2009年 2月27日 NHK BS

 「GS大全集」ゲスト出演
 
   

GS(グループ・サウンズ)の特番に加山さんが出演、ワイルド・ワンズと一緒にエレキ演奏を披露されました。

加山さんはこの番組への出演について
”あんまり、俺が出ていいのかな〜というような番組に、どういう訳か呼ばれています。”
とHPに書いておられましたけど、
加山さん、そして「エレキの若大将」は
”グループサウンズ・ブーム”に大いに貢献されたと思います。
加瀬)ワイルド・ワンズの名付け親で、僕達の兄貴分、加山雄三さんです!
という紹介で加山さん、登場です。

中山)会場の熱気、若大将、いかがでしょうか?

素晴らしいですねえ、皆さん。

加瀬)今、加山さんとワイルド・ワンズで全国ツア−をやっているんです。

中山)年間どれくらいなんですか?

あのねえ、50本くらい。

加瀬)最後は全員総立ちになってくれるんです。

そもそも加瀬さん、加山雄三さんが名付け親になったきっかけはなんだったんでしょうか?

加瀬)ぼくは16歳の時に東京から茅ヶ崎に引越しまして、加山さん家の偶々近くだったんです。それで家に遊びにいくようになって。

いつのまにか居るわけですよ。「なんだ、こいつは!?」って思ってたんですけど、「ぼくもギター好きなんですけど、ギター教えてください」って言うから教えたんですけど、これほど覚えの悪い奴はいない!何度教えてもダメなんですよ。

「ワイルド・ワンズ」って名前はどうして付けられたんでしょうか?

付けてくれって言うから、適当でいいと思ったけど、その当時、自然の中で逞しくっていくのを「ワイルド・ワン」っていう表現をしてたんです。だから「自然児でいこうか、じゃあ”ワイルド・ワンズ”でどうだ」って言ったら”ワイルド・ワンズ”ですか?

加瀬)意味がよくわからない、それでメンバーに「自然児」だって言ったら、ベースの島が「”修善寺”ですか」って言ったんです。

それを付けたのが良かったのか、悪かったのか、メンバーが全然変わらないで43年やってるうですよね。

楽しいやりとりのあとに
「蒼い星くず」、「夜空を仰いで」、「お嫁においで」
「ブラック・サンド・ビーチ」そして「夜空の星」
をメドレーで披露されました。
「夜空の星」を歌い終えて。
ありがとうございます。
加瀬との話にも出ましたけども、ぼくは茅ヶ崎という所に、1歳半で引っ越して、それからず〜っと、海辺りで育ちまして、茅ヶ崎という所が、ぼくを育んでくれたなあとつくづく思います。

人生の辛い時も、嬉しい時も、悲しい時も、苦しい時も、全部、海は黙ってぼくを見つめてくれました。
会場から拍手が起きます。

海に対する感謝の気持ちを、これからもず〜っと、自然の中で、自然を愛して行くぞという気持ちを込めて
”海 その愛”を聴いていただきます。

ワイルド・ワンズ結成時のエピソードについては
こちらからどうぞ!

09年03月19日新設