加山雄三 俺は100(歳)まで生きると決めた
  (文化放送podcast 2023年7月18日〜)

7月18日に文化放送の「くにまる食堂」で放送された「俺は100(歳)まで生きると
決めた」の内容をレポートします。
同日配信された文化放送Podcastでは、ラジオで未公開の内容も配信されました
ので、その内容も含めてレポートします。下からどうぞ!

今回は「第4回 歌手 加山雄三誕生」をレポートします。

下からどうぞ!

 

 第4回 歌手 加山雄三誕生
 
 加瀬邦彦さん&カントリークロップス
 

冒頭の約1分間は前回の内容のおさらい。

野村)今回は加山雄三さんと音楽と言うことで。先に、旅立たれてしまいました、
加瀬邦彦さん。生前私の番組に出演していただいて、加山雄三は自分に
とって音楽的なことはもちろんだったけど、人生としての兄貴分だったと。
嬉しそうに懐かしそうに語っておれられました。加瀬さんとの出会いは?

近くに住んでた。目標はウチの妹だったんだよな。妹に会いたくて通ってた。

野村)池端さん家の加山さんの妹さん目当てに。その時は加山さんはもう音楽を
   やってたんですか?

やってた。カントリークロップスというバンドをね。バンマスは文化放送の
会長をやった峰岸慎一。彼はフィドルをやってた。当時は弾けるやつは少ない
から。銀座の東京会館で1週間に2回出てた。人前で歌を歌うのが恥ずかしい
からさ、ソッポ向いて歌ってたんだけど、そこで人前で歌うことが出来るよう
になった。メンバーそれぞれに持ち歌があって、最初はみんなカントリーから
始まるわけよ。俺らもカントリーの真似をしていたんだけど、その内エルビス・
プレスリーが出てきて、これもやってみようぜって。それが受けちゃってさ。
それを入れることで歌の質があがったんだよな。

野村)カントリーからロカビリーですね?

後にロカビリーって呼ばれるけど。あるバンドに頼まれて行ったのが米軍キャン
プだったんだよね。そこで、いきなりカントリーを歌い出したらバカ受けだよね。
みんなが立ち上がってさ、ビックリした。それが嬉しかったんだね。外人だよ、
みんな総立ちになってさ、拍手したね。こんなに嬉しいもんかと思ってさ。人様
の前で歌うのは嬉しいなと思った最初だ。代わりにやって良かったと思ってさ。

 歌手 加山雄三 誕生秘話
 

野村)味を占めたわけですね。映画俳優としての加山雄三のデビューがあって、
   そして東芝レコード専属の加山雄三という歌手が生まれる前でしょ?
   レコード出さないか?って言われた時は嬉しかったですか?

言われたかどうかはわからないけどさ、映画の中で歌えって言われて、音に
合わせての演技を、つまんないなって思いながらやってたけど。

野村)映画でまず歌うわけだ。何を歌われたんですか?

自分で作った曲をやることが多かったね。たくさん作ってあったんだ。

野村)「君といつまでも」は歌われてるわけですよね。

あれは「エレキの若大将」?その前に「恋は紅いバラ」を英語の歌詞で歌った
ら、渡辺 晋さんから”この曲すごく良いから、これと同じコード進行で良い
からもっと良い曲書いてくれ”って。1週間で書いた。それが「君といつま
でも」だったんだよ。同じコードだから一緒に歌っても歌える。森岡賢一郎
さんの編曲がものすごく良かったんだ。カラオケを先に録って、関西で映画を
撮ってたんでボーカルを関西でいれることになった。その時にこんな良い曲に
なっちゃってて、いやあ幸せだなあって言ったのをそのまんま使った。

野村)国民的なヒットになった「君といつまでも」のイントロを聴いた時に
   幸せだと思ったのがセリフになった。

不思議なもんだね。

野村)今回はここまで。

ここまでの内容を音源でお楽しみください。(時間 10分44秒)
下からどうぞ。
 第4回 歌手 加山雄三誕生
 

2024年6月3日新設