MUSIC ISLAND BREESE Saturday edition 
 (FMCOCOLO 4月29日12:00〜13:00)

 4月29日に放送された「MUSIC ISLAND BREESE Saturday editoin」で加山さんが
 お話された内容を紹介します。

 MCの大沢かれんさんと

加山さんは、今週のゲストとして12時20分頃から約22分間登場されました。

○「お嫁においで」(オリジナル)

大沢)お贈りしたのは加山雄三「お嫁においで」でした。この時間はその加山雄三さんをゲストに
   お迎えしたいと思います。こんにちは〜。

こんにちは。よろしくお願いします。

大沢)何よりもまず最初に、先日4月11日にお誕生日を迎えられました加山雄三さん。80歳で
   ございます、おめでとうございま〜す。

おかげさまで無事に80歳を迎えることが出来ました。まあ4回目の成人式と言うことで。

大沢)80歳とは思えないお肌の艶が・・・。

お世辞でも、そう言ってもらえると嬉しいですけども。自分でも何となく80ってどうなんだろう
とか思ってたけど、初めての80歳だから。無事に健康で超えられたということは感謝ですよねえ。

大沢)ですよねえ、しかも温かい仲間にお祝いをしてもらっての80歳だったんですよね?

そうなんですよ。家族6人だけで飯を食うかって話になってたのね。当日までそう思い込んでた。
みんなすごい作戦を組んでてね。何処行くんだよ?って言ってたらライブハウスになっちゃって
ね。ライブハウスで飯食うのかよ!?うるさくねえか?って言ってた。だんだん近づいてったら
やってた音楽が俺のエレキの曲で、どうして?ってなって。ものすごい人たちが集まってくれてね。
祝ってくれました!

大沢)桑田佳祐さん!

そう。知ってるんだ!?

大沢)もうニュースにいっぱい出てますよ。エピソードがすべて。

出ちゃった?原坊も一緒に来てくれたしね。山下達郎君ご夫妻でしょう。凄い嬉しかったですよ〜。

大沢)皆さんは曲を演奏されてお祝いされたんですか?

彼らがそれぞれ歌うわけ、もう感動もんでしたね。ものすごい元気をもらっちゃったりして。幸せ
でしたよ。

大沢)お誕生日当日も非常に盛大だったんですが、そのあと4月・・・。

21日ですね、ライブでしょう?東京フォーラムでやりましたよ。たった一人で5000人集めること
出来るのかな?って、スタッフに言ったんですけどね。SS席は即完でしたね。そのあとすぐに
全部売れちゃって、ずっと永いこと一緒にね、青春時時代から過ごしてくれた人たちが、「若大将も
80か?80になったらどないなるんだろう?って。みんな観たかったんだろうなって。

大沢)お客さんもいろんな層の方がいらっしゃったんですよね?

若い人がいたんでビックリしたですね。年齢層の幅が広くなってきたなと、つくづく最近思いますね。

大沢)加山さん自身がいろんな世代のアーティストと・・・。

そうです!いろんな人とロックをやったりしてるじゃないですか、最近。そうするとそういう若い
人たちのファンの人たちが、加山雄三っておもしれえじゃんとか、ちゃんとギター弾いてらあ!?
とかね。いろんなこと言いながらついてきてくれてるという感じですね。すごく嬉しいですよ。

大沢)そんな若いアーティストが加山さんとコラボレーションしておりますけれども、3月に
   リミックスアルバムがリリースされまして。
   「加山雄三の新世界」という加山さんの曲がガラっと・・・。

もう、今をときめく代表的なアーティストたちが参加してくれたんだけどね。こちらからは何も
言わない。俺の曲をどう、蹴っ飛ばしてもあれしても何でも良いから好きなようにやってくれって。
言ったのが良かったと思うんだよな。リミックスアルバム、最高でしたね。

大沢)聴いてみて、いかがでした?

