「ウルトラヒットの道標 ぼくの妹に」 
 (あさぼらけ ニッポン放送 4月18日 05:00〜6:00)

上柳)「ウルトラヒットの道標」、今回は加山雄三さんにお話を伺っております。
   
よろしくお願いします。

よろしくお願いいたします。

○全箇所スペシャルライブの話

上柳)昨日は僕の大好きな「夜空の星」をご紹介したんですが、加山さん、81歳にお成りになった
   ばかりでございますけれども、80歳の時にコンサートをやられて、いろんなところでシーク
   レットゲストをお迎えして。そこで「夜空の星」が大きな役割を果たした?

僕の作品第一号ということもあって、トップにゲストの方にエレキを持ってもらって「夜空の星」
を歌いながら登場していただく。男性であろうと女性であろうと。

上柳)どんな方が?

女性は、ビックリしちゃうのは和田アキ子さんですよね。エレキ持たせたら、泣いてました。
リハーサルの時に、お兄ちゃん、あたし全然ダメ!?って、だけど堂々たるもんでね。ビックリ
するんですね、お客さんも。まさか!?和田アキ子君が!?エレキを持って、それもモズライト
ですよ。それで「夜空の星」を歌うなんて!?一世一代の大勝負みたいな。そうするとお客さんも
うぉ〜ってなるのね。

上柳)八代亜紀さんとか五輪真弓さんも?すごいですねえ!?コンサートの本当の幕開けですか?
   みんな加山さんが出てくると思ってるんですよね。で、アッコさんが出てくる?

僕のゆくところへって。それをちゃんと両脇のでっかいスクリーンにアップで出すんだよ。だから
顔は誰だか、すぐわかる。

上柳)いろんなこと、考えますね。

○若大将フェスティバルのゲストの紹介(中略)

○「ドラマ「ぼくの妹に」の話

上柳)交友関係が広いのが加山雄三さんですが、加山さんにとって縁の深い中田喜子さんがこの
   番組の熱心なリスナーらしいんです。

朝、すごい早いじゃん!?起きてるんですかね?

上柳)起きてらっしゃるみたいですよ。メールをいただきまして。中田さんのホームページみると
   この番組のリスナーだって。きょうも聴いていらっしゃいます。

ほんとかね?

上柳)先週から、加山さん出ますって、言ってましたから。

言ってるの?聴いててくれる?恵一だよ。

上柳)お兄さん!?

お兄ちゃんだよ。

上柳)ドラマをね?

そうなんですよ、10年間やったんですよ、「ぼくの妹に」のタイトルの。で、「ぼくの妹に」が
大ヒットしたんですよ。僕の役名が恵一なんですが、飼っている犬に同じ名前付けて「ケイイチ!」
って、呼ぶんだよね。

上柳)中田さんが!?お茶目なことをされますね。

頼むよ、俺の名前を犬になんか、付けるな!だって、いいじゃんよ!兄弟愛の面白さを。

上柳)素敵なシリーズだったですよね。

一年に1本ずつだけどね。

(知ったかぶり ぼくの妹に 犬のけいいち)

○テレビと映画の違い&「江戸の旋風」の裏話

上柳)70年代の真ん中ぐらいからテレビドラマとかバラエティー番組。
   「見ごろ食べごろ笑いごろ」とか・・・。

良くご存じですね!?俺、忘れてた!?

上柳)キャンディーズのみなさんとか一緒に出てて。バラエティーに出られるんだなあと
   思いましたもんね。あと、「江戸の旋風」ね。時代劇のドラマ、やってらっしゃい
   ましたもんね。テレビはやっぱり全然違うもんですか?

違います。

上柳)どういうところが違いました?

まずは、映画の場合は、ワンカット、ワンカット全部別々に撮るんですよね。

上柳)止めますよね、照明変えたりして。時間が、かかりますよね。

ドラマの場合は、ワンシーンワンカット。5台ぐらいのカメラを置いといて。全部撮っちゃうん
ですよ。編集するのも楽といえば楽だよね。大変なのは覚える方ですよね。

上柳)加山さんは大丈夫だったんですか?

僕は覚えてないんだけど、雰囲気でやってたよね。はっはっはっは。

上柳)大体、こういう話だろうと。

「江戸の旋風」は、台本も全然読まないで、リハーサルの時に、初めてああでもない、こうでも
ないって。ある時、本番やってて、助監督がかっ飛んで来て、加山ちゃんよ、台本読んでない
だろ?なんでわかるんだよ?そのセリフの言い回しがそういうニュアンスじゃないんだよ、って。
同じ言葉でもイントネーションが違うんで、わかっちゃった。そんなこと、あったもんね。

上柳)いろんな仕事をされてますから。じゃ、きょうは「ぼくの妹に」。

○「ぼくの妹に」

ここまでの音源を期間限定で紹介します。

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(9月下旬音源配信終了予定)

 ウルトラヒットの道標 
 「ぼくの妹に」

2018年08月16日新設