「RESPECT KAYAMAYUZO」 

小堀)「蒼い星くず」もほんとにいい曲ですけど、若い子がこうやっていうのはいいですね。

ラップになると今の時代の曲かなって思ったりもしないでもないと思うんですね。曲も、ちゃんと
したものを残していきたいと思ったらそうなっていく。嬉しいですよね。

小堀)いい曲って、なるほどって思って。「夜空の星」がピアノで弾かれてって聞いたこと
   ありますけど。

バイエルの練習曲のつもりで作ったのが、まさかロック系の曲になるとは夢にも思わない。
寺内タケシ君がブルージーンズでやってアレンジしてくれたんだけど。

小堀)「エレキの若大将」、映画館で何回も見ました。映画館で拍手が起きましたから、歌う場面で。

あれでエレキというものが、エレキを弾くと不良になるというのが解禁になったということを
聞いたことがありました。

小堀)3月は「加山雄三の新世界」がすごいなあと思ったら、今度は誕生日の次の日に
   「RESPECT KAYAMAYUZO」。

トリビュートアルバムですね。

小堀)これがまた、新旧いろんなミュージシャンが。

忌野清志郎君も入れてたんですね。「夜空の星」ですよ。

小堀)かなり原曲に忠実に。

それから「君といつまでも」が高橋真梨子さんなんです。
それから「ブラック・サンド・ビーチ」をベンチャーズがカバーしてたんですね。

小堀)もう大好きですね。

「お嫁においで」を福山雅治君がね。

小堀)これ!?

上手いでしょ!?彼。

小堀)加山さんのバージョンはハワイアンの匂いですが、福山さんはカントリーのアレンジで。

それが非常に新鮮に聴こえる。

小堀)滅茶苦茶、合いますね。

合う。

小堀)いかにも好きで気持ちよさそうに歌ってる感じですね。福山さんの場合は、いま録った?

割と新しいですね。あと憂歌団。彼らは昔、「君といつまでもを」入れてるんですよ。そして
井上陽水君が「旅人よ」でしょ。

小堀)僕ね、ビックリしました。陽水さんはベタ〜っと。

滅茶苦茶いいんだよね。

「旅人よ」(井上陽水)

新鮮に聴こえるし。「加山雄三ショー」で彼に出てもらったら、彼、照れ屋さんだからスタジオで
二人でトークしませんかってなっちゃった。そしたら話が弾み過ぎちゃって2週に分けた。
そういう思い出がありますよ。

小堀)何曲もやったんですか?

やりましたよ、ギタ−で。

「湘南引き潮」の森山良子さんはだいぶ前に。

小堀)「60 CANDLES」に入ってる。

20年前ですよ。あれは3回目の成人式ですよ。4回目になって、またやってる。

小堀)良子さんのは、しっとりとして。

竹中直人君が「恋は紅いバラ」をやってくれた。真面目にやってくれてるんだよね。
「60CANDLES」の時は「美しいヴィーナス」をね、やったじゃないですか。若大将で歌い出して、
終わりには青大将になっちゃって。

小堀)この「恋は紅いバラ」はキチっと?

結構真面目にやってるんです。「60CANDOLES」で一番最初に会った時に、これ見てくださいって、
写真持ってきた。自分の部屋に俺のアルバムを広げて。すっごい嬉しかった。それが今じゃ
大俳優になってるじゃないですか。みんな大物になっていくというのが嬉しいですよね。

小堀)そうやって加山さんと関わった人はみんな運を引きこんで。
   それじゃあ「RESPECT KAYAMAYUZO」の中からも1曲聴きたいですねえ。

やっぱり福山雅治君のね「お嫁においで」を聴いていただきたいと思います。
それでいいですかね。福山雅治君で「お嫁においで」。

「お嫁においで」(福山雅治)

ここまでを期間限定で音源を掲載いたします。(配信終了しました)

 

2017年09月14日新設