冨澤一誠のAGE FREE MUSIC その2 
(JFN36局NET 12月5日 03:06〜03:22)      

 12月5日に放送された「ON THE PLANET 富澤一誠のAGE FREE MUSIC」に
 加山さんがゲスト出演された内容をレポートします。

冨澤)昨日に引き続きましてきょうのゲストは、この方です。

こんばんは、また現れました、加山雄三です。

冨澤)昨日は貴重なお話を聴かせていただきましてありがとうございました。

いえいえ、こちらこそ。楽しかったですよ。

冨澤)きょうは、加山雄三さんといえば誰もが知ってる曲、あのエレキの曲を聴きたいと思うん
   ですが。選んでいただいた曲紹介していただけますか?

一番最初に作った曲でございます。エレキで演奏しているのが出てきたんです。それをぜひ、
聴いていただきたいんですけど。

冨澤)インストですね?

インストです。加山雄三が作曲した第一作目の曲、「夜空の星」。

○「夜空の星」

冨澤)お送りしたのは、加山雄三さんで、「夜空の星」インストゥルメンタルバージョンでした。
   おいくつの時に作ったんですか?

14歳でございまして、今から66年前でございます。

冨澤)私、今、66(歳)なんですけど。

ということは、同い年ですね。覚えといてください。

冨澤)私と同じ1951年に「夜空の星」が生まれたということで光栄です。この曲は、元々どういう
   形で生まれて詩が付いてヒット曲になっていったんですか?

最初はピアノで。小学校5年生ぐらいからピアノを習っていたんです。デタラメ弾いてるうちに、
だんだん曲になってきて面白いなあと思って自分で弾いてたら、親父が後ろに立ってて、弾き
終わったら、それなんだ?その曲は?って言うから。これか!?これは僕が作ったんだ。おう、
そうか。いいじゃないか。お父さん、ピアノコンチェルトが大好きだから、いつか勉強してピアノ
コンチェルトを作ってくれよ。プレゼントしてくれよって言われて。ああ、いいいって、簡単に。
何十年か経ってから、ちゃんと作りました。「父に捧げるピアノコンチェルト」をね。

冨澤)この曲が元だったということですね。

最初、全然違うバイエルみたいな曲で、それをチェンバロみたいな音を出すためにピアノの
フックにブリキの板を挟んで、ハープシコードみたいな音になるんです。そういうことやって
遊んでて出来た曲です。

冨澤)楽しみながら作られて・・・。

曲が足らないからと言われて、これを持っていったら、サビを何とかしたらって言われて、ラテン
コードで持っいったら、アレンジしたのがブルージーンズ。すごいロック系になって返ってきた。
寺内タケシ君ですよ。

冨澤)最初の曲が徐々に進化していって我々が知ってる曲になったということなんですね。

冨澤)加山さんのコンサートがたくさんあります。「加山雄三、祝80歳 幸せだなあ 若大将一夜
   限りの全箇所スペシャルライブ。ビッグなスペシャルゲストが駈けつけるということなん
   ですけども。全16か所あるんですけれども、それぞれの公演でシークレットゲストが出ると
   いうことは、16か所16人が出るということですか?

はい、仰る通りです。

冨澤)そんなシークレットゲスト、見たことないですね。

みんな出てくれるって、嬉しかったですよ。内緒ですからねえ。

冨澤)加山さんのホームページに告知が出てます。そしてシークレットゲストの影絵みたいな
   ものが載ってますよね。

はっははっはは、シルエットがね。

冨澤)一つ、わかりました。中々、わからないんですが、頭の形で絶対あの人だって。

これは楽しみですよ、ほんとに。僕も楽しみですけど、歌を覚えなくちゃいけない。

冨澤)ということは16か所、全然違うコンサートをやるということですよね。またなんでまた、
   自分を追い込むようなことを?

ウチの会社の人間は、敬老の精神が無いですね。昔は一日で歌詞が覚えられたのが、今は20日
ぐらいかかるんだから。劣化を防ぐためにはと。次から次へとなんでもやらされますよ。

冨澤)加山さんは77歳の時に武道館やりましたけれども、すごいですよね。しかも長い。しかも
   47都道府県、全県でも。

やりましたねえ。

冨澤)普通出来ないですよ。

50曲ぐらいやったんじゃないかなあ。

冨澤)今回16か所ですよ。

どなたが来るのか、わからないというのが、3、4枚買っておくかしらとか。一緒に旅しよう
じゃないかという感じですよ。場所もいろんなとこ行きますからね。

冨澤)来年の1月13日埼玉から始まりまして、4月1日沖縄まで。詳細はホームページで。

冨澤)きょう、もう1曲、最後に締めたいんですが、私はこの歌が聴きたいですね。
   「My Way」をね。フランク・シナトラと加山さんがデュエットしたんですよ。
   どういうことなんですか?

フランク・シナトラ財団というのが、ありまして、そこからオーダーがあって。フランク・
シナトラとコラボレーションしてくれないかと。東洋人で初めてだそうですよ。よ〜し、やろう!
元々大好きな曲だし。しょっちゅう歌ってたんで。彼の54歳の時の音源なんだよね。そこへ78歳で
挑戦した。その辺を考えながら聴いていただくと、ちょっと面白いかなと。

冨澤)これ、良く出来てますよ。

そうですか!?嬉しいなあ!

冨澤)正しくレアですね。最後に締めていただきたいと思います。曲紹介お願い出来ますか?

はい、それでは聴いていただきたいと思います。フランク・シナトラとコラボレーションした、
「My Way」。

冨澤)今夜のトークセッションのゲストは加山雄三さんでした。ありがとうございました。

ありがとうございました。

○「My Way」(フランク・シナトラ Duet With加山雄三)

期間限定で加山さんのコメントを音源でご紹介します。

下の「AGE FREE MUSIC その2」をクリックしてください。
(6月下旬音源配信終了予定)

  AGE FREE MUSIC その2

2018年03月01日新設