八甲田山 特別上映会
  トークイベント

 

12月3日の日本映画専門チャンネルでは、八甲田山本編が放送されたあと、9月4日に「TOHOシネマズ
日比谷」で行われたトークイベントの様子も放送されました。その中で加山さんのエピソードが話されて
いましたので、紹介します。

出席は、木村撮影監督、主演の北大路欣也さん、そして司会進行の軽部アナでした。

軽部)映像が綺麗になった、新しい感じになった。
   非常に明るくなった。隅々まで良く見える
   ようになった。

木村)全体は明るくしてません。封切られた当時は
   加山雄三さんは出てたんですが、どこに出て
   たんだか、分からなかったって、話があるん
   ですが、今回はわかりやすくなっていると
   思います。全体の調子はフィルムと同じです。

軽部)加山雄三さんは、こんなに早くから出てたん
   だって。こんなにたくさん出ていたんだと
   いうことを気づく方もいらっしゃるという
   ことであります。

 

北大路)奥入瀬の絶壁のシーンで、本番の声がかかって
登っていたんですが、あと2mというところで、二進
三進(にっちもさっち)も、いかなくなったんですよ。
さあて、どうしようと思った時に、軍靴の下が温かい
ものを感じたんですよ。ぐっと踏んだら支えになって
たんですね。それで一歩上がれて絶壁を上がりきる
ことが出来た。ふっと振り返ったら、加山さんが・・・。

木村)手を。

北大路)加山さんが僕の足に手を当ててくれて・・・。
    これはダメだと加山さんも思ったらしくて、
    支えてくれたんです。それが無かったら上り
    きれないし、ひょっとしたら落ちてる。
    

    あそこで僕、救ってもらったんです。その話をだいぶ経ってから加山さんに、いやあ、助かりました
    って言ったら。なんだ〜、なんだ〜って。仰ってましたけど。

軽部)劇中の役柄そのままに、加山さんは現場でアシストしてくださったということになるんですね。

北大路)本当に助かりました。

  

ここまでを期間限定で動画でご紹介します。

下の「トークイベント」をクリックしてください。

 トークイベント

 

 

本編を見て驚きました。木村監督の仰る通り、加山さんのお顔がとても鮮明になっていました。

勝手に以前録画したものと、比較してみました。一部ですが、その違いを楽しんでください。
掲載した「12月3日放送分より」は、スカパーのBS255chで録画したものです。4Kに対応していない映像を
4Kに対応していない録画機で録画したものですが、とても綺麗だと思いました。

日本映画専門チャンネルでは、今後も、BS255ch(4K非対応)、CS634ch(2Kダウンコンバート)で下記の日程で放送されます。両チャンネルとも同時間に放送されます。
CS634chの放送を4K対応のTVで見ると相当綺麗な画面で見れると思われます。

○12月9日 14:30〜18:15

○12月16日 15:00〜18:15

○12月23日 17:45〜21:00

○12月31日 09:00〜13:00

  以前録画分より
 12月3日放送分より

 

 

2018年12月04日新設