サイコロトーク テーマ 甘い話
 (ごきげんよう 2010年8月9日)

甘い話ねえ!?あんまいい(甘い!?)話ねえけど。
のっけからのダジャレに大うけの小堺さん。
甘いの食べたあとだけど。俺、結婚したとき、物凄い貧乏で。

小堺)結婚されて40年ですよね。

ちょうど40年で、今年が40周年で。よくご存知で。

小堺)いろんな節目の年ですよね。貧乏でいらしたんですか?

貧乏どころか、マイナスで凄かったんですよ。明日食う金もない状況だったんですけど。
「愛」があればっていう
気持ちで一緒にいたんだけど、そのときにね、いつか時間とお金が
出来たらば、あんたをタヒチのボラボラ島へ連れてってやるよと、カミサンに約束したの。
で、去年の九月に初めてボラボラへ連れてった。それを忘れないで、俺が
「おい、今年行けそうだよ」って、
「どこへ!?」
「いや、ボラボラだよ」って言ったら
「忘れないで、いてくれたのね」ってさ、ちょっと涙ぐんじゃったりして。
とお絞りをテーブルに投げて照れ隠し?の加山さん。顔は満面の笑みです。

小)それ、最高だね!

それで、ハイパー・ランチャーズの島君に「ボラ
ボラへ行くことになったんだ」って言ったら、

「誰とですか?」
「決まってんじゃないか、女房とだよ」
「奥さんとですか?話すことあるんですか?」

「そういう言い方ねえだろ、お前なに?家に居ると
 会話ないの?」
「ほとんど、しゃべんないですね」
寂しいんだねえと思ってさあ、俺達は居るときは
なんでも喋ってるからね。
会話がなくならないと
いうのは、幸せになる一番の秘訣だよ。
だから、
これからね、相手が見っかって、夫婦になったらば、
絶対会話は途絶さない、わかった!?
しょっちゅう
喋ってっから大丈夫でしょう!?

小堺)いやあ、家じゃあ喋らないかも知れないねえ。
   一番大変だった時期というのは、みんなに、
   加山さんはダメじゃないかみたいなこと
   言われてましたね。

もうこれでダメだろうって言われて、なにくそって
少し盛り返して、今度は怪我で、もうダメだろうって。

あいつは死んじゃうだろうってね。いろいろあるね!
人生は上り坂あり、下り坂あり、まさかあり。

小堺)加山さんも素敵ですけど、奥様のお返事も
   素敵ですよね。「忘れないでいてくれたのね」

カラテカ)奥様から言われることはなかったんですか?

催促はね、しないですね。

小堺)催促したくなると思わない?

倉科)なると思います。「約束したじゃない!?」って。

小堺)飛行機で行かれたんですか?

もちろん飛行機ですよ、泳いで行けないもん。

小堺)光進丸で行っちゃったのかなと思ったんですが。

飛行機で行ったんだけど、素晴らしいねえ、綺麗な海の上にね、コテージが建ってるんだ。
ロマンチックだよ。
デッキがあって、一段下がったところにジャグジーがあって。ちょっと
見上げたら満天の星なんだ!
「おい、素晴らしいぞ!あの星見てみろよ」って言ったら、
「どれどれ」って出てきたんだ。それで、俺、電気消したんだ。
そのほうが良く見えると
思って。そしたら、「ドボーン」って音がした。
「どうした!?」
「おっこっちゃった!?」
海に落ちたのかと思ってビックリしてさ、すっとんで行こうと
したら、ジャグジーに落ちてるの。
そういう笑いが絶えない。大事なことですよ。

小堺)加山さんがこういう話をすると世間中の旦那さんがみんな困るんですよ。「ほら
   見なさい、加山さんはああやってらっしゃるのよ」って、
奥さんに言われて。

随分お叱りを受けるんだ。ほんとに。「お前が言うと、ろくなことねえんだって」いつも
言われるよ。

小堺)まるで、映画の中のシーンみたいですよね。
   そこで、星見ながら♪夜空を仰いで〜♪って。

いいから、そんな古いんじゃなくて、新しいやつやってよ。

小堺)週の始めに、爽やかなお話が聞けました。

いやあ、暑いやなあ!

終わり。

(でんでんの知ったかぶり)
加山さんは、去年の9月と、おっしゃられましたが、ボラボラ島へは、一昨年の9月に
行っておられます。

サイコロを投げる加山さん。

いつか時間とお金が出来たらば・・・。

奥様のお返事も素敵ですよね。

そんな古いんじゃなくて、新しいやつやってよ。

ここまでを期間限定で動画でご紹介します。

下からどうぞ!
(配信終了しました)

2017年09月28日新設