島田アナ）港での停泊中に激しく炎上したのは、”若大将”こと、加山雄三さんが愛する船です。
　　　　　加山さんは現地に向かうため、さきほど沖縄県をあとにしました。

（午後２時　現地より）

木村アナ）見えました。消火活動を行っているところです。真っ黒です！ほとんど骨組みが残っていない
　　　　　状況です。消火活動の水の重みで船が沈んでいる状態です。本来ですと、船首に「光進丸」の
　　　　　文字が見えるはずなんですが、船が沈んでしまって、その文字を見ることが出来ません。煙の
　　　　　中から、クレーンのようなものが見えてきましたね。

（午後２時すぎ　現地より）

木村アナ）小型船は港の近いところにたくさん泊まっていますけれども、大型の船は100ｍ弱離れた場所に
　　　　　泊められています。

港の沖、およそ100ｍに係留されていた光進丸。乗船
するためには小型の船で近づく必要があります。もし
何者かが光進丸に火を点けた場合、船で近づいたこと
も考えられますが、警察によると火災発生前、不審な
人物などの目撃情報は入っていないといいます。一方
海難事故などの専門家は、火災の原因について次の
可能性を指摘しました。

山田教授）原因としては、電気系統のトラブル、漏電
　　　　　が一番考えられると思います。この数日間
　　　　　気温が上がってきたことで燃料が揮発して
　　　　　一部の空間に充満していて発火しやすく
　　　　　なっていた環境が考えられます。

消防などは出火原因などを調べています。

倉田アナ）現場から木村アナに伝えてもらいます。

木村アナ）安良里漁港です。小型船が岸に停泊して
　　　　　いますが、100ｍほど離れたあちらに加山
　　　　　さんの船があります。現在も消火活動が続け
　　　　　られています。
　　　　　光進丸、向かって右が先頭です。手前側に
　　　　　傾いて沈みかかっているのが分かるかと思い
　　　　　ます。一番燃えているのが、真ん中ですね。
　　　　　真ん中から現在も煙が出ている状況です。
　　　　　消防によりますと、まだまだ鎮火までには
　　　　　時間を要するということです。
　　　　　どうしてこの火事が起きたのかというところ
　　　　　ですが、実は常時、陸からエアコンをつける
　　　　　ために電気を引っ張っていた。送電していた
　　　　　そうなんですね。ですから、このトラブルに
　　　　　よって火事が起きたのではないか、という
　　　　　可能性も考えられます。

ここまでを期間限定で動画でご紹介します。

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（６月下旬動画配信終了予定）