コンサート オヤジ達の伝説
  射水市高周波センター 大ホール
   (5/30) レポート 

会場となった高周波文化ホール

富山での、久しぶりの加山さんのコンサート、2,3日前からウキウキドキドキ。
2006年のクリスマスディナーショー以来です。

今回も、カヤマバンドの柴山さんに、富山のお菓子を渡そうと思い、午後1時に、会場の楽屋口に到着。
柴山さんはいつも加山さんについていて、現場での音のスーパーバイザーという感じで、コンサートには、なくてはならない存在だと思っていますので、労をねぎらうつもりでした。

到着して、すぐに楽屋口にスタッフが出てきて、迎えの準備のようでしたので、そろそろカヤマバンドの到着かと思い、車の中で見ていましたら、ジャンボタクシーが2台入ってきました。2台?変だな、カヤマバンドだと1台だけど?思っているうちに、タクシーは停まり、加瀬さんが出てこられました。ビックリしていると、後ろのタクシーに加山さんを発見、急いで車を出て、神妙にお迎えしました。

マネージャーのYさんが、ちょっと遅れて出てこられたので、富山のお菓子(創業150年の老舗店の羊羹)をお渡ししました。(柴山さんに渡す予定だったものです)

お迎えできて、安堵していると携帯電話がなりました。富山のカヤマニアのKさんからでした。富山空港で加山さんとワンズの皆さんをお迎えしたということでした。空港でもお迎えしていただいた方がおられたことがわかって嬉しかったです。

15分ほど経って、カヤマバンドの皆さんも到着され、柴山さんにご挨拶、渡す予定だったお菓子をYさんに渡してしまったことをお伝えして、そちらからもらって食べてくださいって言ったら、笑っておられました。

青いコートが加瀬さん。黒い服が島さんです。 マネージャーと一緒に楽屋口に向かう加山さん。(右端)

ワンズの控え室が楽屋口の近くで、窓のブラインドを開けておられたので、中の様子がよく見えました。
リーダーは筋トレ、島さんはギターの練習をされてました。
植田さんが煙草を吸いに外へ出てこられたので、思い切って「写真、よろしいですか、滋賀に植田さんの大ファンがいるので、送ってあげようと思いまして」って声をかけましたら、快く了解していただけました。

ジャンボTAXから出てこられて柴山さん。
予定では(勝手な思い込みなんですが)、柴山さんを1時半ごろお迎えして、加山さんは多分3時半ごろにお迎えするつもりでしたので、ポッカリ時間が空いてしまい、ワンズの皆さんも2時半からリハーサルが始まったようで、姿が見えなくなり寂しくなっていました。

3時半すぎに、なんとKさんが来てくれました。ゆっくりお話することが出来ました。去年の湯沢と高島屋でお会いして、電話ではお話したことはありましたが、会ってお話するのは初めてでした。でも初めて話しているとは思えないほど、気軽にいろんなことを話させてもらいました。
加山さんの話をいつまでも話せそうでしたが、島さんにコンサート前に食べてもらいたくてお菓子を持ってきたので、渡したいということだったので、楽屋口で電話していたスタッフの女性に「島さんに渡して下さい」とお願いしました。

4時半にリハーサルが終わり、島さんがわざわざ外へ出てきてくださって、Kさんに「お菓子、ありがとう」って言ってくださいました。優しいなあ!
5時には福井のSさんご夫妻が到着、近くの喫茶店で「焼きオム」という珍メニューがあったので、食べましたが「ドリア」でした。

6時過ぎに会場に戻ると、大阪からのカヤマニアの方々も到着されていて、しばし歓談。
予定通りに開場となり、座席で開演を待ちます。

今日の座席は最前列の左端です。
開演直前、暗転の中、島さんと柴山さんがまん前にスタンバイされてましたので、思いっきり手を振るとお二人とも手を振ってくれました。

「海 その愛」が終わって、加山さんの第一声は
「パチンコの加山雄三です!今年72になりました。」でした。拍手とドヨメキが起こります。
「この歳になっても、こんなに大勢のお客様に来ていただいて最高に幸せです。ありがとうございます。
富山の”こしひかり”大好きです!寿司屋は富山の”こしひかり”を使っているとこしか行きません。」
とあいさつされました。

