２００６　
　　　夢人島コンサート　レポート

　　　　　（後半）　　　　　　　　　

８月に行われました夢人島コンサートが９月２６日に放送されました。その模様を２回に分けてレポートします。

「お嫁においで」ではフラダンスのカッコウをしたダンサーが登場

２コーラス目めの唄いだしは桑田さんも参加、そして最後は替え歌で「加山雄三さんの本名、池端直亮〜♪」で閉めました。唄い終えて「池端で〜す」と応える加山さん。

「旅人よ」でも桑田さんは加瀬さんに負けないくらいのバックコーラスを披露、素晴らしいアシストでした。
「オ〜！」という声に応えてくれる観客に「君等最高だ！」と加山さん
「貴方も最高！」
「桑田君は幸せもんだよね、こんな素敵なオーディエンス、ここへ参加できて俺も幸せ一杯だ、ありがとね」

再びエレキギターを持った加山さんは「ブーメラン・ベイビー」そして「ブラック・サンド・ビーチ」を唄い、演奏しました。お客さんも桑田さんもノリノリでした。

「船長、いつ結婚したんでしたっけ」
「今から３６年前、１９７０年の９月４日です」
「わかりました、愛の結晶がきています。貴方と奥様の愛の結晶が、いいから聴いてよ、ＶＴＲが」
「本当かよ」

「始めまして、加山雄三の長男の池端信宏です。そして９月に結婚することになりました妻の佐和子です。本来でしたら今頃親父は僕たちの結婚式の準備でロサンゼルスにいるはずだったのですけれども今回こんな素晴らしいコンサートに桑田さんに呼んでいただいて本当にありがとうございました。僕たちにとってもすごいプレゼントになりました。親父を目の前にしてこんな事言うのもちょっと恥ずかしいですけれども、親父は本当に多趣多才でいつもすごいなって僕ら話しているのですけれども、最近始めた備前焼やあるいは油絵とか音楽もそうですけど本当にすごいなって思ってますので宜しくお願いします。僕らも負けずに親父に負けずにこれから頑張っていけたらと思います。そして桑田さん、今回こんなにすごいコンサートに親父を呼んでくださり本当にありがとうございました。これからの親父を、親父の老後を含めてよろしくお願いします。」
というビデオメッセージが大スクリーンに映し出されました。
これを見て「ばかやろう、老後って、俺もう老後なんだよ」
「船長、息子さん今日奥さんと来てるんですよね」
「どこかにいると思うけど、それをちゃんと言わせてくれちゃった君、最高、ありがとう」

桑田さんの合図（下左の写真）でファンファーレが流れ、「君といつまでも」のイントロが始まると場内は大歓声に包まれます。

加山さんは気持ち良さそう唄いだし、セリフでは「幸せだなあ、僕は桑田君にこの場に呼ばれたことを心から感謝してる。本当に嬉しいです。俺これから桑田にずっとついて行っちゃおうかなあ？いいかね？」と言って大歓声を浴びました。

最後の曲となった「海その愛」、その終わりに桑田さんは「夕陽は赤く」を組み入れて「夕陽赤く、地平の果て、今日も沈み、時は行く。忘れないで又合う日を、夢かなえてくれた人」と加山さんへの感謝を歌い上げました。

加山さんに桑田夫人（ハラボー）から花束が贈られ、お客さんを背に記念撮影をして夢人島コンサートは終了となりました。

０６年１０月２１日新設