レディース4 トークテーマ
「59歳で始めました」
大島)続いては、「59歳で始めました」、いったい何を始めたんでしょうか?

本格的に、絵を始めたんですよ。

大島)むか〜しから、絵を描いてらしたのかと思ってたんです。
これが加山雄三ミュージアムですね。ここに、沢山の油絵が飾ってあります。
ミュージアムの映像が流れます。

子供たちが小学校の時に、全員が一つの小学校に通っているときがあって、夏休みの宿題で、お父さんお母さんが参加して何かをやってくださいというテーマがあって、しょうがないから
「みんなで油絵でもやるかあ!」って。
知り合いの先輩が、油絵やってたんでその人に相談したら、画材全部送ってくれて、風呂場に新聞紙やビニール引いて、子供たちとベタベタになりながら、それが一番最初。1981年ですかね。
そのときに、5点ぐらいしか描いてなかったんです。
あるとき、それを見た人が
「これは個展が出来ますね」って。
画商の人に紹介してくださった。

今泉)加山さんの絵に惚れこんだ、この方にもお話を伺いました。

北原照久が登場。

まるでおもちゃ箱のようなお部屋で、気持ち良さそうにギターを弾く、この人、北原さんが惚れこんだ加山さんの作品が、この、遠くを見つめる老人の絵。

北原)老人の人生を描いてるような、そんな気がして。
音楽が出来て、スポーツ万能で、女性にもてて、これをカッコいいと思わないやつは
いないんじゃないかって。僕の憧れというか目指すところは、加山雄三ですから。
加山雄三さんを国民栄誉賞に!
加山雄三さんこそ、国民栄誉賞を取るべきだと僕は思ってます。
加山雄三さんを国民栄誉賞に!

やめてよ、思っていただけるだけで、ありがとうございます。

大島)加山さんに憧れてエレキも始めちゃったし、これからずっと加山さんの絵をコレクションしていきたいっておっしゃってたんですよ。

ありがたいですよね、すげえ嬉しいなあと思いますね。
絵っていうのは、その方と、その方の絵との出逢いっていうのがあるんですね。
この方が、この絵をいいなあと思ったら、出会うべくして出会ったんだと、最近思うようになったんですけど。
1600点以上描いて
ますけど、14年目になって、今も描いてますけど。年末にまたあるもんで。

老人の絵。 やめてよ、・・・。

10年12月23日新設