YOUドキッたいむ
(富山テレビ 1月31日) 
      
3月の富山でのコンサートの告知に、地元テレビに出演された加山さん、楽しいおしゃべりをレポートしました。お楽しみください。
「YOUドキッたいむ」は、月〜金の夕方4時29分から53分まで放送されている番組です。

今回は、伊藤アナ(男性)と加藤アナ(女性)が加山さんにインタビューしました。

加藤)さて、今日は素敵なゲストにお越しいただいております。
永遠の若大将、加山雄三さんです。どうぞ!

どうも、こんちは!

伊藤)初めまして!

加藤)どうぞ!

どうぞ!加藤さんからどうぞ!(レディーファースト)

加藤)すいません、ありがとうございます。光栄でございます。

伊藤)富山にいらっしゃるのは、久しぶりですか?

うん、久しぶりではあるけれども、もう、回数としては10回以上は来てるねえ!
コンサートで来たり、ここ経由でカナダの方へ行ったりとかね。

加藤)富山の印象ってどうですか?加山さんにとって。

米が旨いのが、大好きだね。富山のコシヒカリっていったら最高だからね。これ、お寿司に合うんですよ、ほんとに。

加藤)ちょっと目の前見ていただきたいんですが。

ビックリしたねえ!

加藤)ビックリされましたあ!?

ビックリしたですよ。

加藤)実はですね、富山テレビにも加山雄三さんの大ファンがおりまして。

局内の方の・・・。

加藤)私物なんです。

私物!?凄いですねえ!俺ひとつも持ってないよ、こんなの。

加藤)えぇ〜え!?そうなんですか!?ご本人なのに持ってないんですか?

ない、ない、ない!

(前に飾られていたレコードは
「加山雄三通り」「愛する時は今」「加山雄三のすべて 第二集」「ハワイの休日」「恋は紅いバラー加山雄三アルバム」「青春・愛その時」「太陽の恋」でした。)

伊藤)お写真でもお変わりないというか、凄く若々しいなと思うんですが・・・。

それは一番嬉しいけどさ、でもさどんどん、まあ使用前、使用後って言うか!?
(レコードのジャケットの顔と、ご自分の顔を指す加山さん)

ズラッと並んだレコードにビックリされてる加山さん。

まあ使用前、使用後って言うか。

加藤)この伊藤アナが大ファン!?なんですよ。

そんなに珍しそうに言わなくても!

加藤)あははは、そんな言い方でした?すいません。

なんか、こんな若い人がファンで何が悪い!?

加藤)ほんと、失礼しました。でもいかがですか、振り返ってみて50年というのは?

やっぱり長いねえ!半世紀だもんね。だって、たった一年の間だって、思い出っていっぱい出来てくるじゃない。それのデカイのがドンドンドンといろいろ来ると。沢山あるな、思い出もね。

伊藤)加山さんの経歴を拝見させていただきますと、25歳の時には映画をやってらっしゃるということですが、25歳のときは、どんな風に?
(現在、伊藤アナは25歳)

25歳の時は、そうねぇ、やっぱ船の事、一生懸命考えてたねえ。船が欲しくてしょうがなかった。

伊藤)船のために仕事してた?

そうです!非常に不順な動機でね、俳優になったんです。

加藤)だけど、俳優としてもどんどんスムーズにというか?

やっぱり努力したしね。それともう一つは、東宝という映画会社がもの凄く力を入れてくれて、最初の時なんて、宣伝費500万円使ったとかさ。

伊藤)当時のお金で500万円ですか?

当時の500万円っていったら、今の5,000万円ぐらいですよ。そういうの聞いたらね、「なんか申し訳ないなあ、すいませんね」って感じだね。

伊藤)プレッシャーとかは?

プレッシャーはあんまりないね、俺感じないほうだね。
それぽど、つらいことが多かったっていうことですよ、人生はね。

加藤)つらいことを経験したからこそ・・・。

そうよ!絶対にね、つらいこととか苦しいことをね、まあ、逃げないことだな。やっぱり面と向かって、受け止めるのさ。そうするとね、それだけの力は着くんだよな。だから、心にもし筋肉があるとしたら、その筋肉は鍛えたほうがいいよ。そういうことだな。

伊藤)このアルバムなんですけど、去年出ましたけど、「若大将50年!」という、ほんとに様々な歌手の方々とコラボレーションされてますけれども・・・。

そう、アルバム「若大将50年!」には、往年の名作の他、石原裕次郎さんや、美空ひばりさんのカヴァー曲、そして豪華メンバーが集った、「座・ロンリーハーツ親父バンド」が収録されています。

伊藤)このアルバムを引っさげて、富山では3月6日に、オーバードホールで・・・。

あります、コンサートありますよ!

伊藤)コンサートのコンセプトとは?

このアルバムの中からほとんど、やります。

加藤)えぇ〜え!?

二部では、ほとんどこれ全部やるわけ。

伊藤)二部構成で!?

一部は、オリジナルをバーッとメドレーで、エレキもんも、バラード風のやつやる、盛りだくさんでね、武道館のバージョンみたいのをね。ゲストは出ないけども、武道館で歌った時の映像と声は録って、持って来るのね、それで、生演奏と生の歌とで、映像とコラボレーションするっていうさ、まったく新しい感じだね。

伊藤)51年目がもう始まりましたね。

これからが新しいスタートです。いつもそう思ってんです。元気なんだよ、俺。

加藤)元気のミナモトは何なんでしょうか?

やっぱりさあ、人生の3”カン”王っていうのを教えてあげるけど。まずは、物事に関心を持つ。それを失ったら絶対ダメ、いくつになってもね。それから、感動する心を失ってはいけない。そして、感謝の心を失ってはいけない。
これをしっかりと守ったりすると、いつまでも元気だね。あとはまあ、健康管理だわな。俺も大喰らいでさ、大酒飲みだったんだよ。たばこは21年前にやめたよ、酒はもう7年も前にやめた。まったく一滴も飲まなくなった。そうしたら、やたら快調だよね。

加藤)さて、加山さんにお願いがあるんですけど・・・。

はい、なんですか?

加藤)やっぱり、生歌は?・・・。

ダメですね。楽器がないですからね。で、(あのセリフを)言ってもらいたいんでしょ?

加藤)そうなんです。

伊藤)通じあってますね。

加藤)もう通じあってしまいました、私達!

だって、台本に書いてある。貴女、ご主人は?ご主人に言ってもらったら?

加藤)主人に言ってもらえない分、言ってもらいたいんですよ。

ご主人に言ってもらえないの?

加藤)はい。ぜひ、有名なあのセリフを・・・。テレビの前の皆さんに・・・。

幸せだなあ!瞳が大きいねえ、君ねえ。
僕は、君と居るときが一番幸せなんだ。
僕は死ぬまで君を離さないぞ、いいだろ?
なあんちゃって!まあ、結構照れくさいんだ、これでも。

加藤)奥様には言われるんですか?

しょっちゅう言ってるよ。

加藤)しょっちゅう言われてるんですか?

言ってる、もっと・・・、「愛してる」って必ず言うから。

伊藤)アルバムの中に「ハーモニー」という新曲が、現代版の「君といつまでも」ということで、そのセリフもまたいいんですよ。

「YOUドキッたいむ」をご覧の皆さん、3月の6日にですね、オーバードホールでもって、僕はコンサートをやります。待ってますよぉ〜!
皆さんにパワーを与えますから。
幸せになりましょう!

         終わり

11年02月03日新設