２月22日からの５日間、毎日５分弱のインタビューが流されました。
その内容を、録音も交えてレポートします。今回は第３日です。

下からどうぞ。

ＭＣ　　柿花　正　

柿花）今週のゲストは、日本音楽界のレジェンド、加山雄三さんです。

レジェンドって言っちゃったりして。

柿花）日本の若者に定着しているフェスに加山さんが出ていく時の若者たちの反応と
　　　いうのはどうだったんですか？

こっちが「お世話になりますよ〜」っていう気持ちで入ってって、「仲間に入れてく
れや〜」っていう気持ちでね。出させてもらってありがたいという気持ちで行って
ますからね、１回１回。

柿花）そういうお気持ちなんですか？

ﾌｼﾞﾛｯｸのTHE　King　ALL　STARS

何も知らない人だって居るんだから。
「何、あれ？」みたいな感じで。だけど
フジロックは嬉しかったなあ。オレンジ
コートだから5000人でいっぱいになるん
だけど。2500人だったらどうしようか
なって思ったけど、たった二人でも俺は
やるぜ〜みたいな気持ちでね。
行ったら札止めになっちゃたんですよ。

柿花）あそこは入れるだけ入れるわけで。それで札止めですからよっぽどですよ。

あそこの場所としては中々無いことですよ。それだけじゃなくて、そのあとにランキ
ングが出るんですよ。日本の130アーティストが出てるんですけど。
THE　King　ALL　STARS　何位だと思いますか？って言われたから、
「130だろ？100位以内には入ってるんだろうな」
「トップですよ」絶句したですよ。
「トップ？130の中で一番良いって言われてるわけ？」頭がすげえお湯が沸いたみたい
で、こんな嬉しかったことないね。

柿花）加山さんの長い芸能生活の中でも、こんな嬉しかったことない？

やってる曲は全部ロック系だからね。古いのも新しいのもいろいろ入れて。
共通の心というのはノリノリということだなと。若者っていうのは。

柿花）今はＴＶも若い子が観る番組は、若い子しか観ないとかそういうものが多い
　　　気がするんですよ。世代で別れているような。
　　　そんな中で加山さんが入っていってみんなが楽しむということが可能だって
　　　　　いうことを示したわけですからね。

まあ全部が全部そうとは限らないとは思うけど、その範囲内ではみんな喜んでノッて
くれてるということと私自身もノセてもらってるつうかね、それは嬉しいと思うな。

柿花）今年はこんなことしてやろうということはあるんですか？

ありますよ、新曲を持っていこうと思ってるし、歌わせてもらおうという気持ちが
あって付いてくる奴は付いてこい！

柿花）むしろ付いてこれるかお前ら、ぐらいな感じですか？

そうですね、わかってもらいたいという気持ちも、もちろんあるけどね。

柿花）明日もいろいろお話伺います。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

２０１６年０４月２１日新設