「ブラックサンドビーチ〜エレキだんじり」feat.スチャダラパー について 

(BGM ブラック・サンド・ビーチ)

田家)流れてるのは、シングル1965年発売の「ブラックサンドビーチ」、加山雄三と
   ザ・ランチャーズですね。これはカップリングの「ヴァイオレットスカイ」ともども
   インストゥルメンタルですね。インストゥルメンタルのシングルって当時は余り無かった
   ですね。レコード会社から歌入れてくださいよという話は無かったんですか?

いろいろやって遊んでた。で、出来ちゃった。エレキの曲、いっぱいありますってなって出した。

田家)ランチャーズには第1期と第2期が。1期は俳優さんたちと?

これはほとんど遊びと言うか、映画の中でバンドを作る時に集まったのが1期。前期ですね。

田家)今演奏してるのは第2期で、64年に結成されて喜多嶋兄弟、加山さんの従弟。ビートルズ
   来日以前だったのですが、この話は来週お聞きしようと思ってます。
   この「ブラック・サンド・ビーチ」は、今回の「新世界」では、スチャダラパーが取り
   上げております。スチャダラパーはお付き合い、いろいろありそうですね。

BOSE君は湘南に住んでるしね。

田家)加山さんが2014年に結成されたTHE King All STARSの仲間でもあります。あのバンドは
   世代を超えてるということで驚いたりしたんですが?

48歳も違うからね。それぞれの世代の中からロックのパワーを抽出するには、これが最高の
メンバーだと思ったね。それぞれがトップグループのリーダーが集まって。50年前の曲を聴いて
もらったら、全然これ古くないですよって。今出来ますよって。よく言ってくれたなって。じゃ
やってみようぜってやってみたら、ホントにノリノリのいい感じで出来上がってきたから。
アラバキから始まってロックフェスあっちこっち出るようになった。

田家)スチャダラパーも入ってるというのが、あのバンドの面白さですね。

「ブラック・サンド・ビーチ」を演奏するじゃない!?すっげえ難しいんだけどね。彼らの言葉
と音がピッタリ合っていかなきゃいけない。

田家)元々は言葉が無いものに、スチャダラパーが言葉を付けてるわけですね。

彼らがメロディーを繰り返しやるところとか、いじってるから。生で演奏やるとCDと同じように
しなきゃならないから。

田家)加山さんが合わせなきゃいけない?

勉強になりましたですね。

田家)お聞きになりましたか?勉強になりました、ですよ。79歳、もうすぐ80歳になろうとする
   スーパーレジェンドの方が、勉強になりました。って。この曲を聴いて勉強してみて
   ください。「ブラックサンドビーチ〜エレキだんじり」feat.スチャダラパー。

「ブラックサンドビーチ〜エレキだんじり」feat.スチャダラパー

田家)BOSEさんが湘南だというのは言葉の中に出てましたね。お聴きいただいたのは
   「ブラックサンドビーチ〜エレキだんじり」feat.スチャダラパーでした。

ここまでを期間限定で音源を掲載いたします。(掲載終了しました)

 

2017年07月27日新設