コンサートのMCから

○奥様(美恵子さん)が富山の温泉が大好き、

 白州次郎さんの夫婦仲良く暮らす秘訣は一緒にいないことだということに続けて、
「こういうことを僕は考えるんですよ。”女房元気で留守がいい!”よく富山に温泉に来るんですよ。山奥に。食べ物が美味しいから。でも僕を一回も連れてきたことがないんです。だから仲がいいんですね。」

アンコールで出てきた加山さん、「君よ旅人になれ」に入る前に、加瀬さんが「皆さん、手拍子、足拍子そしてボケ防止で盛り上げてもらって」と言うと、加山さんが
「ずっ〜と、座ってばかりいると、お尻が痛くなったりしますから、気分が乗ってきたら、どうぞ、立っていただいて騒いでいただいていいですからね」
と言ってくださいましたので、すんなりスタンディングができました。

”さらばオーシャン”が終わって会場総立ちの中

「皆さん、活気に溢れてます。富山大好き!」

中央でお客さんと握手、両サイドでも握手されてステージ前にはお客さんが押し寄せます。

「なんか嬉しいね!」

○NHK「うたなび」

「3、,4日前に、茅ヶ崎の海岸にグランドピアノ持っていって「海 その愛」歌ったんですよ。そして沖にある烏帽子岩まで行きました。
NHKの番組で年に4回くらいしかやらない番組なんですけど、お金かけちゃって、6月25日午後10時放送なんです。一緒に出るのが、若〜い「キマグレン」ちょっと変わった番組になってると思いますので、ぜひ観てください。」

そして話は、湯沢フィールド音楽祭の告知と
信宏さんの長岡の花火の話にまで及び途中、まだ立っていた私達に
「お座りになって結構ですよ」と言ってまだ続けられ、”徹子の部屋”に一緒に出演されると告知されました。(でも残念ながら富山では地上波では放送されてないんです。)
最後はまた、会場総立ちで終了となりました。

公演、終演直後は会場でKさんと挨拶、ご一緒されてた方に、「HP観てますよ」と言っていただき感激しました。この言葉だけで当分続けられます。

外は雨になってましたが、多くの方が加山さんを見送られました。加山さんが乗ったTAXを見送って振り返ると、すぐ側に島さんが立っておられました。雨の中、わざわざTAXから出てこられてファンの方とお話しされてました。
私も「広島のファンの方が、コンサートがなくて寂しがってますけど、広島には行くんですか?」と聞いたところ
「広島には行ってないね」という返事でした。

ポーズも取ってくれた植田さん。
ワンズのTAXを見送り、福井のSさんと挨拶し、会場を後にして、近くのコンビニで飲み物を買って、車に戻りますと、見覚えのあるTAXがすぐ隣に停まりました。
ワンズの皆さんが乗ったTAXでした。買い物があったのでしょうか、皆さん、次々に車から降りられてコンビニに入られました。加瀬さんだけが、車に残っておられて、扉も開いてましたので、失礼かと思いましたが、思わず車の座席に座ったまま「大丈夫ですか?明日の金沢も観に行きますよ」と声をかけました。「そうですか」と言葉少なに、心なしかお疲れのご様子でしたので、私はすぐにその場を離れて帰路につきました。

実は公演直前に滋賀のAさんからメールで、加瀬さんが大腸ガンの手術をされるのを知らされました。(この日のブログで公表されたのですが、私はみていませんでした、)
加瀬さんの様子が気になり、加山さんと同じくらいに注目してみてましたが、ステージではそんなことを微塵も感じさせないパフォーマンスをみせてくださいました。さすがプロです。

金沢のアンコールで「海がそこにあったから」のときに、ステージ中央に出てこられて、ギターソロをまるで私だけの為に披露してくださいました。演奏が終わって、目の前の加瀬さんに「頑張ってください」と声をかけ、見送りのときもTAXの窓越しに「ブログ見ました。頑張ってください」と声をかけました。加瀬さんは優しくうなずいてくださいました。

金沢では、新たに東京のMさん(鳥塚さんの大ファン)、そして富山のご婦人(名前は聞けませんでした)と一緒に加山さんとワンズを見送りました。富山の方とは帰りの汽車も途中まで一緒でとても楽しかったです。

越前市での「オヤジ達の伝説」以来、半年振りの生加山さんに大興奮、とても充実した二日間を過ごせました。

加山さん、ワンズの皆さんそして一緒に楽しんでいただいたカヤマニアの皆さんに感謝です。ありがとうございました。次のライブは湯沢フィールド音楽祭です。

平成21年06月18日新規作成