対談の感想(ユーミン)

松任谷)今、ゲストの加山雄三さんがお帰りになりましたけど。やっぱり聞きしに勝る、若々しさで。
    81(歳)にお成りだそうですけど。近くで見ても、全然見えないわ。メディアを通して、嘘
    だろう!?って思うとこはあったんだけど。ライブの感じとか。ライブって一部しか映ら
    ないじゃん、とか思ってたけど。もう、全然普通にされている様子が見て取れるっていうか。
    最初に触れたけど、目が裸眼でいろんなものをご覧になってるし、福耳でびっくりした
      

    人生、いろんなことがおありだったでしょうが、そこを含めての、そこを行き来するエネ
    ルギー?エネルギー、有ったわ。でね、お誕生日プレゼント、もらっちゃった!オレンジ色
    の憎いやつ。エルメスのスカーフ。いいね、スカーフは。スカーフは何枚あってもいいね。
    私、いっぱい持ってるんだけど、どれも使う。加山さんにいただいたネイビーを基調とした
    月の模様のようなものとか。カーキで縁取りになってるものなんですけど。使えそうだな。

    そろそろお別れの時間です。加山雄三さん、改めて新鮮だったなあ。人がずっと現役で居る
    っていうことは、どういうことなのかを目の当たりにして、自分はどうだろうということを、
    少しばかりイメージ出来るというか。元気が出るものですね。そしてね、事務所の方から、
    スッゴい古い加山さんとの対談シーンみたいなんですけど。写真を見せていただいて。私、
    忘れてるだけで、結構、お目にかかってるんだなって思いましたけど。
    これ、多分加山さんが30(歳)代後半。で、私は”荒井由実”時代です。加山さんはさっき、
    紺のジャケットに白いシャツ。必ずって仰っしゃてたけど。この時もそのようです。モノ
    クロ写真。私はね、この頃よく着てたケンゾーのワンピースなんですけど。トロピカルな
    プリントですね。ワンピースに見えるんだけど、二つに別れてるというか。着てるもので、
    いつとか、浮かぶっていうのは面白いね。服はこれっていうものだけ、自分がどうしても
    これだけは欲しいっていうものだけ、持ってることが思い出としても大事だなあ。もう、
    これ手放しちゃってるけれども、ちゃんと覚えてるもんね。

音源を期間限定で紹介します。

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 対談の感想(ユーミン)

2019年02月21日新設