レディース4 トークテーマ
「若大将50年」
大島)まずはなんと言っても、デビュー50年ということで「若大将50年」ということなんです。
加山さんは、映画の「若大将シリーズ」でデビューだと思ってたんですけど、歌手の方が先に?

いやいや、そうじゃないですね。ハードボイルドタッチな、普通の映画からスタートしたんです。
その翌年、昭和36年に
レコーディングをしたということです。

ハードボイルドタッチな、普通の映画からスタートしたんです。

今泉)一番最初のシングルが、61年の「夜の太陽」、そこから今に至るまで、なんと61曲のシングル、懐かしいのがいろいろあるんですよ。

大島)今年の6月に、節目の50周年を記念して武道館ライブ、すごかったですね。

アリーナツアーをやろうって言い出して、「お客様が、来なかったらどうすんだ」って反対したんですよ。

大島)来ないどころか、こうですよねえ。
武道館コンサートの写真が映し出されます。

それはほんとに皆さんのおかげでというかね、企画の立て方も良かったし、協力してくれたのが強力な連中でしたから。ヤンチャーズという、メンバー組んだでしょう、トップアーティストの5グループですよ。すごいなあと思いましたけどね。

大島)アルバムも出されましたし。武道館ライブの時に、アリーナ席の方たちも、上の方たちも総立ちみたいな感じじゃないですか。エンディングでは大合唱になってましたね。

それは、僕が歌ってくれってお願いしたんですけどね、ほんとに歌ってくださったからね、大合唱になりましてね。
僕は、ちょっとウルったですよ、。感動しました。

大島)お客さんも多分「若大将」って声をかけられたと思いますけど。

ほんとに沢山、声をかけていただきました。

大島)さっき、”若大将”って声をかけられると気恥ずかしいって。

ニックネームで、いいんですよ。今じゃ、孫二人だから”ジジ大将”っていわれてるんですよ。

大島)いいですよ、一生”若大将”で、いてください。

私は”若大将”になるために、生まれてきたもんですから。

大島)そうです、その言葉を聞きたかったんです。

今泉)61枚目のシングルを、ちょっとお聞きいただきましょう。

「座・ロンリーハーツ親父バンド」のPVが流れました。

協力してくれたのが、強力な連中でしたから。 ”若大将”になるために、生まれてきたもんですから。
大島)ほんとにそうそうたる、今も大活躍されている方たちばっかりなんで。でも、皆さん少年少女に返ったみたいで楽しそう!

ものすごく楽しかったです。なんでだろう、曲が良かったから、乗りやすい、と言ってくれましたよ。
詞を、さだまさし君に書いてもらって、中高年の皆さんに対する応援歌ということで、喜んで聞いていただいてます。

大島)皆さんが、加山さんに憧れてギターを弾き始めたとか、そういう方たちもいたと思いますが、加山さん、声もなんでこんなに艶があるんだろうっていうくらい、すごい若々しいです。

それはちょっとわかんないですけど、ありがとうございます。育ったところが海っぺり、砂に声は吸収される、波の音で消されるから、ガキ同士が喋るときにはドナリまくってるというのがほとんどでしょう。そこで声帯が、鍛えられたかなと、そう思ってるんですよ。そのまんま、海にずっといるからですよ。

大島)すごいですよ、

今泉)同世代の方と、歌っているように見えちゃうんですよ。
全然年の差を感じないです。

気分だけは、若くいるつもりでいるから。

 
 

10年12月23日新設