星野源のオールナイトニッポン
 (ニッポン放送 4月28日 25:00〜27:00)

 4月28日に放送された「星野源のオールナイトニッポン」で加山さんの誕生日
 サプライズパーティーについてお話された内容を紹介します。

さて、もう1個だけ言いたいことがあるんです。うっふっふふ。
tさん、東京都、4月11日の加山雄三さんのお誕生日会に参加されたという
記事を読みました。いろんな方々が参加されてのサプライズパーティー
だったそうですね。そうなんです。そのお話をちょっとしたいんですよ。
続いて、大阪府ユーさん。震えるほど感動したというお話は加山雄三さんの
お誕生日会のことだったのですね。そうですね。4月11日にこのラジオの
放送があって。その断片をちょっと、なにも言わずにすごいことが今日
あったんですよ!みたいな話をしたんですが。桑田佳祐さん・原由子さん
夫妻に山下達郎さん・竹内まりやさん夫妻が参加だなんて豪華すぎます。
「真夏の果実」を聞いて身悶えしていた源さんですから、桑田佳祐さんに
お会いできてとてもうれしかったでしょうね。友近さんも参加、違います!
友近さんは参加してないです(笑)。うっふっふふ。水谷(千重子)さん
です(笑)。参加されたとのこと。とても楽しそうな会ですね。

ありがとうございます。ええと、そうなんです。加山雄三さんの80才のお誕生日。
その当日にですね、お誕生日会がありまして。実は、参加してきたんです。で、
このお話、桑田さんもラジオでお話されたそうなので、もうお話してもいいかな?
っていうことで、お話させていただきますが。

ある日ですね、いつだったかなあ……1ヶ月前ぐらい? もうちょっと前でしたかね?
2月中だったかな?結構前だったね。桑田佳祐さんの方からですね、この日、1曲
歌ってくれないか?というお話をいただきまして。なんですって!?と(笑)。で、
しかもお話を聞けば聞くほどすごいっていう(笑)。で、このお誕生日会は桑田
佳祐さん、原由子さん、そして山下達郎さん、竹内まりやさんが発起人となって。
で、ブルーノート東京を貸し切り。で、誰も入れず、メディアも何もなく。で、
加山雄三さんのご家族。息子さんたちとか。で、あとは桑田さんのスタッフの人、
数人とか。本当に本当に身内レベル。で、本当に仲良くしている方々とか。その
ぐらいのレベルの、本当に表には全く出ないような人たちだけのお誕生日会なん
ですが、ただのパーティーではなくライブステージがあったんです。で、その中で
桑田さんのいつものバンドメンバーのみなさんが箱バンとしていまして。その中で
桑田さんが歌ったり、達郎さんが歌ったり、原由子さんが歌ったり、竹内まりや
さんが歌ったり。で、桑田さんと原由子さんがデュエットしたり、そういうのが、
あるんです。で、その中で僕も1曲歌わせていただいて。それが「お嫁においで」
だったんです。で、それは僕は1人で歌って。

そもそも、そのお誕生日会ライブ自体がサプライズで。加山さんが来たら、もう
みんなが待ち構えているという状態で。で、バンドのみなさんのインスト曲が
あったりとか。その中で僕も1曲歌わせていただいて。で、桑田さんたちがたくさん
歌ったり。で、僕、桑田さんとは……僕は役者の方は大人計画っていう事務所で。
音楽の方はアミューズっていう事務所で。で、桑田さんもアミューズという事務所の

大大大先輩なんですけども。ええと、サザンオールスターズの「天国オン・ザ
・ビーチ」というミュージックビデオがあって、そのサザンオールスターズのビデオ
に呼んでいただいて。その時に、いろんなアーティストの人がそのミュージック
ビデオで歌うというようなミュージックビデオだったんですけど、その時にご挨拶を
して。で、その結構後に、音楽番組でご一緒した時に、楽屋にご挨拶に行ったきり
だったので。ほぼ。で、まさか声をかけていただけるとは思わなくて。しかも、そう
いうすごく本当記念的な日というか。すごいライブに呼んでいただいて。で、この
曲を歌ってほしいっていう風に言っていただけて。なので、すごく交流があったから
というよりも、なんかこれを機にという感じでオファーをしてくださって。声を
かけてくださって。で、その中で山下達郎さんもいらっしゃって。だから、101局の
ラジオ(特番)とかは特に関係なく。達郎さんとご一緒したラジオとは特に関係なく
、のメンバーで。その中で、歌わないゲストとして水谷千重子さんが……(笑)。
「越後前舞踊」という踊りがあって、最終的に豆腐を持って豆腐開きを、よいしょー
よいしょ、よいしょー!って豆腐を。僕のライブにもね、映像で出ていただいて。
その時も豆腐開きしていただきました。それもね、豆腐開きを、めでたい席だという
ことでして。で、すごくいいなと思って。その席でね、原由子さんとかも、あの豆腐
開きっていうのは本当にあるものなんですか?みたいな話を(笑)。そういうお話
とかもして、すごく楽しかったですね。

