とくもり歌謡サタデー
 (ニッポン放送 4月24日)

加山さんがゲストで出演された内容が約50分間放送されました。
内容につきましては、下を見てください。

 

 エピローグ 

 

 特集内容紹介 

(5時4分頃から約5分間放送されました)

徳光)復活、”若大将”加山雄三さん、登場。”青大将”田中邦衛さんを
   語る。

石川)きょうは、実に久しぶりに”永遠の若大将”加山雄三さんに、タッ
   プリとご登場いただきます。一昨年の2019年には脳梗塞でご入院。
   さらに昨年の8月には誤嚥と小脳の内出血によりご入院された、
   加山雄三さんなんですが。今回、加山さんご自身が、”徳さんに
   なら、久しぶりにお会いしたい”と仰ってくださいまして。懸命に
   今、リハビリを行っていらっしゃる日々の中、特別にご出演くださ
   ることに。

徳光)有難いことですよね。先頃インタビューさせていただいたんですけ
   どもね。ご本人曰く、”言葉の方も7割から8割程まで戻ってきた
   ”ということなんですけどね。でもね、立ち居振る舞いを拝見して
   おりますと、ご病気されたことが全くわからない状態で。言葉が持
   つ力強さも感じられまして。”若大将”復活、”若大将”元気だな
   って言う思いを強くしました。

石川)良かったですねえ!

徳光)”若大将”と言えば”青大将”じゃないですか!?映画「若大将
   シリーズ」で、永らく苦楽を共にしてまいりました、盟友であり
   ます、今は亡き、”青大将”こと田中邦衛さん。鬼籍に入られた
   ことに、加山さんご自身が胸中いろいろ去来する思い出があると
   思いますので、その哀惜の念をちょっと語っていただこうかなあ
   ということで。邦衛さんとどのくらい仲が良かったの?そういっ
   たようなお話も伺わせていただきましたので。ぜひ、一つ皆さん
   には、期待してお待ちいただければと思います。

   いよいよ出航でございます。天気も良いし、加山さんの歌で爽や
   かにスタートしたいと思います。ヨーソローで行きましょう、
   「光進丸」加山雄三さんです。

♪光進丸

徳光)良い声だね、相変わらず。最高ですね。

 

 わが青春の歌謡曲 

(5時32分頃から約8分間放送されました)

♪恋は紅いバラ

徳光)本日のゲスト、加山雄三さんが歌います、「恋は紅いバラ」でござい
ます。この後インタビューをお届けするわけでございますけれども。
九州でこの歌を聴いておりました、高校生が「東京はこんな歌が流行
っているのか!?東京へ行ってみたいな”と思われたそうであります。
誰だと思いますか?

石川)誰でしょう!?

徳光)南こうせつさんなんですよ。加山さんていうのは、大変すばらしい
   ミュージシャンでもあるわけでありまして。その傑出した才能につき
   まして、触れておきたいと思うのでありますが。この「恋は紅いバ

    ラ」は、加山さんの原点とも言える作品であります。リリースされ
   ましたのが、56年も前の1965年で。加山さん自身が作曲を手掛けま
   して。これが加山作品の最初のオリジナルシングルとなったわけで
   す。作詞は岩谷時子さんだったんですが。実は加山さんが学生時代に
   すでに書いておりました英語の詩を岩谷さんが訳詞をいたしまして、
   アレンジを施して「恋は紅いバラ」が完成した経緯がございます。
   広い意味で言いますと、シンガーソングライター加山さんの第一弾の
   作品になるわけであります。この曲がヒットしまして、関係者から
   加山さんが命題を突きつけられたわけであります。どういう命題かと
   言いますと。これと同じような、或いはもっと良い曲を一週間以内に
   書いてくれ、と。ちょっと乱暴な注文でありますけど。加山さんは、
   それに応えまして。思案しながら満点の回答だったわけであります。
   と、言えば大体わかると思うのでありますが。「恋は紅いバラ」の次
   に発表しましたのが、「君といつまでも」だったわけであります。
   加山さんは映画「若大将シリーズ」ですでにドル箱スターになって
   おりましたんですけど。そんな加山さんの「君といつまでも」が
   「エレキの若大将」の主題歌になりますと、たちまちエレキブームが
   巻き起こりまして、お茶の水の楽器屋さんは加山さんに足を向けて
   寝られないって言ってましたからね。歌手としましても、歌謡界で
   不動の地位を築くことになるわけです。84歳になりますと、加山さん
   を慕う後輩ミュージシャンで、最初に上げますのは桑田佳祐さんです
   よね。桑田さんは、加山さんも経営陣の一人でありました「パシフィ
   ックホテル」という曲も作っておられます。「パシフィックホテル」
   のボーリング場でアルバイトしてた。それから「クロマニヨンズ」の
   甲本ヒロトさんをはじめとして、たくさんいらっしゃるわけですが。
   じつはこのコメントは、なるほどなと思ったわけでありますが。山下

    達郎さんはこういう風にコメントしていらっしゃいます。「僕にとっ
   て最大の疑問は、60年代頭にどうしてこういう音楽がうまれたの
   か?こういう音楽をやっていたのが当時の日本では、加山さん以外
   には誰も居なかったんだから。誰の真似でもない、ゼロから生み出
   した発明の音楽が加山サウンド。ということになる。ということなん
   です。言われてみたら、そうかな、という風に思いますよね。

   先月、加山さんは新曲の「紅いバラの花」をリリースされたばかり
   なんですが。これは60年代に作った未発表の曲で、これに加山さん
   が新たな息吹を入れてた作品なんでありますが、後ほど加山さん
   ご本人にですね、作品に対する思いを語っていただいております。
   それをお聴き頂きたいと思いますが。加山さんの音楽論というのも
   お話くださいましたんで。それもお楽しみにお待ちいただければと
   思います。それでは加山さんの若かりし頃に作られました名曲から
   1曲をお届けいたします。1966年リリース、「旅人よ」。

♪旅人よ

石川)加山雄三さん、「旅人よ」でした。今から55年前の曲なんですよね。

徳光)そうだよね、独特のね。「ジャンル 加山雄三」ですね。

石川)発明だったんですね

 

「エピローグ」の音源を期間限定で紹介します。

下をクリックしてください。

 エピローグ
 
 ここから加山さん登場 

以後の内容は下からどうぞ!

 徳光さんとのトーク 

上をクリックすると詳細リポートと音源が聴けます。

 
 歌のトップ10 

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 エンディング 

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2021年5月6日新設