徹子の部屋 トーク2

黒柳)加山さんの80歳記念のコンサートがあって、そのゲストが和田さん。

和田)はい、呼んでいただきました。新潟で。私の生放送が終わってから。スゴかったですよ!リハー
   サルで言葉では聞いていたんですけど。オープニングにいきなり私が出るんです。「夜空の星」
   の演奏が始まって、ファンの人は絶対加山雄三が出てくると思うんですよ。そこへ私がセリで
   上がってくる。それも弾けないギターを持って。ど緊張ですよ!だから、これからは打ち合わせ
   を深くしないとダメですね。

黒柳)お客様はどうでした?

和田)スゴく喜んでいただきました。

黒柳)じゃぁ良かったですね。

ものスゴい!(ステージの様子)誰も想像しないじゃないですか!?

和田)楽しかったですね

黒柳)今度は和田さんのコンサートに加山さんが・・・。

和田)そうなんです!カッコいいですよ〜!ものスゴく、リスペクトしてるんです。ギタ−弾けて、
   ピアノ弾けて。作曲して、絵を描けて。歌も歌って、ゲーマーで。世界中の若い子と対戦して
   勝って。こんな81歳居ます?

黒柳)居ないと思う。

和田)スゴいですよね!

黒柳)加山さんが貴女の似顔絵を描いてくださったんですって?

和田)これね、これがスゴいでしょ?力作ですよ。これね、顔の輪郭のところに髪の毛と口紅だけしか
   ない絵だったんですよ。元はこれなんですよ。

これに描いてみろということを言われて。

和田)これがこうなっちゃうんですよ!?

黒柳)上手い、お兄ちゃん上手だもんね。和田さんも描いてみたんですって?

和田)私も同じので。私、絵描けないんですよ

素晴らしいじゃん、これ。

黒柳)何も言えない。

ちびまるこちゃんみたいだな。

 

黒柳)加山さんが思いになる和田さんの健気なところって?

彼女は、ちゃんと家族の面倒を見る、スゴい優しさがあって。とにかく面倒見がいいのね。随分助けたん
でしょ?貴女。

和田)親が事業失敗したりして。収入を得るのが私しか居なかったので。自分はヤンチャばっかりして
   ましたから、弟には、絶対大学は出てくれと。

それは最高に素晴らしい。

黒柳)話は変わるんですけど。加山さんと和田さんの共通の友人が泉ピン子さんですって?

和田)自分の「和田アキ子物語」でおかんの役をやってもらったんです。まさか加山のお兄ちゃんとも
   親交があるとは!?奥様が同じ・・・。

うちのカミさんが同級生でね。

黒柳)どこで?

高校で。

黒柳)え〜えっ!!

信じられないでしょ!?仲良しだったんですよ。だからプライベートで、しょっちゅう来ますしね。
それが長いこと、ですからね。スゴい真面目でね。信じられないくらい献身的なところがあったり。
スゴくいいなあと思ったりしましたね。

黒柳)二人が、年が同じというのは、ちょとわからない。

そんなことはないと思いますよ。

黒柳)奥さんにお会いしたのは、随分前だから。若い時の印象しかないんだから。ピン子さんは、
   しょっちゅうお会いするから。だんだん成長する過程を見てるから。

和田)ピン子ちゃんは、お兄ちゃんがライブやると、”これから行ってくるのよ。特売手伝うのよ”
   って。”加山雄三のCD買って!”とか言うらいしいですよ。

販売部長ってつけたけど、売り上げが倍以上に上がるんだよ。

和田)ピン子ちゃんも交えて、私は奥様のことを”めぐちゃん”って呼んでるんですけど、私の
   ことは”アッコ”でいいですよと。電話しようと思うと、ちょっと心して。だいたい30分は、
   かかりますから。受話器が熱いんですよ

黒柳)何の話、してるの?

和田)同じ話が3回ぐらい、あるんですよ。二人結構似てるんですよ。”病院でよく遭うんですよ”
   とか。先生も一緒だし。ピン子ちゃんのご主人もお医者様で。そうすると話が回るんですね。

黒柳)偶然ですよね。

偶然ですけどね、縁というものは不思議ですね。

 

 

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 徹子の部屋 トーク2

2019年10月24日新設