夕暮れWONDER4
 (ニッポン放送 2月19日)

 

 

「ゲストに聞く 上手な年の重ね方」というコーナーでの加山さんのインタビューを
レポートします。MCは草野光代アナと松本秀夫アナ。

草野)加山さんが絵を描き始めたきっかけを伺っています。

元々表現することが好きだったということと、船を作ったら、図面を描いたら、実際に走ってる
情景を絵で描いてみたい。自分で骨組みから描いているうちに立体的なあるいは遠近法もキチン
と出来るようになってきたんだよね。これをきっかけに、まず写真のような絵を描く。そういう
のが絵の出発点としては良いそうですね。それを信じてやってます。

草野)いくつになっても好奇心旺盛な加山さんですが、そのモチベーション、どこからくるん
   ですか?

これはケースバイケースがあってね。どういう状況で年を取っていくかに、よるんだけど。時間
と暇があったら、こういう年の取り方って良いんじゃないですか?何かやる目的が出来て、その
目的が他人と関わる意義があるというのかな、見せたら他人が笑うか、おぉ〜と言うか。それも
楽しみだなと思うんですよね。他人が喜ぶことを自分の悦びとするというのは、とっても大事な
ことだと思うし。年を取ってくにしたがって、感謝の気持ちと、他人のために、とかね。他人が
喜んでくれることを自分の悦びとするというのは、基本的に大事なことだと、そういう風に思い
ますね。エネルギーをもらうっていうか、他人が喜ぶということは嬉しいですよね。そういう
生き方っていうのかな、姿勢だな。とっても大事なことだと思ってる。

草野)60(歳)代以降に気を付けるということで、こんなことも仰ってます

音楽にしろ、絵描くにしても、仲間がとても大事で。音楽の場合は一緒にやってくれる、若い人
に、どんどんどんどん向かっていく。「THE King ALL STARS」というのは、38歳も年下の
メンバーと一緒にやってる。
(加山さんの勘違いで、本当は47歳差です)
音楽性は、今でも通用するロック、それからラップを取り入れて一緒にやってる。僕はラップは
出来ないんだけれども。曲の選択も、これはラップに向いてるなと思ったら、乗っけてもらった
りしてる。絵の場合には自分で描いたやつを見てもらう対象をね。僕の場合にはね、ラッキーだ
と思うのは、ある程度(作品が)たくさん溜まると展覧会をやってもらえちゃうわけよね。良い
とか、悪いとか言ってもらえたり、売れたり売れなかったり、それがとっても嬉しいですよね。
見てもらえるとうことがね。仲間何人かで展覧会を出来ないことはないと思うんだよな。

草野)加山さんは、一つ心がけていることがあるそうですよ

自分でへりくだって偉そうにならないようにする。偉くなっても何の得もないよって。そういう
立場にあって、その立場を維持していかなくちゃならないときは、偉そうというのは、役に立つ
ことはあると思うんだけど。普通の人生歩んでいく時に、偉ぶってたら何の得もないというのが
わかると思うんだよな。後輩にしてみれば良いとは思わないと思うんだ。逆の立場になったら、
どういう風に考えるか、常に相手の立場でものを考える。周りの立場で、自分の立場を考える。
そして行動する。そして自分を作る、というか。それは、やっぱり大事なことじゃないですか!?

草野)加山雄三さん、素敵に年齢を重ねる秘訣。いつまでも趣味を持つこと。仲間を大切にする
   こと。偉ぶらないこと。良いですねえ!?

松本)若大将の話を聞けて、ぼかぁ〜しあわせだな〜!?

♪Forever with you〜永遠の愛の歌〜

 

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 夕暮れWONDER4(2月19日)

 

2020年02月19日新設