○MC1(「海 その愛」終了後)
今日はアコースティックな雰囲気でやらしていただきたいと思います。
客席の中に少年を見つけた加山さん。
何歳?
少年)10歳。
きょうはほんとに(お客さんが)若いね。ちょっとの間だけど、楽しんで
くださいね。
○MC2(「夜空の星」終了後)
みんなバックビートで、きちっと手拍子してくれてすごく嬉しい。
平井 大君がすごく良かったから。ここは雰囲気良いね!音の残響がすごく
良いな〜。カーネギーホールを彷彿させる。あそこはアンプラグドといって、
全部アンプを取り上げられるんですよ。生の音でちょうど良いエコーに
なってね。ほんとに良く出来たホールだなと思いましたよ。
ここも、そうね。あんまり音をデカくしないで、ちょうど良いエコー。
雰囲気の良いとこで。「夕陽は赤く」が好きなんだ。それを聴いてください。
○MC3(「お嫁においで」終了後)
どうもありがとうございます。(森進一の真似で?)
次は「ある日渚に」を。「リオの若大将」の時に、リオで監督に無理矢理
作らされた曲で。リオといえば。この前のリオのオリンピックの閉会式で、
最後に花火を上げたのが、ウチの倅でございます。今度のオリンピックの
時にも上がられるかどうかね。
来年、また「若大将カップ」があるけど、その時には、上げられそうです。
野球の横浜ベイスターズの試合でも勝利した時に必ず上げた。今年、
3か月間契約してあげた。最後の試合、固唾をのんで応援してたんだけど
残念ながら優勝できなかった。優勝したら、ものすごい花火を上げようと
思ってたみたいです。その余ったのを来年使うみたいです。
○MC4(「ラブ・ミー・テンダー」終了後)
80歳と8か月です。平井 大君とは54歳違います。彼は僕の1/3ですね。
でもね、まだ90歳で頑張ってるトニー・ベネットが居ます。レディー・ガガと
コラボレーションしてます。俺、まだ10年あるな。彼のトレードマークに
なってる「想い出のサンフランシスコ」を歌います。
○MC5(「想い出のサンフランシスコ」終了後)
実は僕と同い年の歌があるんです。「スマイル」という曲なんですけど、誰が
作曲したかというとチャーリー・チャップリンです。
(チャップリンの踊りの仕草を真似る加山さん)
全然、知らないでしょ?知ってる人は知ってるし、知らない人は知らない。
(会場の幼い女の子を見つけ)
寝てる?子守歌だよね。
○MC6(アンコールに応えて)
アンコールありがとうございます。嬉しいです。クリスマスの曲を歌おうと
思います。年に1回しか歌わないから、覚えているかどうかわからないです
けれど。いろいろあるけど、きょうはエルヴィスの「ブルー・クリスマス」を。
○MC7(「ブルー・クリスマス」終了後)
平井 大君を呼ぼうよ。凄いよねえ、俺の1/3しか(年齢)無いんだけど。
このウクレレが物凄いんだってな。
平井)そうなんですよ。
100万(円)もするんだってな。触ろうと思ったんだけど、値段聴いてやめた。
平井)ぜひ、弾いてくださいよ。
とんでもないよ。彼は、ジェイク島袋を超えるかな。彼のウクレレ聴いたら
自信失くして、やになっちゃった。いや、ものすごいね、大したもんです。
それをもう1回聴きたいんでね。良いフレーズを弾くんだよね。
(軽くウクレレを弾く平井)
平井)止まらなくなっちゃって。
わかる、わかる。控室でも、ずっと弾いてるんだ。そうでなきゃダメだよ。
そうすると、どんどん上手くなる。
平井)練習しよう。
この齢になっても練習だよ。俺は劣化を防ぐためだよ。一緒にやろうぜ。
エルヴィスの原点といった、「ブルー・スエード・シューズ」。知ってる?
平井)僕もカバーしてます。
エルヴィスに、俺、会ったんだよ。
平井)会ったんですか!?三年前ぐらい?
何十年前だよ。彼は、今生きていたら82歳。42歳で死んでるから、40年前。
君が生まれる遥か前だよ。行くぞ!
平井)OK! |