jpoptalking(3月21日)その3

田家)年を取るというのはどういうことかと考えたりする
   時に、良いものを良いと言えるようになれるかどう
   か、これが良い年の取り方出来るかどうかの分かれ
   道なんじゃないかと思ってですね。加山さんの話を
   聞いておりました。とても意味のある受け止めがい
   のある言葉が何気なく、たくさん登場してくるんで
   だんだん背筋が伸びてくる、そういうインタビュー
   でもありました。
   若い時って自分の拘りが強いですから、これしか
   受け付けないとか他は聞かないというで、それが
   良い時もあるんですが、だんだんそれが無くなって
   こないと良い大人になれないのかもしれないなあと

   思いましたね。加山さんの言葉を使えば、アンテナ
   をいっぱい張ってまともに受け止めれるかどうか。
   そうなった時に楽しいこともいっぱい見つかるんだ

    よって、加山さんの話を聞いててそうかと思いました。

   今回加山さんに、これだけは聞いて帰ろうと思ってた
   ことがあるんです。それはね、”終活”なんです。
   70年代、80年代位を作った人たちが今60代70代にさし
   かかっていて、”俺の終活”という言葉を使うように
   なってきている。そういう時代に80代の加山さんは
   どう思っているんだろう?こんな話を聞いております

 加山さんインタビュー その3

田家)80(歳)代についてお聞き出来るということが自分
   でも信じられないということがありまして

あっそう!?

田家)こういう現役のミュージシャンの方に。最近の60、
    70代の方が口にしていることがありまして。”終活”

”終活”!?それは重要なことではないですか?

田家)ミュージシャンにとっての”終活”

それはもう、ちゃんと自分でね終焉を考えてキチっとそれに
向かってまとめて行くということは、とても大事なことだと
思うんだ。別に俺も”終活”、とは言えねえな。思いたく
ないし思えないけれども年齢的にいったら当然パー(8)
なんだから今が”終活”だなあと思って、それでも構わない
と思いますが、それを敢えて自分で”終活”というような
括り方はしないようにはしてますけどね。

田家)最後をどこでフィナーレとしていこうか考えてます?

それはもうひとりでにそうなっていくと思うんだな。もう
これ以上は出来ないかもしれないなと少しでも感じたら
決断をしなきゃならないと思うしね。切り良くしていくか、
ダラダラしていくか。それは考えなきゃダメだね。そうなる
と”終活”になるわけだよね。でもそれはあんまり考えない
方が良いなと思ってる。考えなくても良いという段階に居る
のかなと。勝手に考えてるだけなんだ。

田家)考えないで済めば考えなくて良いですよね

そうだね、その方が楽だ。横着なんだな、だいたい。

田家)楽で居るようにしようということなんでしょうか?

”楽隠居”っていうやつだ。

田家)もうすぐ83(歳)におなりになるわけですが4月11日、
   83歳の当日は中野サンプラザでコンサートがあります

あります。これは今までやってきた集大成じゃないけど、
良い曲ばっかり集めてね。全曲岩谷時子さんの作詞でやる、
ということになってます。これは良いコンサートですよ。

田家)はい、楽しみにしたいと思います。80(歳)代、そして
   この先、本当にお元気そうですね?

元気は元気なんだけどね。

田家)一昨年にもお話を伺ってますが、印象としてはその時
   よりも今回の方が健康的な感じがします

それは言えるかもしれないんだよ。

田家)声を大にして、加山雄三さんお元気です!

もっともっと大きな声で言ってよ。ありがと。

ここまでの内容を音源でお楽しみください。(時間 3分19秒)
下からどうぞ。
 
♪Forever with you〜永遠の愛の歌 
 

 

2023年8月29日新設