YOKOHAMA LAGOON
 (FMYOKOHAMA 8月17日 5時30分〜)

加山さんが2週に渡ってラジオ番組にリモート出演された、1週目の
放送をリポートします。
約15分のインタビューと「海 その愛」がフルコーラスで
放送されました。  
MCは長松住職です。
下からどうぞ!

2週目は次回掲載の予定です。

長松)おはようございます!長松でございます、よろしくお願いいたします

おはようございます。よろしくお願いいたします。

長松)きょうは、こんなお坊さんのラジオに、申し訳ございません

いやいや、本当にありがとうございます。そう言っていただけて幸せです。

長松)とんでもないです、私、ただのファンでございまして。高校2年の頃
   加山さんの25周年の神奈川県民ホールに彼女を連れていきまして

あっ、そうですか!?

長松)周りはシニアな感じだったんですけども。聴いておりました。ほんとに
   子どもの頃から憧れの存在で。今でも海の仲間は、そうでございます

ありがとうございます。本当に嬉しいです。

長松)夏の真っただ中にご出演いただいているんですが。今年は、コロナで
   いつもと違った状況になっておりますが。どんな風にお過ごし、あるい
   は受け止めておられますか?

家に閉じこもったまんまで。コンサートも全部中止になりましてね。いつ
終息するのか、わからないという。本当に早く終息してもらいたいと思うん
ですよね。

長松)私たちのような若造でも、加山さんには憧れをいだいているという存在
   なんですけれども。
   7月5日の逗子マリーナでの配信ライブ、スゴかったですね!?

いやあ、ありがとうございます。無観客でも、場所が良かったんでね。海を
バックというのが、似合うんじゃないかと。最高のノリで、やりましたよ。

長松)スゴかったです!大感動しました。若い方々が、あれほどまでに集まっ
   て、新世界を切り拓いているという

良くご存じで。ありがとうございます。

長松)往年の名曲は、みんな知ってるんですけど。それを若い人たちがラップ
   になさったり。歌い継いでくれるというのは、スゴいことですよね

そうなんですよ。歌ってもらえるっていうのは、嬉しいですね、本当に。
ファンの人たちも、私と一緒に歳を取ってるんですけど。若い(ファンの)
人が増えてくるというのは、何より嬉しいんですよね。若い人と一緒に仕事
が出来るということ自体が非常に有難いことだと思っております。

長松)まさに全世代から愛されるレジェンドという感じなんですけど。25周
   年に行かせていただいた時に、交響曲を書かれてたんです

ピアノコンチェルトね。

長松)ピアノ、ウクレレ、ギターも(演奏)なさってくれたんですが。ビック
   リしましたよ。俳優、ミュージシャンでも交響曲が書けるなんてスゴい
   なあって思って。あの時は僕、17(歳)ですから。

完成するのに12年かかりました。お生まれになった年じゃないですか?

長松)デビュー45周年の時には東京文化会館でも、シンフォニックガラコンサ
   ートを?そういうことからラップまで、というのは本当に幅広いと思う
   んですが。加山さんは永遠に進化し続けるということなんでしょうか?

僕自身としては、進化してるつもりなんですけども。ラップは僕は出来ないん
ですよ。だから、出来る人たちにやってもらおうということでね。僕がやると
お経になっちゃうんですよ。何十年も前に一回やったことああるんですよ。
余りにもセンスが無さ過ぎてダメですね。

長松)お経になっちゃうんだよというのを聞いて、お坊さんとして、親近感を
   持ったんですけど。日本のラップシーンも、みんな加山さんに従って
   いるような

PUNPEEとか、いろんな人たちがやってくれてるわけですよ。彼らのお陰だと、
僕は思うんですが。僕の曲を、そのまんま生かしておきながら、ラップを入れ
てくれるわけですよね。ももいろクローバーZとかね。曲のメロディーは普遍
性があると思うんですね。心に訴える良い旋律であると、それは残ると思うん
ですね。僕は、良い曲だと、言われたいし、残したいと思うし。自分で良い曲
だと思わないとレコーディングしないんですね。

長松)加山さんの、海との出会いというと、やっぱり茅ケ崎でしょうか?