で、そんな中で、その場でね、僕たちはリハーサルしているんです。僕とか桑田さん
とか達郎さんとかはリハーサル日があってリハーサルしてるんですけど、加山さんは
リハーサルしていないのに、大将、歌っていただいていいでしょうか?という感じで
桑田さんがステージに上げて。で、数曲歌っていただいたんですけど、もう本当に
すごくて。なんて言うか、もう声量もパフォーマンスも、なんて言えばいいんでしょ、
「現役」という言葉を使うのもなんか失礼なんじゃないかっていうぐらいです。
すごすぎて。で、僕が客席でね、みんな座りながら見るんです。で、その加山雄三
さんがご自身の歌を歌っていて。それのコーラスを桑田さんと原さん、達郎さんと
竹内まりやさんがやるんですよ。すごくないですか、それ?(笑)。でね、すごく
みんなうれしそうなんですよ。桑田さんたちのアイドルというか、大好きな大先輩が

加山雄三さん。で、僕の大好きな大先輩たちが桑田さんとかで、そのまたさらに
大先輩。僕も大好きな大先輩が目の前にいて。で、そのコーラスの曲が終わって、
桑田さんたちが客席に下りて。僕たちもみんな立って聞くんですけど、立って
加山雄三さんの歌を聞いている時の桑田さんたちが本当に子供みたいなんですよ。
もうキャッキャキャッキャ。ウキウキっていうか。本当にアイドルを見る目で。
目がすごくキラキラしていて。本当に大好き、大好きな人が目の前で歌っているって
いう感じで。

で、その光景をすぐ後ろから見ている時に、ものすごく歴史と同時にすごい感動を
覚えてしまって。つながっていく何かみたいな、受け継がれていく何かっていうか。

センスだったりとか、音楽っていうもののコンティニューしていく感じっていう
のがすごくあって感動して。で、最後「My Way」っていう曲を、スタンダードです
けども、英語詞の歌を英語で加山雄三さんが歌っているのを、みんな泣いているん
ですよ。俺も。もうみんな、その場にいる人が全員、感動して。本当にすごい、
素晴らしすぎて。歌が。で、しかもバンドとも1回も合わせてないんですよ。
なのに、決めも全部合うんですよ。もう。で、すごすぎて、みんなもう、鳥肌が
止まらないぐらいの。で、もうみんな泣いていて。まりやさんとかも本当に泣き
ながら見ていて。いや、だからあんな場に居れたというのは本当に幸せで。

そういう場所に誘っていただいて本当にありがとうございました。桑田さん。本当に
ありがとうございます。で、なんか僕の力は本当に小さいですけども。加山雄三さん
という方が、僕は好きだけども、どれだけすごいかっていうのがやっぱり、リアル
タイムで聞いていた人たちと、いまの世代の人たちでまたちょっと違うじゃない
ですか。でも、若い人たちとのコラボレーションも最近すごく多くて。そういう
作品もあるので。もし聞いたことがないという人がラジオの前でいたら、ぜひ聞いて
みてください。本当に本当に素晴らしいです。

で、加山雄三さんとゲームの話をしたくて(笑)。加山雄三さんってゲームを
やるんですよ。で、「バイオハザード」をやるんですよ。で、結構番組でもお話
しちゃっているんですけど、それを見る前に誕生日会があって。その場で今度
「バイオハザード」の話をゆっくりさせてください、なんて言ったら、俺、コレで
やってんだよ!って言って、手の仕草でVRの(笑)。目のあたりにVRがあるって
いう仕草を手でして。あ、VRでやっているんだ!って思って。すげーかっこいい!
と思ったというお話でした。

それでは聞いていただきましょう。加山雄三「お嫁においで」。

(終わって)
いや、本当に桑田さん、原さん、達郎さん、まりやさんのみなさんの少年少女の
ような姿が本当に目に焼き付いて離れないのと、本当に加山雄三さんの歌が
本当に素晴らしかったです
。 

期間限定で、音源を掲載いたします。(6月中旬掲載終了予定)

 

2017年05月18日新設