E-ne good for you  
 (FM YOKOHAMA 6月12日12:38〜 )

 6月12日に放送されたFMYOKOHAMA「E-ne good for you」に
 加山さんがゲスト出演され、約15分間お話されました。

 DJはMITSUMI

MITSUMI)きょうお迎えしたイーネゲストは、この方です。

加山雄三です。

MITSUMI)加山さん、初めまして〜!

始めまして。どうも。

MITSUMI)ようやく若大将をイーネにお迎え出来ました。

エルヴィス・プレスリー、好きなんだって?

MITSUMI)急に、きましたね。今、「恋は紅いバラ」をお届けしている間に、エルヴィスみたい!?
     なんて言っていたら。

嬉しくなっちゃうよね。俺はエルヴィスに憧れて、歌を歌い出したからな。
エルヴィスは”THE King”だったからな。ホントだよ。

MITSUMI)じゃ若大将は”King”ですね。”King of JAPAN”!

俺、バンド作ったけどね。THE King ALL STARS。”King”が付いてるけども。みんなが
”King”なんだ。

「START」コンサートの先行予約の告知

MITSUMI)きょう加山さんが来てくださるという事で、それで、きょうのテーマは決まったような
     ものなんです。

あ、そう。何か美味しい物、出るの?

MITSUMI)残念ながら、この時間帯なのび、用意が無いのは申し訳ないですけれども。
     今週、身近な自然をご提案してるんですね。やっぱり、若大将だから、海しかないって
     いって海にしたんです。

見えるじゃん、そこに。

MITSUMI)そう!港みらいの海も見えております。

貴女の顔、キラキラしてるね。

MITSUMI)きょうラメを塗ってきたので。若大将を迎えるって、張りきっちゃって。

粉、まいた!?スゴいよ。こっち向く度にキラキラして。

MITSUMI)すいません、眩しいですか?

いやいや、大丈夫、大丈夫。美しくて眩しいけどさ。

MITSUMI)ここでも”King節”いただきました。

MITSUMI)加山さんは、いろんな所で海に関する質問をされると思うんですけど。
     海は海でも、いろいろですよね?

そりゃあ、そうですね。世界中、海は広いですからねえ。

MITSUMI)海って繋がってますもんね?

繋がってますよ、全部。黒海は繋がってないかも。

MITSUMI)黒海は行かれた事は?

無いですよ。

MITSUMI)海の水面とか、海の中、さらにもっと潜って海底。

一番深いところでは、300mぐらいですかね。

MITSUMI)えっ、300m?

潜水艇に乗ったんだよね。全部アクリル張りで。13cmの厚さのアクリル。丸いヘリコプターみたいな
乗り物だよね。それに乗って潜ったけども。まあ、真っ暗!?

MITSUMI)水深300mですもんね。

そんなに潜っても、しょうがないなあって感じ。だけど、生き物は居るんだよね。

MITSUMI)いわゆる深海魚って、やつですか?

深海魚って、もっと深い所らしいからさ。

MITSUMI)なぜ。そこまでの深さに?

そこまで行ける潜水艇だったからね。

MITSUMI)行けるとこまで行ってみようと?

そういう事だね。撮影だったんだけど。中々そういうチャンスは無いじゃん。潜っても真っ暗じゃ
どうしようもないね。不気味なだけでね。100mぐらいまでは、上を見ると、すこ〜し明るいんだな。

MITSUMI)ちゃんと上から光が届くんですね?

それ以上は潜らない方が良いよ。

MITSUMI)わかりました。心得ておきます。潜られた海は、どちらの海だったんですか?

フロリダの沖。フロリダの海の一番深い所だといっていた。母船が1,000トンぐらいの大きな船で。
その船から潜水艇を降ろすわけだ。前の方に3人。後ろにも。部屋が別々になってた。景色が良い
方に乗って。

MITSUMI)こんな風に、どんな質問をしてもどんどんエピソードが出てくる加山さんなんです
     けれども。海への愛が込められているという意味でも、神奈川県民ホール。特別な
     時間になりそうですね?

