シナトラ&ペリー・コモ〜「My Way」 

小林)普段はリクエストにお答えする番組ですけど、それを潰してお送りするという。

ああ、そうなの?

小林)みんな聴いてくれたんで。本当にありがたいと思います。えっ!?あと1曲かけながら
   お別れ?よぉし、どれかければいいですか?

「My Way」、フランク・シナトラとコラボレーションしてんだけど。

小林)シナトラはどういう人?

東洋人では、俺が初めてだって!?

小林)シナトラすごい人でしょ?ポールもすごいし、エルヴィスもすごい!シナトラはどうでした?

シナトラは亡くなった後の音源に僕が被せただけ。それでマルチトラックだから、重ねてハモったり
した。後入れした。残念ながら会ってはいない。ペリー・コモとは一緒にやったですよ。それも
レーガン大統領ご夫妻の前で。

小林)やった?

歌った。彼とデュエットやったんだ。

小林)ペリー・コモって、若い人は余り知らないかもしれないね。シナトラのちょっと前くらい。
   その前がビング・クロスビーとか。

そうですねえ!?

小林)ビング・クロスビーも後半ペリー・コモから随分いただいているんですよ。彼みたいに
   ソフトに歌えばいいんだって。昔の人はマイクが悪いから頑張ったらしいんですね。
   ペリー・コモみたいなマイクに乗って歌うみたいな。

ペリー・コモさんとは同じステージで一緒に歌えたし。僕の船に乗って釣り一緒にやって。彼が
入れた途端にキスのデカイのが釣れたんだよ。そしたらエサが釣れたって言った。唐揚げで塩
振って。あんたのエサだよって。喜んで、美味しいねって。で、彼の別荘に呼ばれて、フロリダへ
行って。目の前がお庭で、そのまんま海なんだ。桟橋があって自分の船が停めてある。乗れって、
言われて乗って後ろの箱をあけたら、1m以上のバラクーダが5本ぐらい入ってるんだ。ユーゾー!This Is The Fish って。こういうのが魚だと。

小林)キスはエサだと。

いい人でしたよ。

小林)それじゃあ、「My Way」を聴きながら。これはポール・アンカが作詞をしてシナトラの
   誕生日祝いに贈ったそうです。

よくご存じで。

小林)シナトラが中々歌ってくれない、大先輩だから言えなかったんだけど、6か月たって歌って
   くれて嬉しかったって、ポール・アンカが。

タイトルも違ってたらしいんだね。最後には「My Way」になった。でも20年くらいずっと歌ってた。

小林)これはいろんな解釈があると思うんだけど、加山さんの解釈は?

生涯、歌いたい歌の一つですね。大好きなメロディー、大好きな詩。自分のことをさりげなく・・・。

小林)いいことも、悪いことも。

そう!?その通りだなと。「My Way」だなと思いますよ。

小林)そう、思いながら歌って!?どうも加山雄三さん、きょうはどうもありがとうございました。

ありがとうございました!どうぞお元気でまたお会いしたいと思います。

○「My Way」DuetWith加山雄三  

終わり

期間限定で加山さんのコメントを音源でご紹介します。

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(7月上旬音源配信終了予定)

  シナトラ&ペリー・コモ〜「My Way」

2018年05月24日新設