加山雄三 俺は100歳まで生きると決めた
  (文化放送podcast 2023年7月18日〜)

7月18日に文化放送の「くにまる食堂」で放送された「俺は100(歳)まで生きると
決めた」の内容をレポートします。
同日配信された文化放送Podcastでは、ラジオで未公開の内容も配信されました
ので、その内容も含めてレポートします。下からどうぞ!

今回は「第11回 三代目 光進丸 焼失」をレポートします。

下からどうぞ!

 

 第11回 三代目 光進丸 焼失
 
 三代目 光進丸 焼失時の想い
 

野村)今回は加山雄三さんが愛した船「光進丸」の話を伺っていきます。
   三代目「光進丸」今はありません。火災で焼失してしまいました。
   加山雄三が取った行動が。”周りに迷惑かけてないか?”漁協の人たちに・・・。

そうなんだよね。頭を下げるより、しょうがないじゃん。火を消すためにみんなで
船を出して水をかけてくれたんだけど。爆発っしたらエライことになるから、船底に
燃料が入っているから、なんとか沈めて。俺は沖縄に居たんだよね。電話がかかって
きて、船が大変なことになってるって。迷惑をかけたら大変だから、とにかく沈め
ちゃえって、言ったんだ。その通りやってくれた。結局爆発しないで良かった。
協力してくれた町の集を集めて、ありがとうございました。って頭を下げたけど、
みんな何も言わない。土下座したんだけど、土下座なんてしなくて良いよって言って
くれた。みんな良い人で、本当に良かったなあと思ってね。

 なんと!四代目 光進丸が見られる!?
 

野村)この話は切ないんですけど、四代目があるんですよ。どこにあるかというと
   模型である。加山さんが作った精密な模型がありますよね。

ある。それを欲しいという人が多くて困っちゃってさ。売るわけにいかないからさ。

野村)銀座の加山雄三ギャラリーに行けば見ることはできますけれど、そこでその
   模型を見ていたら加山さんのお嬢様が細いロープは私の髪の毛なんですよって。

マストから張ってある線を全部、娘の髪の毛で作った。長く持つんだね、髪の毛
って。面白いもんだなって思ってね。

野村)船長としての活動は続くわけですね。

飛鳥Uの名誉船長をやってきました。二泊三日の航海を楽しもうと。その時に僕の
代わりに歌を歌ってくれたのが竹中直人君。僕の歌を良く知っているんですよ。

野村)竹中直人さんが歌を担当したんですか?

伴奏をハイパーランチャーズが。もう涙が出そうだったね。有難いねえ。

野村)竹中さんにすると、ある意味、加山雄三ファンの夢を叶えっちゃったという
   ことですよね。

良く似てるんだよ。上手いよ。本当に驚いちゃってさ。

野村)飛鳥Uの名誉船長ですけど、船長としてはこの後も海へ出て行くと?その
   生き方は続くわけですね?

自分で自分の似顔絵を描いてプレゼントしたけどね。どこに飾るかわからないけど。

野村)今スマホで見せてもらってます。自画像ですよね。立派な額に入ってますね。

自画像ぐらい難しいのは無いね。他人の顔を描く方が楽だ。

野村)自分自身の顔を描くことはあんまり無いんですか?

無いですよ。むか〜しね、学生時代に鉛筆でスケッチしたのが残ってたんだけどね。

野村)自画像は、おそらく飛鳥Uに乗られる方が一番見やすい所に飾られるじゃ
   ないですか?加山雄三という船乗りの気持ちが日本郵船の方々の気持ちに
   通じたんじゃないですか?

通じていれば良いなあと思うんですけどねえ。僕の、海が好き、船が好きという
気持ち自体がさ。そういう人たちに繋がれば良いなあと思ったよね。

野村)光進丸について4回に渡ってお話を聞きましたが、まだまだこの番組は
   続きます。次回もよろしくお願いします。

こちらこそ、よろしくお願いします。

ここまでの内容を音源でお楽しみください。(時間 9分2秒)
下からどうぞ。
 第11回 三代目 光進丸 焼失
 

2025年1月20日新規作成