第3日(8月11日)

  共演者  杉崎美香(フリーアナウンサー)
       テリー伊藤(タレント)

オープニング・トーク
渋い黒のブレザーとグレーのズボンで登場された加山さん。

小堺)ブレザーですね。ブレザーも似合いますねえ。

どうもありがとう。セーター似合いますねえ。

小堺)お話なさってどうです?ゲームなさってるんです。

杉崎)以外でした。

もう寝ないでやってんですよ。

小堺)加山さん、集中力があるんですね。

あんまり長いこと集中してると良くないっていうよね。

杉崎)そして朝寝坊なんですよね。

そうですねえ、昼過ぎまで寝てますねえ。

小堺)さあ、今日からのゲストは、加山さんに会うと落ち込んじゃうというテリー伊藤さんです。

テリー)加山さんと居ると落ち込みますよね。ひどい話ですよ、もお。どんどん、どんどん人生の差が離れていくんですよ。

小堺)「Ipad」も「Iphone」も使いこなしていらっしゃる。

まあ、ゲームだけどね。「オセロ」とか「将棋」だとかレベル22でクリアできたって喜んでる。馬鹿だねえ。

テリー)馬鹿じゃあないですよ。利口すぎますよ!

昼過ぎまで寝てますねえ。 馬鹿じゃあないですよ。利口すぎますよ!
テーマ 

「私のドッキーワード」」

小堺)人に言われてドッキリするワード、加山さんにはあるんでしょうか。「ネー、お父さまー!」
これ、どなたが!?

かみさんや、娘達ですね。

小堺)息子さんは、「お父さま」って言わないんですか?

息子達は「オヤジ!」だよ。

小堺)これはなぜドキっとするんですか?

まあ、早い話が、「昔トキメキ、今ドキ!」って、いうやつね。要するね、おねだりされるんですよ、今でもスネカジリだみんな。

小堺)最近では何がほしいのって?

現金が一番多いですけど。

テリー)加山さんにオネダリすると現金もらえるんですか!?

家族の場合。貴方とは、せいぜい握手ぐらいのもんだよ。

小堺)「現金、ちょっと足りないの」みたいな感じですか。

そうすっと、しょうがないから出すわけなんだけどさあ。俺だって使いたいと思うじゃん。ゲーム書いたいしさ。
でもこのごろ送ってくれるんだよ。ぼくがゲーマーだとわかったらしくて、新しいゲーム、バンバン送ってくれるの。「アフリカ」っていうの面白いよ。カメラマンになって、アフリカ中、写真撮って歩いて、その写真を本国へ送るの、採用されると金が届くんだよ。新しいのがどんどん来て、片っ端からやるから。寝られやしない。

小堺)もう送んなくていいですよ。

余計なこと言わなくていいよ!



仕事が趣味だと感じているというテリーさんに

全部いいじゃん、収入に繋がって。

テリー)休みの日なんか、やることないんですよ。

仕事場で休んでいればいいじゃん。

テリー)ぼくは加山さんの「追っかけ」なんで、この前、新聞に掲載されてたのを見てましたけど、加山さんみたいに、「これから将来、船を作りたい。」「新しい曲もつくりたい」と言ってるのを、すげえなあって家で見てるんです。
ぼくは、もう間もなく夏休みなんですけど、まったく予定がないんです。車は好きなんですけど、車って乗るだけじゃないですか。

そりゃあそうでしょう!?車飛ぶわけないから。

余計なこと言わなくていいよ! 仕事場で休んでいればいいじゃん。
今日のおやつ
「今日のおやつは「茂助だんご」

小堺)加山さん、お好きな
「あんこ」ですね。

「こしあん」ですね。

小堺)食べて「幸せだなあ」って言ってください

こんな「ダンゴ三兄弟」を食べられて、しあわせだなあ!

「こしあん」ですね。
今日のおやつは「茂助だんご]

しあわせだなあ!
サイコロ・トーク

高所恐怖症になったというテリーさん、ジェットコースターもムリというテリーさんに。

スカイダイビングなんて出来ないね?

テリー)「俺の空だぜ、若大将」なんて絶対出来ないですよ。

小堺)加山さんは、怖いっていうことはないですか?

