徹子の部屋(テレビ朝日 6月29日)
   
      

7月に放送された「徹子の部屋」をレポートしました。
今回はご夫妻での出演でした。お互いそしてご家族を思いやる加山さんご夫妻、とてもほのぼのとした時間でした。

徹子の部屋 
ご長男の結婚を徹子さんに美恵子さんから報告

(美)我が家のトットちゃんが去年の9月4日私たちの結婚記念日に結婚いたしました。いいお嫁さんがきてくれました。
素晴らしい人なんです。
(美)もう大安心ね。
素晴らしいですね、彼もアメリカに留学したじゃないですか、彼女もアメリカに留学してたんですね。そういう点で英語も達者になってるし、本当に礼儀を心得ているんですよ。まだ若い人にしちゃ素晴らしい。我々家族みんなでね、こんな素晴らしい彼女逃したら後がねえぞ!って
(美)兄妹みんなが!一番心配していたんで、これで池端家も安心ね。

古希のお祝いに家族揃って写した写真が披露されました。(上の写真)
大体、僕の誕生日というのはいつも大勢人を招いてやることになっちゃうんですが、そうするとサービスしなくちゃいけないという気持ちが先にたって疲れるだけなんで。
70歳というのは大きな節目だから、やっぱりこれは家族だけでもって、ささやかに。一応正装しろ!と。我が家で、家の中で靴履かせて。

(徹)あんなに大きいお子さん達をお生みになった奥様が全然お変わりがない、凄いですよね。加山さん、そうお思いにならない?
やっぱ、嬉しいですよね、まずは体型が変わらない。
実際に筋肉を測定するとね、30歳の筋肉なんですよ。
(徹)いろんなことやってらっしゃるんですか?
(美)もう何もしてないんですよ。
これはご先祖様に感謝だよな。お父様、お母様にね。
(徹)今日のお洋服は加山さんがこれがいいってお決めになったんですって?
(美)そうなんです。
ちょっと前に賞をいただいたんですよね。ナイスカップルという。その時に着た服なんですよ。凄くいいイメージが僕にとってはあるんで。
昨日、実は夜、明日何着ていく?ってファッションショーやりまして、夏に向かうから違うのがいいんじゃない、っていうんですが、いやあ俺はどうしてもこの長いのがいいなあと
(徹)そこまでご主人がいろいろねえ
(美)自分のことは余りかまわないんですけど、私のことについては割合うるさいんです。何着ていくの、どうするの、もう少しこうした方がいいよとか
(徹)いいわね、かまってくださらないですもん、ご主人って普通は!
それが分からないですね、不思議ですね、かまいたいですね、髪型ちょっと変わっただけですぐ分かりますからね
(美)昔ちょっと長かったときに切りましたら、ビックリしちゃって何かあったの?って心配しちゃって、神経が繊細ですね、私は大雑把なんです。
(徹)奥様は小柄にみえるんだけど、凄い船が揺れたときに中で編み物をしてらしたとか。
それは信じられなかったですね。ちょとおかしんじゃないかなっと思えるくらい。
(徹)なんかおにぎりを作ってるときに船が揺れて足で冷蔵庫を押さえたとか
それは進水したばっかで自分で設計した船だったんで。
船には自信があるんで、わざわざ大時化のところを相模湾目掛けて航海したんです。
揺れ方が物凄いんですよ、7mくらいの波なんです。
ご飯はおにぎりぐらいしか作れない、宙に舞いながら作ってた。
そしたら大波が来て冷蔵庫が倒れ掛かってきた。おにぎりは落っことしちゃいけないってんで足で押さえた。
あんまり大きな声で叫んでいるので皆で見に行った。止めてあるはずのボルトが止めてなかったんです。
それでね、凄い!さすが海の女ですよ。
(徹)貴女よりずっと大きいでしょ、冷蔵庫
食べものがどれだけ大切かって、我々の貧乏生活で学んだことですから
(徹)作曲するときに、みかん箱を逆さにしたのがテーブルだった時代があるって以前おっしゃってましたものね。
何もないんですよ、本当に!あるものだけで、例えば贈りもので来たみかん箱をテーブルにすればなるわけですから。
昔の二宮金次郎を思い出してね。
以前、徹子の部屋の20周年記念のときに家族みんなで出演した時のビデオが紹介されます。

(VTRの中で)

(徹)これからさきどんな風に考えてらっしゃいます?
(美)子供達はそれぞれに大きくなって巣立っていきますのでみんながそれぞれに責任を持って頑張っててもらいたいと思いますけど。
私は主人とは縁があってこういう家族を持ちまして夫婦になりましたのでお互い思いやりを持って、いつまでも仲のいい夫婦でやっていきたいなと思っております。
(聞いていた加山さん、の顔いいです)

(徹)恵美子(加山さんの次女)さんが随分変わってますね。
あんなに太ってたんですね、高校生だからなあ
(徹)余りにもお綺麗になったんで
やっぱりね、今ニューヨークに住んでるんですが、ニューヨークってみんな凄いんですよ、シェイプアップして、アメリカの中でも太っている人が少ないところなんですよ。

(徹)加山さんて奥さんと話すときに男の子と話すときと同じように話すのね。指輪の話は俺がそれを言うんだよって。どうしたの?
これはね、彼女の今年の誕生日に子供達がみんな考えて、もちろん僕もお金を出しながら、全員がお金を出し合って。
(美)今年還暦を迎えて2月の誕生日にサプライズで一番下の娘がニューヨークのお店でEメールで兄弟達と連絡しあってここ(指輪の内側)に全員のイニシャルを彫ってくれて、こんな高級なもの、貴方達お金もってないのにこんなにしてくれてってビックリしたんです。
いつもはカードなんです。子供たちから必ず誕生日、結婚記念日、母の日という記念日にはカードをくれてたんですけど、今回初めてプレゼントをもらいまして。
まだサプライズがあるのよって、よーく眼鏡かけてここみてって言われて、主人と私、長男とお嫁さん、徹大はまだ独身ですのでちょっとスペース空けて、お嫁さんのところを空けて、そして真悠子とだんなさんのイニシャル入れて恵美子のところも少しスペースあけてあるんです。
最後に60という年齢まで入れてくれたんです。私の宝ですね。
僕が言い出したんじゃなくて子供達が相談してこういうのはどうだろうかって、もちろん大援助は僕がしましたが。
(徹)育ててくださったお母様にということですね
娘なんかは子を持って初めて知る親のありがたみを実感して、大変なんです。ヨレヨレになって。とにかく男の子というのはすさましいんですよ。エネルギーが!
お母様がよくやってくれていたという感謝の気持ちが、横のつながりが子供達はいいもんですから、お互いにすぐわかるじゃないですか。だから節目節目にカードを自分でつくって送ってました。
(美)それは主人が小さいときからカードを手作りで、画用紙を手で切って皆に与えるんです。私のいない間にカードつくりをさせて色鉛筆だとかクレヨンを使ってのカードつくりは主人が教えたんです。
親の大事なことは言論統制とか協力するとか、とにかくどっちが偉いとかどっちが好きとかいうことは絶対にないように。
親に対する感謝とか尊敬の気持ちとか愛というものがハッキリと出るような、チームワークで行こうというのがスタートからでしたから。それが上手くいったんですよ。
二十歳になるまではプライバシーを守って、親の責任だから。学校で事故が起きても私たちの責任ですといって、学校に行かせていたくらいですからね。

番組の最後には12月3日に開催される「徹子の部屋のコンサート」(東京国際フォーラムA)に加山さんが出演されることが発表されました。 

07年07月19日新設