そうですね、3歳から茅ケ崎ですからね。ずっと海辺りで育ったので。間違い
ないですね。

 

長松)超有名になった後にご苦労の時代が。ナイトクラブ、キャバレー周りを
   始められたことがあったと思うのですが、その時の心境はどうだったん
   でしょうか?

人生にとって大変重要で大切なことだと思ってるんです、僕は。苦しいことは
間違いないんです。それでも最善を尽くすという心がけ、感謝の気持ち。自分
ひとりで生きてるんじゃないぞ、大勢の人に支えられて生きているんだ!と。
そういう感謝の気持ちを持って、すべてが感謝という気持ちでやらせていただ
けると、乗り越えていけて、支えてくださる人たちが共感してくれたり。苦労
の中で学ぶことって、ものスゴく多いんです。苦労ばっかりが辛いんじゃなく
て。実はそれがとっても役に立っているんだと。それを役に立たせるだけの
自分の心がけが、あったほうが良いです。どんなことがあってもくじけちゃいけ
ない、感謝を忘れてはいけない。他人の百倍も努力をしなくちゃいけない。
そういうことを辛い時に学ぶ。生きるという事については、永遠に学ぶという
風に思った方が良いと思います。

長松)本当にありがとうございます。どれだけ励まされるか、今はコロナで
   大変な時代ですけど、向き合った壁の大きさからすれば、本当に頑張ら
   なきゃって。くじけちゃいけないって。

私は、そんなに大きな壁とは思っていません。皆さん、自分にとっては大きな
壁だと思うんですよね。正面から取り組もうという気持ちが無くちゃ、乗り
越えたいと思う気持ちが無くちゃダメだと思うし。学ぶことが多いですから、
その時に深く深く心に刻んで、考えるということが大切だと思いますね。

長松)加山さんは、本当にくじけそうになったことは、たくさんあったん
   でしょうか?

傍から見たら絶対くじけるだろうというのを、歯をくいしばって、頑張って
乗り越えてきたんですよね。それはやはり、いろんな人に支えられて生きてる
ということを認識できた時に、チカラになるんですね。本当に自分が感謝の
気持ちを持ってると、そういうことが見えてくるんですね。苦しい時こそ、
大きな心で感謝を持つということ。しかもそれを実行に移す。

長松)どうしても苦しいと他人のせいにしたり、愚痴ったりするんですけど、
   そんな時こそ感謝を忘れずに

その時にどういう風に自分の中で思うかということが一番大事なんですね。
他人のせいにしたら、それで終わりです。他人のせいにすると楽になると
思うんです。楽になっちゃったんじゃダメなんです。自分が、苦しい、痛い
という思いをした方がちゃんと血となり肉となって残ってくるんだと。それ
を有難いと思えるようになりますから。それが大切だと思うんですよね。

長松)涙が出るぐらい嬉しいお話で、本当に立ち上がれる心と身体の免疫力
   がグッと上がるようなお話を。お坊さんが千回話すより、加山さんが
   一回話す方が威力があるという感じです。

そうですか!?

長松)海の仲間が集まって最後に大合唱するのが「海 その愛」なんです

いやあ、嬉しいですねえ!ありがとうございます。僕も非常に大好きな歌で
ね。代表曲だと思ってます。

長松)リクエストしたい曲がいろいろあるんですが、その中でも「海 その
   愛」を、なんとしても聴かせていただきたい。逗子マリーナでの
   「海 その愛」、最高でした。

ありがとうございました。一番嬉しいですね!

長松)一週目の締めくくりに、ぜひかけさせていただきます

♪海 その愛(フルコーラス)

 

 YOKOHAMA LAGOON(8月17日)

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2020年10月29日新設