今年の飛鳥U若大将クルーズのコンサートは、今までのとはちょっと違った熱いものを私は感じました。
ハイパーランチャーズをバックに約1時間の演奏。前半はTHE King ALL STARSを思い起こすロック調の曲が続き、アレンジも普段のハイパーと違うように聴こえました。
最近の加山さんはロックに力を入れているので、私は密かにそれを期待していました。Sweetest of All, Crazy Driving, Black Sand Beachと、私の期待を裏切らない力強い演奏でした。加山さんもお元気で、とても喜寿を迎えた年齢には見えない生き生きとした表情で、声にも張りがあり、会場に居たエイジレスメンバーはノリノリでした!
翌朝、下船前の最後のコーヒーを飲みにカフェに行ったとき、偶然ハイパーのメンバー4人と遭遇しました。私は挨拶を兼ねて「昨夜のライブは素敵でしたね!」とちょっと興奮気味に話しかけました。するとメンバーの方から「音はどうだった?」と訊かれました。私は一瞬どんな意味なのか分からず「よく聴こえました。でも、いつもとアレンジが違ってTHE King ALL STARSみたいな演奏でしたね」と答えると「よく分かったね」と言われました。Crazy Drivingのアレンジを変えたそうです。
このことについては、後日行われたCoconuts Club Men’s(島さんのバンド)のライブのMCで、上原さんと島さんが話してくれました。
曲のアレンジ変更は、メンバーが飛鳥に乗船した直後にマネージャーを通じて連絡があったそうです。(私の推測ですが、多分、加山さんの意向でしょう)
それを聞いてからはクルーズを楽しむどころではなく、譜面と格闘してずっと練習していたと。私が飛鳥クルーズを満喫していたころ、ハイパーの方々はコンサートに備え、猛練習をされていたようです。お蔭でとても素晴らしいコンサートを楽しませていただきました。
来年のクルーズも、ハイパーランチャーズをバックに、ロックをガンガン歌う加山さんに期待してます。 |