さんと坂本冬美さんが「浪速恋しぐれ」を歌われました。
加山さんが、歌う箇所を間違えますと、すかさず坂本さんが「そこは私が歌うところです!」と突っ込みを入れてました。

加山さんの大阪弁のセリフも堂に入っていて、坂本さんとのコンビもとてもいい雰囲気で、最高でした。
坂本さんはこの他にも「蛍の提灯」「夜桜お七」等を歌われました。

最後は加山さん、エルビスメドレー、「ビーメランベイビー」「モンキー・クレイジー」「クレイジー・ドライビング」とKHのライブを思わせる選曲でした。
そして、「君といつまでも」「海 その愛」で加山さんコーナーは終了、全員がステージに出てきて「旅人よ」を合唱しました。

ここで、池端信宏さんが、登場。花火となりました。終始雨だった会場でしたが、花火は鮮明にみることが出来ました。幻想的な曲に合わせて打ちあがる花火は凄いの一言でした。

今回はステージ右側から、時折強い風が吹き込み、ステージ上にも雨が風とともに降っているのが、客席からわかるくらいでしたが、ゲストの皆さんは熱唱してくださいました。
その気持ちが、最後の花火に乗り移ったようでした。素晴らしい花火で湯沢フィールド音楽祭は締めくくられました。

加山さん、ゲストの皆さんそして信宏さん、感動をありがとうございました。

花火(1) 花火(2)
花火(3) 花火(4)
未確認情報ですが
音楽祭が終わって、夕食を食べに入った居酒屋さんで、「音楽祭の終演時間は8時30分の予定だったが、雨だったので早く終了した」という情報を得ました。このお店は音楽祭へ出店を出しておられた店でした。
そういえば、中村あゆみさんも、ご自身のブログで「サプライズで、カラオケで八代あきさんの「舟歌」を歌う予定だったが、雨で出来なかった」と書いておられました。確かに、ステージに出てきたカラオケの機械は「浪速恋しぐれ」1曲だけで使うには、立派すぎると思いました。
天気が良かったら、他のゲストのカラオケが楽しめたのかもしれませんね。

今回も多くのカヤマニアの方々と交流できました。

カヤマニア(5)
群馬のTさんご夫妻(左)と長岡からのグループ
カヤマニア(6)
埼玉のSさん、あれっ奥さんが写っていない!
 
カヤマニア(8)
左が”anny”さん、右が”TOMO♪”さん。
カヤマニア(7)
尊敬するカヤマニアの大先輩Mさん、今回はご主人とご一緒でした。

写真左の2枚は”anny”さんが湯沢駅で見つけて撮ってきてくれました。
写真上は”フルハッチャン”さんが、撮ってきてくれました。ありがとうございました。
今年も多くの、そして新たなカヤマニアの方々と交流することができました。
皆さん、素敵な出会いをありがとうございました。

09年07月30日新設