こんなに上手く出来るもんなんだってね。だってね、ももクロちゃんたちがラップやったんです
よね。それと「水曜日のカンパネラ」のコムアイさんね、「海 その愛」をやってくれたでしょう。
それからPUNPEE君が「お嫁においで」とかね。

大沢)ガラっと雰囲気が変わって。新しい曲のような感覚で楽しめましたね。

そう、だから若い人にしてみれば、どっかで聴いたメロディーが入ってるなあぐらいの感じ!?
おじいちゃん、おばあちゃんが聴いてたのが、今風のラップが乗っかってすごく面白い結果が出た
なと。感動してますよ、僕は。

大沢)これでまた、若い世代の方々が加山さんの曲に触れるというのは嬉しいことですよね。
   そしてまた、ガラっと雰囲気が変わったのが「RESPECT KAYAMA YUZO」というトリビュート
   アルバムが80周年記念で。

そうですね、還暦の時だから、今から20年前だ。1回、日本で初めてなんですよ、あれ。
トリビュートアルバムっていうのはね。30アーティストに出してもらって。今回、また新たに
加わった人たちがいて、これもなんか嬉しいね。

大沢)11曲、11アーティストがいろんな曲を。面白いですね。それぞれ加山さんの曲なんですけど
   それぞれのアーティストの曲に聴こえてくるというアレンジがやっぱり個性が出てますね。

みんな、歌上手いね。魅力あるね、とっても。嬉しいです。

大沢)こちらが4月12日に発売されたばかりですので、これからの季節、海辺で聴いていただいても
   気持ち良いナンバーばかりかなと思いま〜す。

ぜひ、ですよ。

大沢)私は特に海辺で聴きたいな、気持ち良いなと思ったのが、徳永さんのこの曲を皆さんに聴いて
   いただいてよろしいでしょうか?

良いですね。

大沢)じゃ、せっかくですから加山雄三さんから曲を紹介していただいて良いですか?

加山雄三が作りました。「海 その愛」を徳永君が歌います。よろしく。

○「海 その愛」(徳永英明)

大沢)4月12日にリリースされました加山雄三さんのトリビュートアルバム「RESPECT KAYAMA 
   YUZO」から徳永英明、「海 その愛」お届けいたしました。

ここまでを期間限定で音源を掲載いたします。(掲載終了しました)

 

大沢)加山さんというとやっぱり海のイメージがありまして。これからまた気持ち良いシーズンに
   なっていきますけれども、いつもどんな風に過ごされているんですか、海とは?

海とは。しょっちゅう行きたいと思っても中々ね・・・。

大沢)お忙しいですね。

時間が難しいんだなあ。俺が三つ子だったら良いなっていつも思ってるんだ。お前、きょう仕事
やってろ、俺、遊んでるから。お前、曲作ってろ、ってね。前にもそう思ってたことあって、また
今忙しくなって。でも、有難いことだなと。後期高齢者を通り越しちゃって、終期高齢者だと
思って。それが仕事が現役であるということが感謝ですね。でも、それには健康管理をきちっと
しなきゃいけない。

大沢)その健康管理をちょっと聞いてみたいんですけど、朝からステーキを召し上がるって?

それは、お肉を頂けた時ね。高いから、毎日食べるわけにはいかない。でもね、お肉が好きだって
言うと、お肉をプレゼントしてくれる人がいる。それを頂くと1週間でも10日でも食べられる
くらいある。朝、肉系ですね。

大沢)召し上がると元気になりますか?

瞬発力があるからね。

大沢)じゃ、コンサートの前とかは、やっぱり肉食が多い?

そうですね、だいたい400gぐらですかね。

大沢)えっ〜え!400g!すごいですね。

400gっていうのは、そうでもないですよ。肉の種類によるんですよ。サーロイン、日本のお肉400gを
食べるのはちょっと大変。ところがアメリカの肉はね400gぐらい食べられちゃう。脂身が少ない。
赤身が多い。エネルギーのもと。動物性たんぱくだけじゃなくて、豆腐とか豆類とかね。食生活
というか、わかっててバラエティーに富んだ食べ方をするのが、ものすごく重要だと思う。それから
夜に行くにしたがって少な目にする。これが難しいんだ。

大沢)難しいですね。

コンサート終わってね、10時頃なって、めっちゃくちゃ腹減るのよ。そういう時にね、スープだけで
我慢して寝る。それがきつかった〜。なるべくそうしてるんだけど。どうしようもない時は、さば
寿司食っちゃったとか・・・。はっはっはっは。

大沢)たまには、ありますよね。

でも、そうやって夜中に食べるとね、朝、腹減って起きるのよね。

大沢)あっ、食べたほうが、そうなんですよ。あれ、なんでですか?

それはね、多分胃袋がそうだからじゃなくてね、脳がそういう風になっちゃって、食べたいなって
思って目が覚める。どうも、そうらしいんですよね。だから朝っぱらから飯をたんまり・・・。

大沢)それはそれで、また元気で良いことですよね。

余り負担かけるのもいけないからね。ほどほどにというか・・・。

大沢)あと、運動は、いかがですか?

