７月16日に放送されたラジオ番組のレポートを４回に分けて紹介します。

今回は「第９回　初代光進丸　完成！」をレポートします。

下からどうぞ！

野村）野村）最初の光進丸はいつですか？

1965年ぐらいかな？

野村）１回目の東京オリンピックの翌年ぐらいに。

そうですねえ。そうだと思うんですよ、良く把握してないからわからないけど。
やることが無いからね。海岸に行けば幸せがあるというか。

野村）光進丸は本格的なクルーザーだったですね。加山雄三としてデビューした
　　　あとですか？

そうです、デビュー直後ぐらいだね。

野村）設計はすべて.加山さんが？

そうです。自分でやってね、IHIクラフトというところと仲良くなって、設計図を
渡してどうですか？って、それで作れることになって。

野村）加山さんにとってが夢だったんですんで？

そりゃあ夢でしたよ。造船所で働きたいと思ってたくらいいだから。値段交渉したら
高いんだよな。まけてくれないかなって、交渉にえらく時間がかかったけどさ。
出来上がってウチの親父が払ってくれたら良いなあって思って作ったんだ。

野村）上原謙さんが払ってくれたんですか？

1,600万円ぐらいだったかな。

野村）当時だと良い家が建ちますよ。

良い親父だと思うよ。

野村）加山さん、デビューしてたし自分も出そうとは思わなかったんですか？

ギャラについては渡邊晋さんとちゃんと交渉したから、きちんともらえた。

野村）初代光進丸の大きさは？

41フィートかな？13メーター。

野村）何人乗りだったんですか？

法的には座席数で決まるんだよね。

野村）野村）光る進む丸、光進丸、なんでその名前に？

ウチのお祖母ちゃんがね、字画で名前をつけてくれるところへ頼んでね。俺の
「加山雄三」もそうなんだよ。

野村）お祖母ちゃんが占いで？

「弾　厚作」もそうなんだよ。だから、「光進丸」が良いからってつけた。世界に
１隻しかない名前だと思ってたら、なんと７隻ぐらいあった。漁船なんだけど。

野村）日本中に光進丸が７隻あったんだ。進水した時の気持ちはどうでした？

そりゃあ嬉しいなんてもんじゃない。自分の行動範囲が広くなっていくわけ。

野村）どの辺まで？

伊豆七島全部行けるようになって。「光進丸」の歌の通りに。あの詩を作ってくれた
人は順番知らないから、最初は違う順番だった。書き直してもらったよ。

野村）一番遠くまでは？

グアム島かな。

野村）初代で？

初代じゃ無い。初代では三宅島かな。

野村）光進丸は二代目、三代目と続くわけなんですが、この続きは次回ということで。

そうなんだ。

ここまでの内容を音源でお楽しみください。（時間　９分48秒）
下からどうぞ。

2025年１月13日新規作成