午後のアポイントメント その2

安東)船の話が出ましたが、先進の乗り物と言えば、実は”UFO”も、お好き?て伺ったん
   ですけど、どうして”UFO”がお好きなんですか?

そうですね、実際に見たからね。

安東)おっと!?出ました。見ましたか!?

写真も撮ったんです。

安東)どういうシチュエーションで?

あのね、葉巻型母船。長っぽそいやつ。ある日曜日。子どもが小学校の高学年ぐらいの時で。
ソフトボール大会をやろうと。親父も参加しろと。試合が始まって、校庭で寝てたら。真上に
ドーンと止まってるんだよ。微動だにしないで。みんな”UFO”だ、”UFO”だって。

安東)じゃ、たくさんの目撃者も居るんですね?

居る、居る。写真を撮った。ポラロイドなんだよ。だから小っちゃいんだよ。現在の携帯電話で
撮ってたら突起物まで写ったと思うよ。

安東)それほど細かく見えた?

見えた。じっとしてたのが動き出した。変な動きで。すぐに空港に電話して、何か映ってませんか?
って。何も映ってません。って。場所は天現寺だったの。それで池袋に居る人に電話してさ。見て
もらったらさ、真上に見えるって。渋谷でも見てもらって。いろんなところで見えた。そうなると
相当高いところに居る事がわかる。

安東)そこを計算するのが加山さんですね。宇宙人は乗ってるというようなイメージですか?

それは全然わからないです。

安東)同じ横浜市生まれでも、横浜の大スターなんですよ。誇り。

え〜っ!?

安東)本当に嬉しいんです。

横浜市のスター?俺が横浜生まれというの、知ってるかなあ?

安東)知ってますよ、そりゃあ!?茅ヶ崎の方がイメージは強いですけど。皆さん知ってます。
   知らない人は居ないと思いますけど。

ほんとう!?

安東)そんなに疑われても困るんですけど。おかげでちょっと緊張が和らいできました。台本
   には、いつまでもお若いって書いてあるんですけど。お若いというレベルではなく、
   加山雄三さんは、ず〜っと、加山雄三さんのまま、っていうのが

面白い事言うなあ!?

安東)でも、ず〜っと、加山雄三さんなんです。そこが僕は嬉しいし、テレビで拝見していても
   嬉しいし、お会いしても嬉しいんですけど。

ありがとう。

安東)宇宙人の存在は信じていらっしゃいますか?

宇宙人なのか、異次元人なのか、宇宙は無限大に存在しているという、そういう事から考えていった
方が近い。なぜかって言うと、隣の宇宙というのは、この辺にあるんだよ。ここに存在してるけども
波長が違うために一緒にならないという話で。それだったら飛んで来れると思うけど。オリオン座に
居るやつがここまで飛んで来るには。光の速度で1,300年かかる。光の速度になると質量は無限大に
なっちゃう。だから、光の速度より速いものは絶対に無い。というのは、一般相対性理論なんだけど。
アインシュタインもわからなかったのが量子力学。

安東)出ました、量子力学!

量子力学は、貴方と私が10,000m離れていようが、同時に同じ事を考える。同時性があるわけ。
思った途端に、そっちも思える。それが量子力学の特徴であると。だから10,000光年離れてても
同時進行が可能である。それを提唱する科学者が出てきている。

安東)加山さん、物理学マニアなんですか?

マニアですね。

安東)今の説明を聞いてわかった方は相当な知識がある人ですね。簡単に言うと、そういう事ですね。

難しく言ったら寝ちゃいますよ。

安東)加山さんのメモをさきほど拝見したんですけど。物理学に関して、いたずら書きなんだけど。
   正確に図が描いてあって。それを物理学の専門家が見てもこの人は、物理学の事をわかってる
   というような図なんですって。いつから興味を持ち始めたんですか?

高校生。きっかけは、慶應へ通ってて。横浜の本屋に「空飛ぶ円盤実見記」という本があった。
なんだこりゃ?と思ってね。見たら宇宙人の写真まで出てるんだよ。それを買って、ハマっちゃた
ね。飛行原理が反重力機関。重力に反発して浮いているんだと。空気の抵抗もエンジンも要らない。
反重力を発見出来たらノーベル賞、もらえる。

安東)エネルギー革命というか、無い物ですものね。

今まで発見されてないから。重力には斥力が無い。そこからスタートしちゃったんだよ。

安東)本物です!加山さん、ちょっと好きのレベルじゃないです。きょうお迎えして本当に嬉し
   かったのは、他の番組では絶対無かったお話が聴けたというのは自信がありますね。
   きょう、本当にお迎えして嬉しいです

ありがとうございます。

コンサートツアー STARTの告知(割愛)

安東)やっぱり、海っていうのは特別ですか?

ま、なんとなく縁があるね。1歳半で海へ放り出されて。そのまま育っちゃって。33年間、海っ辺り
に居たじゃないですか。その間に自分で船を作って船に乗って沖へ出て。沖の島へ行って。貝を
獲って生活の糧にしていた。そういう生活をしてることによって海との造詣がより深くなった。
それと自分で作った船が成功しちゃったために次から次へと大きいものになってって。23隻も
作った。馬鹿ですね、ほとんど。

安東)馬鹿じゃないです。尊敬申し上げます。

ありがとう、こういう人も居るんだなあ。嬉しいねえ!

安東)僕も車から飛行機も乗りたいと思ってましたので。残念ですが、ここでお別れの時間となって
しまいました。

早いですねえ。

安東)お別れに、加山さんのリクエスト曲を聴いていただこうと思います。

僕が一番最初に自分で作詞して作曲した曲で、「恋は紅いバラ」。前身はね、「DEDICATED」って
いう曲なんです。英語で書いたんだけど。それを岩谷時子さんに翻訳してもらおうってなって、
出来上がったのが「恋は紅いバラ」。これは岩谷時子さんとの記念すべき出会いの曲です。

安東)きょうのお客様、加山雄三さんでした。ありがとうございました。

ありがとうございました。ムイトオブリガード。サンキューベリーマッチ。

○恋は紅いバラ

ここまでの音源を期間限定で紹介します。

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2019年06月27日新設