横浜は、僕の生まれ故郷だし、横浜の港で、いろんな船を眺めながら育って。海に興味を持って、
船に興味を持って。いつか世界中の海に行ってみたいという夢も、ここから出たから。そういう
意味では縁が深いというか。今回のコンサートの中で歌うのは、全部岩谷時子さんとコンビの
曲だけです。今まで洋楽曲とか、他の方の詩の歌とか。ビートルズの歌とか、いろいろやってたん
ですけど。今回は全部自分が作って、岩谷時子さんが詩を付けてくださった。言うなれば俺自身が
そのまんま出てくるという雰囲気のね。そういう感じだと思います。

MITSUMI)先週、その楽曲を集めたアルバムがリリースされてまして。CD7枚組の「岩谷時子、
    弾厚作ワークスコレクションボックス」。と、1枚のCDにギュっと詰め込んだ「岩谷
    時子、弾厚作ベストワークスコレクション」が手元にあるんですけど。カッコ良い〜!
    加山さん。今も素敵ですけど。

こりゃあ、だって孫みたいなもんだぜ。二十歳代でしょ、これ!?

MITSUMI)岩谷さんと素敵な笑顔でツーショット。加山さんがお持ちになってるのは楽譜ですかね?

そうですね。楽譜は書かなくても良いと、岩谷さんは言ってました。

MITSUMI)書かなくて良いんですか?

僕がギターで鼻歌で歌った方が、詩が出やすいんだって。で、カセットに入れるわけだ。それを
渡すと翌日に詩が出来てくる。

MITSUMI)え〜っえ!?

この人、天才だな。ホント、そう思いました。スゴい人です。

MITSUMI)益々楽しみになりますね。しかも「ベストワークスコレクション」は、名曲の中から
     ファンが選んだ15曲が人気順に上から並んでいるんですよね。

有名な曲ばっかりと思いきや。「life」という曲は、余り知られてないと思うんだけど。これは
僕は好きだなあ!?なんで好きかって言うと。人生そのものなんですよ。私自身の人生。苦労も
あって。それこそ最悪だったところから出発して、今があって。というような物語的になって
るんだよな。岩谷さんは、それをずっと見てるから知ってるんだよね。良く書けてますよ、これは。

MITSUMI)今回のツアー、タイトルに「START」とありますけど、思いが込められてるんですか?

僕は、毎日が新しいスタートだと思ってるんです。朝、起きるじゃない?きょうという日は、
また新しく来てるんだよね。昨日と変わりないと思ったら、そうじゃなくて。新しい時間に、
新しいスタート、そして新しい日を迎えているわけで。一日の感謝が始まって。とっても良い
一日になるねえ。

MITSUMI)加山さん、基金も設立されて?

長い事海で生活してましたらね。海洋汚染が進んできたなあと。30年ぐらい前から始まっている
んですよ。漂流物が多くてね。こんなことやってたらどうしようもないぞって。ビニールをエサ
と間違えて亀が食べちゃって。亀はクラゲが好きで。それを間違えて食べちゃって。お腹が
いっぱいになっちゃって食欲がなくなっちゃって、餓死しちゃうんだよね。クジラまで、そう
なっちゃったんだよね。どうしてクジラが?と思ったら、ビニールが溶け込んでた。海洋調査船が
海水を調べたら、細かい粒子になって存在してた。クジラは小さな魚を、海水と一緒に飲み込む
ので、ビニールの粒子がお腹に溜まっちゃったんだよね。で、クジラまで餓死してた。このまま
だと人間にも影響するんじゃないかなと。元を綺麗にするという考え方を皆さんと一緒に共有
したいなと。そう思って基金を立ち上げて、コンサートをスタートしたんです。コンサートの
売り上げの一部を寄付して、少しでも役に立てたら良いなという事で。これは永遠に続くと思い
ます。ぜひ世界に広めたいなあと思います。人々の意識改革は本当に必要な事だと思います。行政
もさることながら、一人一人の考え方で。なんとかしようという気持ちが、綺麗にしていこうと
いうアイデアを生むと思うんです。そのきっかけになってほしいという事で基金を立ち上げました。

MITSUMI)最後にもう一度お伝えしたいと思います。

「START」コンサートの先行予約の告知

MITSUMI)最後、どの曲で締めくくりましょうか?

「君といつまでも」。

MITSUMI)あっ、「君といつまでも」に、なさいますか?

やだ?

MITSUMI)嫌じゃないです、喜んで。勝手にメッセージかな?と受け取っておりますが。

君といつまでも。

MITSUMI)ありがとうございます。”king”!指、差し合っちゃった!?ディレクターの
     バタバタ感が良いですねえ。それでは、まいりましょう。
     きょうのイーネゲスト、初めてお迎え出来ました。加山雄三さんでした。
     加山さん、ありがとうございました。

ありがとうございました。これからも頑張ってください。

ここまでの音源を期間限定で紹介します。

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 E-ne good for you

2019年07月25日新設