加山雄三の今、仕事編その2 

大田アナ)CDリリースでは、今話題になってるアルバムが2枚ありまして、3月8日リリース
     の「加山雄三の新世界」、もうすでにこの番組でも何曲かお届けしてますけど。もう
     1枚も話題になっておりまして。4月12日リリースの「RESPECT KAYAMA YUZO」。
     これは日本が誇る素晴らしいアーティストたちが加山雄三さんの名曲をカバーして
     いるアルバムですけれども、ここでタップリとお届けしちと思うんですが。まずは
     3月8日リリースの「加山雄三の新世界」、他にどんな曲が入っているのか一挙に
     行きましょう。

メドレーで「お嫁においで2015」〜「蒼い星くず」〜「夜空の星」〜「ブラックサンドビーチ」
〜「旅人よ」〜「夕陽は赤く」〜「海 その愛」〜「君といつまでも」

大田アナ)3月8日リリースされた「加山雄三の新世界」、加山雄三さんの曲を若手のラッパー、
     アーティストたちがリミックス、リビルドしたアルバムの曲を一挙にお届けしました。
     素晴らしいラインナップです。

ラインナップだけだってものすごいね!水曜日のカンパネラの「海 その愛」をね、最初に聴いた
時に。アカペラで歌いだすじゃない?いきなり。それだけで海、っていう感じがするんだよね。
海に居る時に、エレキを弾いたり、ピアノとか、そういうの無いでしょ?そういう感じをいきなり
出して。かんがえてるねえ!やっぱ、いいです!

大田アナ)それぞれのアーティストが、それぞれの嗜好を凝らして、それぞれの熱量でものすごく
     エネルギーを使って収録したんでしょうね。

嬉しいですよねえ!ほんとに!こんな最高のもの無いよね。気持ちがね、嬉しい!

大田アナ)さっき加山さんのお話しにもありましたけてども。まさに加山雄三の曲と歌声と
     メロディーが国民共有の財産というか、真の意味でのスタンダードなったという表れの
     アルバムですよね。

こっちからは何も言わない。一言も言わない。好きなようにやってくれと。それが言えるのは、
彼らがトップアーティストであるということ。音楽的な感性とか、今までやってきた音楽の内容
とかさ。そういうものを考えた時にね、余計なことは絶対言わない方がいい、彼らが好きなように
やってもらった方がいいと思ったら、案の定その通りになった。ぜひ聴いていただきたいですよ。

大田アナ)聴き応えのあるアルバムです。

ねっ!

大田アナ)ここまでになるって想像してました?

いや、してない!こんなに良くなるとは思わなかったね。もしかして俺のメロディーがいいの
かなと。はっははっははっは。素材が良くなきゃこうなんないべ?みたいな。ちょっと自慢気に
言っちゃったりして。

大田アナ)もう1枚のアルバム、4月12日リリースされたばかりの「RESPECT KAYAMA YUZO」
     です。これは日本が誇るトップアーティストが加山雄三さんの名曲をカバーしている
     アルバムですけれども。声を聴いたら誰が歌っているか、すべてわかる方ばかり
     なんで、まずは何も言わずに一挙にお届けしましょうか。

メドレー「夜空の星」〜「君といつまでも」〜「ブラックサンドビーチ」〜「夕陽は赤く」
〜「お嫁においで」〜「夜空を仰いで」〜「旅人よ」〜「湘南引き潮」〜「君のために」
〜「海 その愛」〜「恋は紅いバラ」

大田アナ)答え合わせしましょうか?

そうだね、わかる人とわからない人と居ると思うんだよねえ。

大田アナ)「夜空の星」が忌野清志郎さん、「君といつまでも」が高橋真梨子さん、「ブラック
     サンドビーチ」がベンチャーズ、「夕陽は赤く」南佳孝さん、「お嫁においで」
     福山雅治さん「夜空を仰いで」憂歌団、「旅人よ」井上陽水さん、「湘南引き潮」
     森山良子さん、「君のために」チューブ、「海 その愛」徳永英明さん、そして
     「恋は紅いバラ」竹中直人さん。

すごいよねえ!ほんとに俺はビックリした。よくやってくれたなあ、みんな、なあってね。

大田アナ)ここまでのクオリティーを表現してくれたということは、これから先も幾世代も、
     ず〜っと日本のトップアーティストが、おそらく加山雄三さんの曲をカバーし続ける

        ということの証明ですね。

証明になってもらいたいと思うね。生みの親としてはさ、子どもがね、立派にどんどん育って、
ず〜っと行ってもらいたいなと思うじゃん。そういう気持ちでね。音楽は時代を超えるとか、
年を超えるとか、年代超えたり国境超えたりすることある。その可能性をどこまでも追って
いきたいと思いますね。有難いよ。

大田アナ)いろんな形があるんだなというのがよ〜くわかりますね。

ここまでを期間限定で音源を掲載いたします。(配信終了しました)

 

2017年07月06日新設