冨澤一誠のAGE FREE MUSIC その1 速報  
(JFN36局NET 12月4日 03:06〜03:22)      

 12月4日深夜に放送された「ON THE PLANET 富澤一誠のAGE FREE MUSIC」に
 加山さんが約16分間ゲスト出演された内容が放送されました。(レポートは後日掲載の予定)

 12月5日も同番組で続きが放送されます。

トークの一部を紹介します。

○「加山雄三のすべて “幸せだなぁ"ベスト&レア音源集」について

冨澤)今回のレア音源なんですけれども、どんなところから出てきたんですか?

結局、カセットテープに残ってたやつとか、レコーディングしてるのに非売品だったりとかを
スタッフが見つけてきて、それを聞いてるうちに、これ珍しくない?っていう話になって勿体
ないから出しましょうよから始まって。集めたら数がいっぱいあったということですよ。

冨澤)カセットと書いてあったじゃないですか?ところがビックリ!?なんです。
   すごい良い音なんです。カセットとは思えないんです。

普通のラジカセじゃなくて、いい音で録れるテープレコーダーを僕自身が持ってたんですね。
それで録った、しかもマイクを使わずにラインで録った。

冨澤)その時代でいうと、(レコーダーを)持ってる人も居ないわけですから、教えてくれる
   人も居ないわけだ。どこで、こういうことを?

自分で考えてね、やるのが楽しくってね。機械をいじくるのが大好きで。ワイヤーレコーダーは
逆回転させるとすごい面白い。相当なスピードで戻る音を消してないんですよ。ピアノをドーン、
ド−ンとだんだん早くしていって半音あげていって、逆回転するとカナ、カナ、カナ、カナ、って
ひぐらしの音になる。

冨澤)インストゥルメンタルのフォノシートの「蒼い星くず」。これはいつ頃作られた曲ですか?

「蒼い星くず」はね、宝塚で多分、姿三四郎の撮影ぐらいの時代に宝塚ホテルの部屋でテープ
レコーダーを置いておいて、インストゥルメンタルで演奏して。二つ持ってたから、伴奏と
メロディー入れて、そこで作ってたんですよ。夜、窓を開けたら3つ星が見えたんですね。
それで「THREE BLUE STARS」としただけの話で。後々これに岩谷時子さんに詩を付けて
いただいたら「蒼い星くず」になった。

冨澤)特にレアなのが16曲目の「愛をこめて」(非売品)。どういうことなんでしょう?

だから売り出してない。レコードになってても売り出してない。なんでそうなったのか、良く
わかかりませんけれど。フェスピックというのがあったんですよ。この大会のテーマソングとして
頼まれて作ったんだと思うんです。

○「愛をこめて」   終わり 

2017年12月05日新設