思い(その1)

 

スタッフ)おはようございます。

おはよございます。

スタッフ)加山さん、あれから一か月たちましたが?

いまだに信じられないし寂しいし。
どうしたら、いいかなと思ってますけど、本当に正直
言って・・・。やっぱり寂しいですね。

スタッフ)きょうは、よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

 

 

ファンからは。

ファンの女性1)画面を見て本当にかわいそうだなと思いました。お子さんを亡くしたみたいな感じで、
        しゃべっていらっしゃいましたもんね。

ファンの女性2)笑顔がすごく好きなので、早くあの笑顔で、あの歌声でテレビの前で歌って
        ほしいなって思います。

小倉アナ)改めてご紹介します。

山アアナ)加山雄三さんです。よろしくお願いします。

おはようございます。よろしくお願いします。

小倉アナ)加山さん、もう一か月ですね?

ちょうど一か月ですかね。

小倉アナ)ニュースで燃えている光進丸、あるいは
     沈没していくところ、あるいは引き揚げ
     られるところ、映像が流れてましたけど。
     ご覧になってましたか?

はい、時間がある限り。

小倉アナ)どんなお気持ちでご覧になってたんだろう?

う〜ん、非常に表現が難しいですけれども。何はともあれ、地元の方がね、それから漁民の方、それから
消防署、警察、海上保安庁。皆さん、ものすごい協力してくださいまして。全力で救おうと努力して
くださいました。24時間一睡もしないで、やってくれた地元の皆さんに、ほんとに心からお礼を申し
上げたい。ありがとうございました。交代要員が来ると寝るところがないですから、皆さん道路で寝てた
んですよね。そういう状況報告を途中聞きながら、これはえらいご迷惑をかけたなあと。
ほんとに申し訳ないなあと。確かに僕の夢ではあるんだけれども、こういう形で皆さんにご迷惑かけた
ことを、ほんとに申し訳ないという気持ちですね。
一番心配したのは、油の流出ですね。それから人的被害ですね。類焼、そういったものをものすごい心配
したんですけども。油は出なかったですね。それから類焼もなかったし。それから、けが人が居ない。
そこらへんが安心しましたけど、ここまで燃えてるんだったら、どうしようもないなあ、というような
気持ちで見送りました。ただ、長い間に僕は、ずいぶん幸せをもらいましたからね。いろんな方が来て
くださって、楽しい時間を。僕は14歳から船をず〜っとやってまして、今年で67年間、海と船から離れた
ことがない人間なので。ここらで、お前、もう船、やめろ!もう諦めてもっと大事なことがあるだろ!?
って。天から言われたような気がしましてね。もう、そんなんで遊んでる場合じゃない!?他に何か、
他人のためになることを考えろ!?って天から言われたような気がします。

小倉アナ)諦められますか?

諦めるっていうよりも、気持ちはもちろん持ってるんですが、今はそれどころじゃないですね。

ここまでを期間限定で動画でご紹介します。

下の「思い(その1)」をクリックしてください。
(6月下旬動画配信終了予定)

 思い(その1)

 

 

2018年05月07日新設