宮本)最後にエコシップの話を。
もう最後なの?
宮本)あと5分です。(え〜え!!)
実はこの会場に入れなかった人が居らっしゃるんです。この後サイン会があります。
日本では、お箸をこうやって二本横に置いているじゃないですか?中国も韓国も縦に置く。
なぜ日本は横に置くか知ってますか?。
宮本)それは武士から来てますか?・・・わかりません。
それが一番素直でいい。
昔の日本人は食べるもの、それは神様から与えられたものであり、命であり。こっちは人間。
神聖なものと俗世界のもの。間に置いたものが箸なんです。
いただきますとやった時に、初めてむこうとこっちが結ばれて、いただきますと。
5分経っちゃったよ。
宮本)大丈夫、大丈夫。
そういう雑学的なことっていうのは非常に面白いなと思うんだよね。覚えることが自慢じゃなくて、足しになっていくという考え方。どんどん増やしていく。
勤倹、貯蓄、報恩、修身、斉家、外柔、内剛という黄金律というのを知ってます?勤勉でなきゃあいけない、お金もそうだけど知識を貯蓄する、恩に報いる、斉家、家をちゃんとしなさいよ、修身、自分の身をしっかりなさい、外柔というのは外に対して優しく、内剛、自分に対して厳しく。黄金率ゴールデンルールということなんです。
覚えておくとその通りには行かなくても、知識と言うのはあった方が融通が利く。
情報量が多いから覚えられないとかそうじゃなくて新しい情報を取り入れた方が新しいことを生むきっかけになる。全部に繋がってくる 料理も味覚で覚えたほうがいいよと。
全部測ってやっていると、その日の気分でつまんない味になってしまう。
宮本)ゆうゆう料理は目分量ですね。
で、ものすごいスピードで俺やるわけ。カメラのことなんか何にも考えない。カメラさんが
「すいません、早すぎるんですけど」って。だけどよ、料理ってパッパッパってやらなきゃだめなんだよ。言いたいこと言ったら、そのまんま放送されてた。
おにぎりのことだってそうだよ。棚田ってとこ行って、そこの握り飯がすごく旨くて俺全部食いたいんだけど映すのは1個だけな。それなのに全部映してるんだ。
2個目って矢印までついてる。あとで観て裏切られたって。
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