永遠の名曲歌謡祭
(テレビ朝日 9月23日)       
出演された番組をレポートしました。お楽しみください。
青春のシンボル若大将。海の男でスポーツマン、ギターも歌も上手い。
主人公田沼雄一は、素顔の加山さんがモデルと
言われますが、その真相は?
宮本)スタジオには、永遠の若大将、加山雄三さんにお越しいただいております。加山雄三さんイコール若大将というイメージが私達は強いんですが。

まあ、そのために生まれてきたんだと僕は思ってるんですよね。

宮本)若大将、田沼雄一と加山雄三、共通点は?

結構あるのは、お祖母ちゃんに可愛がられたということ。映画の中でもお祖母ちゃん子でしょ?現実にもそうだったんですから。大きな違いはね、若大将は女性にモテるでしょ?僕はモテませんでした。

片平)そんなわけゼッタイない!

宮本)それはウソだと思います!

なんで、そんなに確信持って言うわけ?本人の俺が言ってんのにさ!

宮本)でもこの風貌ですね。何でも出来るんですよ。

朝、起きて5時半頃になったらね、ボード担いで海へ行っちゃって。都会で綺麗な女性とかさ、可愛い娘に会うチャンスがメッチャ少なかったんです。モテた覚えがないんだから、しょうがない。

片平)若大将シリーズで監督さんと衝突したりしたということは?

脚本があんまり同じなんで、セリフまで同じなんで青大将の田中邦衛さんと
「これ、この間も言ったよな。なんとか変ようぜ」ってニ人で工夫して変えるんですよ。

片平)歌われるシーンもありましたよね。

歌はすごく多かったですね。

宮本)「エレキの若大将」のときの、澄ちゃんに作った歌を澄ちゃんがいきなり歌ってましたよね。

片平)確認してみてもよろしいですか?

用意するかね(笑)。

ほら、いきなりこんなとこ行っちゃってる。

片平)はははっははっは、可笑しい!

イスに座ってたでしょ!?テーブルがあったしょ!?こんな野っ原行っちゃったんですよ。一緒に歌うでしょ!?

片平)なんで歌ってるの!?

「宮本)眉間に皺が寄ってませんでした?

不機嫌になって歌ってるんです。
「違うだろ、俺が彼女のために作ったんだから俺だけ歌えばいいじゃん!?」って言っても
「いいんですよ。時間が経って、一緒に覚えたから」って。

メドレー 

「夜空の星」〜「お嫁においで」〜「ブラック・サンド・ビーチ」

 〜「君といつまでも」

「夜空の星」 「夜空の星」
「お嫁においで」 「お嫁においで」
「ブラック・サンド・ビーチ」 「ブラック・サンド・ビーチ」
「君といつまでも」 「君といつまでも」
「君といつまでも」 「君といつまでも」
片平)これは苦手、これだけは出来ないというものは?

スキー場大失敗してね、大損したでしょ。人間は登り坂あり、下り坂あり、マサカあり。

宮本)お好きなヨットに例えるならば、追い風のときには気をつけないといけない。

「逆風満帆」ってというのもあるんですよ。逆風のときはどうやって帆をしぼめるか、そういう判断が・・・。人間って苦しい思いをするのが大事だね。僕の場合は自分で蒔いた種だけども天から降ってきたようなこともあるわけですから、そういうのも絶対にめげないで、命があるんだったら、どうやれば乗り越えられるか、友達がいると助けてもらえるんだよね。

仲間を大切にする加山さん、去年デビュー50周年を迎え、親しいミュージシャンを集めて結成したのが「ザ・ヤンチャ−ズ」
いくつになっても青春してます。

片平)楽しそう!

宮本)50才以上にとっては、この歌詞の意味がヒシヒシとわかるんですよね。

そうですか。今、若者が「あの曲いいですね。元気づけられますよ」って、20才前後の若者が「僕等、加山雄三会というのを作りました。これから応援していきます。あの曲最高!」って、ファンレタ−が来るんですよ。年齢を越えてもこうやって一緒になって音が出せるわけだよね。団塊の世代の人達を元気づけようと思って応援歌を作ろうぜって話になったわけだよ。


宮本)エネルギーの源、それは母なる海からいただいているんじゃないかと思います

上手いこと言うねえ!大事な言葉には母が入ってるんですよね。毎日、海・・・。母って重要なんだよね。

「海 その愛」 「海 その愛」
「海 その愛」 「海 その愛」

11年10月20日新設