THE King ALL STARSその3〜
「未来の水平線」
 

(BGM 「賢者のブルース」)

田家)流れているのはメジャデビューアルバム「I SIMPLE SAY」から「賢者のブルース」。
   これは作詞作曲がシアターブルックの佐藤タイジさんですね。タイジさんとはどんな話を
   されるんですか?

ギターの話だね。

田家)彼は天才ギタリスト。

俺が一番ビックリしたのは、ロックをやってる最中に、ソロの最中にギターの弦が切れたの。
どうするかなって見てたら、そのまんまやってるんだよね。普通、弦が切れたら、音程も狂うから。
それをチョーキングであんなにアドリブが出来る、これは見たことないことだったから、すごい
衝撃と感動と尊敬の念がいっぺんに出てきちゃって。彼は頭をこんなにして演奏するのが見せ場
だと思ってたら大間違い。中に持ってたものが本物を超えるぐらいすごい。それをその場で観て、
俺は、演奏している最中に弦の切れたやつをみんなに見せたもんね。

田家)こんなになっちゃってるんだぞ!って

これは天才としか言いようがないと思った。切れたら取り替えるしか無いじゃない。彼はその
まんま弾いてる。ギターも良く見えちゃうしさ、彼も後光がさしちゃうしさ。

田家)タイジさん、嬉しかったでしょうね?

そう思ってもらえればいいけど。それと全然違うとこで話が合うのは、エコの話なんですよ。
僕はチャレンジ25という政府が作ったエコの組織のキャプテンなんですよ。2020年までCO2を
20%減らそうというののキャプテンをやってるせいもあって再生可能エネルギーだけで走る船を
考えたりだとか。彼はね、ソーラー武道館を作ったんですよ。ソーラーパネルで電気を起こして
それでステージをやる。

田家)最初に武道館でやってその後、中津川で野外コンサートもやってますね。

それ聞いて、ほんとかよ?って。実際にそれ行きましたよ。オリンピック全部ソーラーで
やりませんかね?とか。そんな話になっちゃったりしてね。エレキを弾くには電気がいる。
それを再生可能エネルギーでやればいいと。

田家)そういうミュージシャンが出てきているということが、今の日本の音楽のある未来を
   感じさせることではあると思いますね。

もちろん、そうですよね。

田家)最後はそういう曲で終わりたいと思います。THE King ALL STARSのデビューシングル、
   佐藤タイジさんが書いた曲です。「未来の水平線」。

「未来の水平線」

ここまでを期間限定で音源を掲載いたします。(掲載終了しました)

 

2017年09月07日新設