運動はストレッチと筋トレをちょっとだけです。思い出したように。トレーニングの機械を買ったら
眺めてるだけっていう方ですから。

大沢)良くあるパターンですね。

その代わり、何もしないと頭いたくなったりするんで、突然家の中で走りまわったり暴れまわったり
するというか、ひとりでですよ、もちろん。そうすると頭痛が止まる。

大沢)動かないと頭が痛くなるんですかね?

身体がそういう身体になってるのかな。海だったら、ドボーンっと飛び込んで船の周り3周ぐらい
泳ぐとスッキリしますね。

大沢)身体が敏感に反応してるということなんでしょうね。

身体すべてに敏感であった方が良いと思いますね。ちょっとでも、どっか変だったら、なんで
だろう?って思って。例えばね、お腹から腰の辺りがすごい痛くなってなんでこんなに痛いん
だろうって。良く考えたら、個展のために絵、描いてる。60何点描いてる。そりゃあねえ、背中の
筋肉が痛くなりますよ。それに気がつかないっていうのは馬鹿だなと思うけど、あとで気が付いて
マッサージチェアに乗っかって。

大沢)それだけ集中していたということなんでしょうけど。それも元気な証拠だと思いますけど。
   やっぱり身体の声に耳を傾けてあげるというのも良いですよね。

それはとっても重要なことだと思いますね。

大沢)じゃ、今度の6月の「ゴー!ゴー!若大将フェスティバル」も、お肉を食べて、しっかり
   整えて・・・。

これはもう、みんなロック系だから大変だ!17日は僕も「THE King ALL STARS」でやります。

大沢)6月17日の土曜日が、「奥田民生with THE King All STARS」、あとは「水曜日のカン
   パネラ」と「ももいろクローバーZ」、「氣志團」も発表されているんですよね。
   そして6月18日、日曜日が、加山雄三さん、さだまさしさん、ひめ風そして八代亜紀さん、
   and moreとなっております。and moreということは?

えっ。シークレットゲストです。

大沢)当日のお楽しみになるんですかね?

そうですよ、もちろん。

大沢)これだけでも豪華なんですけども。シークレットゲスト、どんな方が登場するのか。なんと
   なく予測がつくんでしょうか、まったく予測がつるかないシークレットゲスト?

まったく予測がつかないと思いますね。

大沢)最近の加山さんは誰を持ってくるのか?というのも一つの楽しみでもあります。

それでこそ、楽しみだと思うんですけど。

大沢)これだけいろんなジャンル、角度から攻めてこられてるので、あと何が残っているのか?

いやいや、長生きしてるといろんなこと、あるんだなと。年輪というかな、いろんな方と出会う
じゃないですか。その中で共通の趣味とかね、考え方とかね。そういうのが合うと、LINEの
やりとりをするとか。そうするとだいたいその人の考えていることやなんか、とっても良いところが
あるなあと思うと、お互いに褒め合うとかね。新しい発見がこんな歳になってもあるんだ!80年間
生きてきて初めてだいうことが、まだあるんですよ。不思議なもんで、生きてるっていうことは。
思い切って何かやれる時にはやるとかね、そういう生き方も大切だと思うんだけど。

大沢)いや、ありがとうございます。歳を重ねるのが、どんどん楽しみですね。加山さんからも
   パワーいっぱい頂いて。皆さんぜひ6月17日、18日は「ゴー!ゴー!若大将フェスティバル」
   にお出かけください。(告知 省略)
   さあ、そろそろお別れの時間が来てしまったんですけど、加山さん、ぜひ最後に番組を聴いて
   いるリスナーの皆さんにメッセージをお願いいたします。

もうお別れですか。アッという間ですね。見に来ていただければ一番良くわかると思うんですね。
いろんな人たちが音楽を通してコラボレーションするっていうこと。それを聴くみなさんとの
一体化。それって音楽の素晴らしさだよね。年代を越える、時代を超える。そういうものを感じて
いただくと。音楽を、僕はね、生涯の親友としてきて良かったなあとつくづく思うんです。その
感覚を皆さんも思ってもらえたらなと思うんで。ぜひ!来ていただきたいと思います。よろしく
お願いします。

大沢)ありがとうございます。いくつになっても、感動ですね。

そうです!

大沢)感動を与えてくれるイベントになると思います。私も出会えて幸せです。
     ありがとうございます。

ありがとうございました。

大沢)きょうのゲスト、加山雄三さんでした!ありがとうございました。

ごきげんよう。

ここまでを期間限定で音源を掲載いたします。(掲載終了しました)

 

2017年06月15日新設