喜多嶋修さんのインタビュー
作曲というもの自体が非常に自分にとって難しい感覚だったんですけど。
それを彼とバンドをやり始めて、目の前でその時の雰囲気で出たメロディーをそのまま録音して、どんどん曲になっていくというパターンだったので作曲というのはこうやってやるんだというのを彼から学びましたね。
当時の日本のポップスとかロックというのはほとんどカバーか、作曲家という人が作ったものをアーティストが演奏するというパターンだったんですけど、アーティスト自身が自分の好きな曲を書いてオリジナルにして発売するというパターンは全然無い時代だったんで、そういう意味で彼の始めた事というのは非常に革新的というかリボリューショナルな出来事だったと思います。
 

07年09月09日新設