中田喜子の名曲リクエスト！

中田）加山雄三さんの「ぼくの妹に」です。。（ＢＧＭ　「ぼくの妹に」）

昭和51年発売、加山雄三の代表曲の一つ、「ぼくの妹に」。同じ年、この曲をモチーフにしたドラマで、
中田さんは加山さんと初共演。その後８年に渡り10作のシリーズとなりました。

中田）私と加山雄三さんが兄妹という設定で、やらせていただきました。（加山さんは）勢いがありました
　　　ので、やはりスターさんて、違うなという思いでしたけれど。

大スターとの共演！！23歳だった、中田さんは緊張の
連続でした。そんな時、加山さんは、いつも冗談を
言ってリラックスさせてくれたそうです。

中田）加山さんが私の後ろ姿を見て、何かお笑いに
　　　なっているのか。
　　　「何かありますか？」って言ったら、
　　　「似てる」っておっしゃるんですよ。加山さん
　　　と似てるって意味なんですけど。
　　　脚が短いところが似てる、って。ひどいです
　　　よね、私、そのとき23歳ですよ。そのあと
　　　「愛着わくよ」って、おっしゃったんです
　　　けど。本当に隣にいて、
　　　「お兄さん」て言いやすい方でした。

撮影の合間に、加山さんは、女性の恋についての話を
してくれたそうです。

中田）「女性は恋をするとキレイになるのわかる？
やっぱりそれホルモンだよね。そうすると甘い
ものが欲しく無くなるらしいよ」って、私に
おっしゃったんですよ。へ〜えって、聞いてて、
それで10秒もしないうちに
「アイスクリームが食べたい」って私言ったん
ですよ。
「本当に色っぽくないな」って、高笑いして
いらっしゃいましたけども。

中田さんは、この歌を聞くと必ず目に浮かぶ場面がある
そうです。

中田）「ぼくの妹に」が流れてくると、ドラマのファーストシーンを思い出すんですね。お兄さんと同じ名前を
　　　犬につけて、その犬を散歩させてるんです。妹が、走って。そのファーストシーンを思い出す。

今も本当の兄妹のようにお付き合いをする加山さんとの想い出の１曲です。

島崎）素敵なエピソードでしたけども。

赤平）中田さんは、加山さんのコンサートに行くらしいんですけど。その都度、「ぼくの妹に」のときは、
　　　加山さんが中田さんを見ながら歌う、と。すごいですよねえ！

島崎）年月を重ねてもまだ、そういう風にね。

ここまでを期間限定で動画でご紹介します。

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（９月下旬動画配信終了予定）