グッドモーニング
 (テレビ朝日 9月21日)

「グッドモーニング」では、午前5時台、6時台、そして7時台と
 3回放送されましたが、7時台が一番長く放送されましたので

 リポートしました。
 ナレーションのみの報道で、特にコメンテーターのコメントは
 ありませんでした。所属事務所からのコメントが、一部分の紹介
 だったのが残念に思いました。

新井)加山雄三さんにゴーストライター疑惑が報じられました。

 

ナレ男)作詞家・弾厚作として数々のヒット曲を手掛けた加山雄三さんに驚きの報道。

    それは、ゴーストライター疑惑。

    きょう発売の週刊文春によると加山さんの初期の代表作11曲と去年発表した1曲
    合わせて12曲の英語の歌詞に関してゴーストライターが居るというのです

ナレ女)66年から68年にかけて加山さんが発表した曲の英詩の一部を加山さんに代わって
    手がけていたのが実はルノーさんなんです。

ナレ男)ゴーストライターとされるルノーさんとは。加山さんと絶縁状態にある妹の元夫で
    現在アメリカに住む作詞家のマイケル・ルノーさんのことです。

    加山さんとは50年以上の付き合いで、ルノーさんと妹が離婚した後も二人の交流は
    続いていたといいます。週刊文春によると、ルノーさんがゴーストライターと発覚
    したきっかけは今年5月、ルノーさんの代理人が加山さんの楽曲管理会社などに
    送った通告書でした。

ナレ女)そこには加山氏が60年代に発表した11曲
    などについて英語作詞を担当したルノーに
    当時の業界の標準に沿った報酬を支払うよう
    に書かれていました

ナレ男)映画ハワイの若大将で加山さんが歌ったこの
    曲は作詞が加山さんのペンネームである
    弾厚作と表記されていますが、ルノーさんは、
    自分が書いたと主張しています。さらに去年

      7月、加山さんを中心としたバンドが発表
    した曲、I Simple Sayについてもルノー
    さんが作詞したと報じられています。

ナレ女)ルノー氏は60年代に作った11曲に対して約束された報酬すら得ていないことを挙げ、
    難色を示したそうですが、昔の分と今回の分を合わせて必ず支払うと押し切られ作詞に
    同意したのです。

ナレ男)しかしルノーさんが詩を提供した後も報酬が支払われることはなかったそうです。
    そして去年10月ルノーさんの留守番電話に加山さんからあるメッセージが残されたと
    いいます。

    僕は長年にわたり作曲家、作詞家として暮らしているんだ。僕のギャラは普通の人の
    5倍だ。僕の名前と君の名前では値打ちが違うからね。お金を送るように努力するよ。
    だから君はこれまでと同じように僕のゴーストライターでいてくれないといけないんだ。。

 

ナレ男)そして番組では、この疑惑について加山さん
    本人に話を聞くため自宅を訪ねました。

記者)加山雄三さんの自宅前です。現在、加山さんは
   外出しており不在とのことです。

ナレ男)その後3時間、家の前で待ちましたが加山
    さんが家に戻ることはありませんでした。

    そんな中、番組に加山さんからコメントが
    届きました。

ナレ男)私自身が書いたんです。ルノー氏に英語の表現として正しいか?聞いたわけです。
    それで”ここはこの方がいいよ”とか修正してもらう立場。だから彼がゴースト
    ライターなんて言葉はどこから出たんですかねと。

    さらに去年発売したI Simple Say については。

    あの曲だけはね、マイケルが詩を送ってきたんです。それだけでは足りないので僕が
    英語で足しています。つまり僕の作詞です。

    と、疑惑を全面否定しました。

    所属事務所によるとI Simple Sayの作詞については現在著作権を管理するJASRACに
    共同著作の申請をしているということです。

    加山さんは今週土曜日、ライブイベントに出演しますが本人が何を語るのか、注目
    されます。

 

終わり

 

期間限定で動画でご紹介します。

下からどうぞ!
(動画配信終了しました)

2015年10月01日新設