2006 第4回湯沢フィールド音楽祭
  (ケーブルTVスナップ集) 

          

東京のtarouさんからケーブルTVで放送されました「第4回湯沢フィールド音楽祭」のビデオを送っていただきました。その中からスナップを掲載しました。
tarouさん、ありがとうございました。

前回レポートした新潟放送の番組では見られなかった、加山さんや出演者のメッセージと徹ちゃんの唄そして信宏さんの話を今回レポートします。

今回のコンセプトについて

中越地震によって被害を受けた方の復興支援ということで去年もチャリティさせていただきました。
日本赤十字社を通して皆さんの気持ちを全部伝えてもらいました。
人間心だなってつくづく思うね。今日も皆に最後まで楽しんでもらおうと思って、それが私の唯一の願いであり、喜びでありそして皆さんに伝えたかったことです。

嬉しいことにね、今までテレビで情報みたいなのでやってもらった事はあるけど、今回ケーブルテレビでこの番組を収録してくれて1千万世帯の人々に見てもらえるという。こういうチャンスをいただいて本当に嬉しい。

こういうのを見ていただくと、例えば来年第5回湯沢フィールド音楽祭を「そういうとこなんだ。行ってみたいな」と思ったらぜひ来てもらいたいなと思いますしね。
そしてこれが復興支援につながっていますから、まだまだ中越の・・・もう3回目の雪の中での仮設住宅は。何とかそれで仮設住宅でない所で元の生活に戻れる様に、我々も微力ながらとにかく願いを込めてチャリティ−にして復興支援してるわけですけども、そういうことは途中でやめない、いつまでもちゃんと最後までフォローしなければならないということで、来年もやると思うのですよね、もちろんそういうこともあって大勢の人たちに見てもらえるというのはすごい嬉しいし、いろんなアーティスト出てくるし、それがとってもいい番組になって皆さんに観てもらえるのを本当に楽しみにしています。
本当にありがとうございます。

この湯沢フィールド音楽祭はですね、加山雄三さんが軸になってやっている。
僕らにとっての加山さんは青春のヒーローでそこに参加させて頂くことだけで我々世代はとっても嬉しいです。
一番の魅力は自由ってことですね。外へ出て自然の風を感じながら昼から始まるとだんだん暮れていく。演出ではできない自然の演出効果、それはもう野外コンサートの醍醐味ですね。

音楽祭は今年で4回目なんですけど、私は3回目から出してもらっていて、ちょうど私が業界をお休みしていて、復帰した1つ目の大きな仕事で、この湯沢フィールド音楽祭を皮切りにまた業界へのスタートを切ったので、加山さんからお声が掛かる限りは何回でも何年でも出して頂きたいなと思います。

僕たちは一回目から出させていただいていて,毎年この7月にここに来ると夏が始まるんだなって。僕たちは加山さんに季節労働者って言われています。藪蚊のように夏になると現れて。
出演者みんな普段のステージと違う、本当に楽しんでやれる。その僕たちの楽しさがお客さんにも伝わってお客さんもすごく盛り上がってくださるんじゃないですかね

3年前に自主映画を撮りまして
タイトルが「花火師」という花火職人の話なんですけど、その映画を撮るきっかけになったのが、実は知ってる方もいると思うんですけど加山雄三には二人の息子がいまして、僕の兄が花火師の免許を持ってまして、今日のこのあとの仕切りもすべて彼がやってるんですけど、

実は僕も資格を持ってまして昔一緒にいろんなとこで上げたりしてたんです。それがきっかけでそんなテーマの映画ができるなあと思って作ったんですが。
多分今山の中腹辺りにいると思うんですが、見えるかなあ?
おーいノブ!聞こえる!?・・・。
(ドーン!!と花火が一発上がる。)
聞こえてるみたいですね、すごい金のかかった相槌ですね。
その映画のエンディングの曲をこれから演奏(やろう)と思います。
(頑張れ〜!の声が会場から)
ノブ行くぞ!

Hanabishi(ラップ調の曲でした)

夜空に広がる特大花火    浴衣姿に魅せられ祭り登場
これが最高ってどこが最高?  一度上げれば激しく虜
星、上げ薬、麻薬、オトシ   割薬、黒色、最高火薬

火種を絶やさず素早く点火  失敗すれば激しく他界
それでも男は夢かける

花火師、花火師花火師

打ち上げ現場は立ち入り禁止  火気厳禁、消火器常備

夜空に夢かけて   広がる星くずを
涙が滲ませても   火薬は乾かせよ

夜空に舞い散る灼熱の粉    半纏姿に魅せられ現場登場
これが尺玉ってどれが尺玉?  一度つなげば激しく連発

菊、スタマン、アゲマン、冠    牡丹、すだれ、滴るヨダレ
焼金落として素早く点火     失敗すれば虚しく不発

曲の終わりは徹ちゃんの合図で信宏さんが花火を打ち上げました
”Hanabisi”が終わってステージに出てきた加山さん
「何を考えているんだ。兄弟して、いつこんな相談してたんだ?いやあ驚いた!」と言いつつ大変嬉しそうでした
ここで信宏さんと木崎さんが登場
親父の”60CANDLES”っていうアルバムが今から9年くらい前に出たんですけれども、そのプロデュースと製作すべてをやってくれたZACKEYと言います。彼が受け持って素晴らしい演出とプロデュースをやってくれました。
今回のほうが難しいかもしれない。
僕らの花火の演出をみんなに見ていただいて、ここ山に囲まれていているのですごく音がいいんですよ。それをぜひ皆様に楽しんでもらえたらなと思います。

ところでノブこれは10号?・・・。
これがいわゆる尺玉ってやつです。
こんなにでかいもんなんだ。どうしても見たくてね、これがね。それで一緒にここまで上がってきたんですけども。
多分花火を見てる人は多いけれども花火の筒を見ている人は少ないだろうからね
僕もほんと見たかったですよ。
会場いらした方も、まだ行ったこともない方も大勢いらっしゃると思うんですけど、家族皆さんで来て、今日は遠くのほうで犬も走っていたりなんかしてね。そういう所で自分好きな音楽それぞれの個性でステージができる。本当に野外の魅力だと思うんですね。そういうものがずっとステージに温かく流れている場ですからね。特別なコンサートじゃないかと思ってます。
加山さんのステージとなれば万難を排してでも行かなければならない、子分ですからね。頑張って盛り上げようかと思っていつもやっていきますけれどもね。
音楽っていうのはいつも僕らクローズのスタジオとかライブハウスとかコンサートホールでやるでしょ。それが全部取っ払われる。プロが草野球やる感じ、その楽しさですよ。
ステージに上がってきっちりしたことをやるっていうことは当然なんですけどそれが草野球に参加する感じが出てきますよね。その分気も散るけれども思いがけないよいプレーも出ますよ!
信宏さんがディレクターを勤めたこの番組の最後はハイパーランチャーズが「ケーブルTVをご覧の皆さん、来年は来てね〜!」で締めました。

06年11月16日新設