きょうの歌d25b01b

歌唱前後ＭＣ


	僕の音楽活動で最も欠かせないものがあるんです。それは音楽が好きな連中を集めてギターやベースをかき鳴らしながら一緒に歌を楽しむ。そういう仲間を持ってます。もう10何年前になりますけれどランチャーズというバンドを作ってやってました。今はもう彼らは立派に学校を卒業して、そして一人ひとり素晴らしい会社に就職して働いています。もう一つ、僕が名付け親になったバンドがあります。ザ・ワイルドワンズ！本当に心置きなく彼らとはいつも話をし、本当に良い後輩で。ランチャーズに代わって、きょうはその当時の雰囲気を出してもらおうと。加瀬君は今や大作曲家だけども。その大作曲家に僕はギターを教えたんだから、大したもんだ。だから、ギターは上手くならなかった。かえって、それが良かったのかも。その大作曲家になった代表作。ありがとう、良く気が付く、良いねえ！持つべきものは友達だ。君の代表作、あれをやろうか。「想い出の渚」！

♪想い出の渚

良いなあ、やっぱり。これをお前が作った時、俺は”やったな
この野郎！”と思ったなあ。

加瀬）名前が良かったから。

やっぱり縁起が良い？この曲はしみじみと湘南の海岸を思わせる
というかね、でも湘南でも茅ヶ崎じゃないんだよな。

加瀬）わかりますか。

わかるわ。葉山の方。

加瀬）葉山に合宿で居る時に作ったんです。

そうだろ。葉山の優しい波なんだよ。茅ヶ崎は荒っぽいのね。

加瀬）ドン深（ブカ）だから。

何だよ、それ。

加瀬）急に深いんですよ、茅ヶ崎は。

ドン深（ブカ）って言うの？珍しいねえ、俺、知らなかった。
急深（キュウブカ）って言うんですよね。