オールリクエスト・コンサート
  金沢市観光会館(4/9) 
        レポート 

当初予定されていた富山でのコンサートが中止(日程が発表されたと思ったらすぐに中止になってしまいました)になったため、今回の金沢でのコンサートが私のラスト・コンサートになってしまいました。

朝は寒いくらいでしたが、富山を出発する頃にはお日様が顔を出し穏やかな天気になってきました。今回の会場となった金沢市観光会館は兼六園の近くにあって、道路の混雑が予想されましたので早めに富山を出発しましたが、日曜日のお昼の金沢市内は歩行者天国等の規制もあり、会場近くの駐車場へ車を止めるのも一苦労でした。
福井から来られたSさんご夫妻と一緒に兼六園で時間を潰して少し早めに会場へ行きましたが開場前から多くのお客さんが詰め掛けておられました。大阪からのカヤマニアの方々も無事到着されてました。

入場時にカメラチェックがありバッグごと預けることになってしまいました。入場後は急いでアンケートを記入、前から2列目の中央の席で開演を待ちました。

いつものように「夜空の星」でコンサートが始まり、エルビス・ナンバーと洋楽曲のメドレーを歌い上げたところで集計が出来ていよいよ20位からベスト20の発表となりました。

まず最初に20位の曲が「母よ」と発表されました。他の会場では15,6位にランクされてる曲ですので加山さんは驚かれたようでした。ちょっとシンミリする曲ですのでスタートの曲としては加山さんも歌いづらかったのかもしれません。

17位に「僕のお嫁さん」が入ったときは会場のお客さんに”「お嫁においで」と勘違いされてません?この曲好きじゃないんです、迷曲なんです”とハッキリ言っちゃいました。多分、曲の終わりの”う〜ん”って言うところが、照れるからだと私は分析しています。

今回一番苦しまれた曲は68位の「落日の彼方」でした。”曲はだいたい覚えているんだけど・・・。”歌詞カードの助けを借りられながら唄われました。この曲名が発表されたときには私もカヤマニアの方々も喜びの声を上げました。加山さんの困った顔が見られると思ったからでした。
アシスタントの女性に”お客さん喜んでおられますよ”と言われた加山さんは”あれはオタッキーなファン達なの!”とおっしゃってました。

開場前、隣のホールで時間を待つお客さん達

開場を待つ長蛇の列

終演後の握手会でも長蛇の列ができました。

この日も写真撮影は禁止でした。ご一緒した福井のSさん御夫妻から2月の湯沢でのイベントでの写真をご提供いただきましたので今回はそれを紹介します。珍しいスキーウェアに身を包んだ加山さんです。

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金沢でのベスト20では「母よ」と「海 その愛」が人気が低かったことそして「夜空の星」が逆に人気が高かったことが特徴としてあげられるのではないでしょうか?年齢層が高かったことも影響しているかも知れません。
加山さんもいろんな場所でこのコンサートをしていますが場所によってランキングに変化があって面白いとおっしゃってました。金沢へは修学旅行で兼六園にきた、変な形の灯篭が印象に残っているとおっしゃってその形を身体で表現して笑いを誘ってました。

ちょっとシャイな金沢のお客さん?
コンサートの終盤に”加山さ〜ん、これで汗を拭いてくださ〜い”と言いながらハンカチを持ってステージへ歩いてこられたご婦人、ちょうど間も良かったようで加山さんは歩み寄ってハンカチを受け取られました。汗を拭いてハンカチを返そうとしますがご婦人はもう席へ戻ってしまってました。呆気にとられる加山さん、”ハンカチもらっちゃったよ!”とバンドの人に言いながら次の歌を唄いだしました。

アンコールでは会場から「愛の日々」「いい娘だから」「地球をセーリング」「君のために」と声があがりました。私も「アメージング・グレース」と大きな声でリクエストしました。中には”「大学の若大将」を唄って”という人も、これには加山さんも”それは私の作曲ではなくて広瀬さんの作曲だよ”と苦笑しておられました。結局景気のいい唄ということで「君のために」が唄われる事に、セリフでは最後を”ネッ、ネッ、ネッ”とダメ押しされてました。

最後は”これからもいろいろやっていきますので、末永いお付き合いをよろしくお願いいたします”と挨拶をされて「OVER THE RAINBOW」を唄われ金沢でのコンサートは終了となりました。

上3枚も湯沢でのものです。参加者でキャンドルを作って飾ったそうです。

平成18年04月13日新規作成