オヤジ達の伝説at中野サンプラザ
   (11/23) レポート 

”barbie”さん製作の「うちわ」。

今回が5回目となる「オヤジ達の伝説」。
これまで、加山さんのコンサートには何回も行きましたが、同じ内容のコンサートを何度も見ることはありませんでした。
「45周年のオールリクエストコンサート」は会場によって内容が変わるので、3回(金沢、今津、渋谷)見ましたが、MCの内容はちょっとずつ違うとは言え、自分でもビックリしてます。見ればみるほど引き込まれるんです。

エイジレスライフでのチケットの先行発売や、知り合いのカヤマニアの方々のご好意で、5回とも最前列で観ることができました。

加山さんの楽屋入りを”アニー”さん、”TOMO♪”さんとお迎えしてから、3人でサンプラザ地下のカフェでオフ会を
湯沢や大阪厚生年金会館でお会いしてましたが、ゆっくりお話できませんでした。今回はゆっくりお話できました。お二人とこんなにゆっくりお話できたのは、2006年の大阪フェステバルホールでのコンサート以来でした。

そこへ、カヤマニアのAさん、KさんそしてMさんが揃って入ってこられたので、ご挨拶。
開場の2時間以上前ですが、皆さん早い時間からおいでになります。気合が入ってるなあって感じです。

3時30分にお二人とはお別れして、旧知のカヤマニアの方々とのオフ会のため、中野駅へ。
東京でのイベントではいつもお世話になっているSさんご夫妻、Kさん、OさんそしてMくんの5人が声をかけていただいたので、一緒に食事を。このメンバーでのオフ会も2006年9月のケネディハウスライヴ以来です。特にKさん(大先輩カヤマニア)とは去年の12月のスィートベジル以来久しぶりにお会いできたので嬉しかったです。
今回はMさん(大先輩カヤマニア)が都合でこられなかったのが残念でしたが、皆さんから星型のペンライトをプレゼントしていただき「思いっきり振らせていただきま〜す!」と宣言してきました。

開場時間の5時にサンプラザに行きますと、すでに入場を待つお客さんの列が、会場の外まで繋がっていました。トイレを済ませ、長い列が短くなるのを待っている間にも、サポーターズクラブのKさん、大阪からおいでになったIさん、Kさんとご挨拶。席につくと、兵庫のHさん、鳥塚さんファンのMさんご夫妻、”barbie”さん”matsu”さんそして”シッダールタの弟子”さんとお話ができました。
エイジレスライフでお知り合いになれた方々と実際に会ってお話ができる、ほんとに嬉しいことです。

今回は”barbie”さんが頑張ってくれました。加山さんの顔写真が貼ってあるキラキラモールの付いた「うちわ」(裏は「若大将」の文字)をエイジレスの仲間の分を全部作ってくれました。さすがに私はキラキラモールはご辞退させていただいてモールの無い「うちわ」にしてもらいました。
入場に時間がかかったので、最前列の席に着いてからそんなに時間が経っていないのに、ベルが鳴って暗転になりました。

ワイルドワンズやカヤマバンドがスタンバイしたのがわかり、もうすぐ始まるんだと思ったとき、「コトンッ」と音がしました。すぐに、加山さん用のスタンドマイクが落ちたのがわかりました。スタッフがやけに落ち着いた感じで拾って、マイクテストもしないで取り付けました。ちゃんと音がでるのか不安になりましたが、すぐに「さださん」のナレーションが始まり、加山さんが登場。「海 その愛」を歌い出されました。マイクは大丈夫でした。
(今回のファイナルコンサートの様子はおって詳細レポートの予定です。)

私がペンライトを振ったのは「光進丸」「夕陽は赤く」「夜空を仰いで」「想い出の渚」「君といつまでも」「サライ」「星の旅人」のときだけでした。
テンポのある曲(エレキサウンド等)は、どうしても手拍子がしたくなりましたし、洋楽曲はジックリ加山さんの歌に聴き惚れてました。「星の旅人」は会場全体でペンライトが振られればいいなあって思いました。

「うちわ」の裏は”若大将”。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。「MY WAY」が終わり、加山さんをスタンディングオベイションで送ってアンコールに。

”barbie”さんは紅い薔薇の花を一輪用意されていて、「恋は紅いバラ」のときに渡したかったようでしたが、タイミングがなく断念されましたが「君よ 旅人になれ」で会場総立ちとなって、加山さんが握手してくださったときに渡すことができましたし、次に加山さんが巡ってこられたときには「うちわ」も渡したようで、加山さんはキラキラモールの「うちわ」でギタープレイで熱演中の加瀬さんを仰いでおられました。

ステージへ押寄せたお客さんの波は、これまでで最大でした。私は危うく押しつぶされそうになりました。考えてみると中野サンプラザは、私がこれまで最前列で座ったどの会場よりも、座席とステージの間が広く、より多くのお客さんが押寄せたようです。
関西のカヤマニアの熱い思いの込められた「幸せをありがと〜」の横幕は、アンコールが始まってすぐ”barbie”さんと一緒に持って遠慮がちに広げました。さすがに、加山さんから声はかけてもらえませんでしたが、最後に退場されるときに両手で指差していただけました。

カヤマニアの熱い思いを、加山さんは受け取ってくださったと思います。終演後、”シッダールタの弟子”さんが、最前列まで来てくださって、「気が付いたら、ステージの一番前まで来ていました。加山さんに、横幕のことを見てもらおうと指差していたら、わかってくれて指差してくれました」と、ナイスサポートがあったんですね。
そして、東京のIさんご夫妻もわざわざ挨拶に来てくださいました。湯沢とスィートベイジルしかお会いしていないんですが、いつも声をかけてくださるステキなご夫妻です。

カヤマニアの皆さんは、私にとってコンサートで潤った心をさらに優しく包んでくれる存在なんです。

加山さんをお見送りしようと楽屋口に行くと、すでに待っている人たちが。ほとんど知ってる人たちばかりでした。カヤマバンドの柴山さんが歩いて出てこられたので、労いの言葉をかけると、「お菓子、みんな美味しいって言って食べてたよ」と言ってくれました。実は楽屋入りされるときに、富山のお菓子を渡していたんです。
柴山さんは、音楽面で加山さんを支えるスーパバイザーとして
貴重な存在だと私は思ってますので、最近よく声をかけさせてもらってます。

ワイルドワンズのメンバーは、鳥塚さんが、島さんの車に、植田さんが加瀬さんの車に分乗して、加山さんの車が出るのを待ってました。どうやら、一緒に打ち上げをされるようです。
加山さんは、奥さんと信宏さんそして徹大さんと一緒に出てこられました。我々の歓声に、加山さんは両手を振って応えながら車に乗り込まれました。車が動き出してからも、窓を開けてハイタッチをしてくださいました。私はそんな光景を微笑ましくみていました。

お見送りが終わってから、夜行バスまで時間があった私を、Sさんご夫妻とKさんがまた食事に誘ってくださいました。サンプラザ近くのお店で、時間ギリギリまで楽しく歓談させてもらい、危うくバスに乗り遅れるそうになりました。

帰りのバスでは、加山さんも含めて、今日出会った皆さんの、温かい心に感激して一睡もできませんでした。とても幸せな時間でした。皆さん、ありがとうございました。

平成21年12月03日新規作成