「海 その愛」feat.水曜日のカンパネラ について 

(BGM 海 その愛)

田家)1976年のシングル、「海 その愛」。これは没曲だったっていう?

あはは。よく知ってるなあ。没曲というか、いっぱい作るじゃないですか?アルバムを作ってて、
曲足りないんですけどって。それでこれを出した。こんな素晴らしい詩が付くとは思わないしさ。
タイトル見て仰天したね、俺。「海 その愛」、そうくるかねって。それが今じゃ、すごい大事な
曲になっちゃった。

田家)今回はこれを「水曜日のカンパネラ」が取り上げております。

いきなりアカペラで歌い出すんだよね。海で歌うとしたら、伴奏無いんだよな。波の音しか
無いじゃん。そういう歌い出しして、海に居るんだよという感じが。考えてるなと思ってね。
だんだん大きくなってさ。これ、よくやったよな、3人で。

田家)これは男の歌ですもんね。

でもね、女性で好きな人、多いんですよ。私の叔母さんもそうですよ。どうして男しか歌っちゃ
いけない歌にしちゃったのよ!?って。そういうこと言ったからね。女性が歌ったっていいんだよ、
別にって思ってた。多分、そういう話を聞いてたんだな。

田家)女性が歌うと、こんなに詩情が豊かになるのかというのがあります。それでは「海 その愛」
   feat.水曜日のカンパネラ。

「海 その愛」feat.水曜日のカンパネラ

田家)こういう健気なリリシズムといいましょうか、男性が歌うと、こうはならないですもんね。

ほんとうにいいなあと思ったね。砂浜に座って波を見ながらさ、歌い出して、傍に女の子たちが
居てコーラスを付けて始まっていく雰囲気がいい。

田家)情景が浮かぶ、空気感がある。「海 その愛」feat.水曜日のカンパネラでした。

ここまでを期間限定で音源を掲載いたします。(掲載終了しました)

 

2017年07月27日新設