あんまりないよ。たとえば、ビルの屋上のフェンスの外側に立ったら、ちょっと怖いよね。

小堺)そりゃあ、誰だって怖いですよ。

スカイダイビングなんて出来ないね? ビルの屋上のフェンスの外側に・・・。
加山さんのテーマは 「私、変わりました」
変わりましたっていうほどのことでもないかなあって、でも、変わったかもしれないんだよな。
50年間でしょう、デビューして50年なんだよね。この間アリーナツアーをやったんですよ。客が入らないんじゃないかと、思ってさあ、凄い心配したわけ。だけどね、協力してくれたのが、強力なメンバーだったんだ。
凄いでしょう、さだまさし君、南こうせつ君、谷村新司君に森山良子ちゃんに、ジ・アルフィー。これ、みんながバンドになって、「ザ・ヤンチャーズ」というのが出来たんだ。それで武道館でやったんだ。信じられないことが起きたよ、やっぱな。10,900人、実券で。立ち見が300人いたんだよね。普通は8,000人ぐらい入ったら、それで10,000人って言うんだそうです。実数でもって10,900とうのは、快挙だという事でした。大阪城ホールも10,500、実券で。
今まで、ステージやってて、「こんな感じになったことはないな」って言うくらい、もう震えたんだよね。
魂が震えるというのは
大袈裟かもしれないけど。それまで自分は、趣味で歌を歌っているような気持ちだったんだけど、それからガラっと変わったね。こんなにみんなが応援してくれるんだったら、「加山雄三」と「田沼雄一」というのは、俺一人のものじゃねえんだとそう思った。それほど、人がみんなね、ものすごい賛同してくれたっていうか、最後には全員が、立ち上がって、揺れながら、俺のためにさ「君といつまでも」を歌ってくれちゃたんだよ。俺、涙出てきちゃってさ、困ったなあって思うくらい泣けた、泣けた!
その感謝の気持ちから、ガラって変わったのは、これが俺の天職かも知れない、これが俺の生まれてきた目的である、役割なんだっていうことを、確信を持てたんだ。
これから10年間ぐらいほんとに世のため、人のため、俺のためって頑張ろうと思って。
会場から大拍手
小堺)「田沼雄一」というのは、若大将の名前ですから。

皆さん、全然ご存知ないと思いますけど。

小堺)でも魂が震えるというのは、誰でも経験できることじゃないですよねえ。

そうですねえ、クレパス降りるとき、震えないで、こういうときに震えたっていうのは、ほんとに幸せだなあって思いました。

魂が震えるというのは大袈裟かも・・・。

テリー)自分で自分の曲を作るっていうのは、加山さんが最初ですよね?

ただね、一番最初に、ちゃんとレコード化したのはね、森繁久弥さんなんですよ、「知床旅情」というのは、昭和35年。ぼくはもっと前から作ってはいるけども、メジャー・デビューしたのは、36年、翌年なんです。

小堺)森繁久弥さんも、シンガー・ソング・ライターだ。湘南サウンズというのは、加山さんですよね。

誰がつけたか知らないんだけどね、いつの間にか、そう言われるようになった。

テリー)カッコいいよねえ!

小堺)これから、10年、20年やってください。30年、40年、50年と!

テリー)東京近郊に住む人たちの、憧れのライフ・スタイルを作りましたよね。

いやあ、もう頑張りますよ!

最後には、告知が

○ホールコンサート(全国25ステージくらい)
○アルバム「若大将50年!」
○「銀幕の若大将」でした。

「銀幕の若大将」を予約したという小堺さんに

あんたにプレゼントしようと、サインもう書いてあるよ。

終わり。

(でんでんの知ったかぶり)
サインの日付からすると、8月4日に番組は収録されたようです。

サイコロを振る加山さん。 協力してくれたのが、強力な・・・。
さだまさし君、南こうせつ君、・・・。 快挙だという事でした。
森繁久弥さんなんですよ、・・・。 ホールコンサート他の告知
サインもう書いてあるよ。 今日の出演者、左から杉崎さん、テリーさん、小堺さん、そして
加山さん。

10年08月19日新設