jpoptalking(3月21日)その1

BGM I Simple Say

田家)アーティストとスターの違いを考えたりすることが
   あるんですが、簡単ですね。黄色い歓声が似合う人、
   それがスターなんでしょうね。何歳になってもそう
   いう歓声が良く似合う、そして見てる人が何歳になっ
   てもそういう声をあげたくなる、これがスターなん
   じゃないでしょうか。

   加山さんは1937年4月11日生まれ、間もなく83歳。
   映画デビューが1960年で、今年が芸能生活60周年。
   それに合わせて様様々な企画が進行してまして
   「Forever with you〜永遠の愛の歌」が発売
   されています。ここに集まっているのは60代、70代、
   80代のメンバーなんですが、加山さんを中心にして
   いろんな世代のプロジェクトの動きがありまして。
   もう一つが「THE King ALL STARS」でして2014年
   に発足しました。メンバーは若いんですよ。総勢10人
   編成なんです。加山さんの”ロックフェスに出たい
   んだ、おれは”ということで始まったという、一世代
   も二世代も下で加山さんの歌が好きだというロック
   ミュージシャンが集まった実力派の十重量級スーパー
   ロックバンドなんです。まさに世代を超えたヒーロー。
   まずはこの「THE King ALL STARS」の話から聞いて
   おります。そしてインタビューの後にお聴きいただく
   のは「サライ」です

 加山さんインタビュー その1

田家)加山さんは今いろんな形で音楽活動をやってらっして、
その一つが「THE King ALL STARS」でして。フェス
にも出演されてます

やってますね、やらしていただいてますね。これはロックが
中心だからね。ロックをやると気が若返るよね。

田家)そういう人たちと居ると若返る

やってる曲もロックだからね。気持ちとしては若くなるよね。
見に来てくれてる人たちも若いんだよ。それが一番大きなこと
だと思うよね。

田家)若人に伝えようとか、若い人の前でやろうとかを大袈裟
   に構えずに楽しくやれる?

そう、そう、そう。音楽は楽しむということでいつもやってる
んだけど。自分自身が若い人たちの前でやることで刺激になる
というか。この歳になった人間が出て行ってキャ〜とかワァ〜
とか言われるとやっぱり良いもんだね。忘れられない昔の思い
出が蘇るみたいな。そういうのを感じますよ。

田家)キャ〜と言われ続けて60年。

すいませんね本当に。本音は申し訳ないという気持ちが大きい
んだけど、やっぱり嬉しいやね。

田家)申し訳ないという感じがあるんですか?

だって83歳の爺をよ、キャ〜とはなんなのよって思ってる人も
居るだろうと思うしね。そういうことを考えると申し訳ないな
っと思ったりするけど、でもそれは関係なく楽しんでという
ことで良いんじゃないの。

田家)アメリカにもそういった方はいらっしゃいますけど、
   ロックフェスに出てる人はあんまり・・・

ちょっと違うかもしれないけど、トニー・ベネットなんて
91(歳)でレディー・ガガと一緒にやったんだよね。それを
見たけどさ、そんな爺さんになったの?と思うくらいね張り
切ってやってるのが良いんだよね、これ。こう行きたいもん
だと思うよ、やっぱり。信じられないね。向こうの人という
のは行くとこまで行っても平気で色っぽく歌ってるなって
素晴らしいなと思っちゃう。

田家)お風呂の中で歌ったりしてる、歌えば歌うほど声が
   出るんだという

確かにそれはそうだと思いますよ。声は使わなければダメ。
筋トレだから。声帯も筋肉ですからね。筋トレしなければ
ダメだと。

♪サライ

ここまでの内容を音源でお楽しみください。(時間 5分47秒)
下からどうぞ。
 

 

2023年8月29日新設