レポート Shonan Songs Forever 
 Messege from Kayama Yuzo その2
  (FMヨコハマ 7月16日 20:00〜21:00)

7月16日に放送されたラジオ番組のレポートを4回に分けて紹介します。

下からどうぞ!

今回は「その2」をレポートします。

下からどうぞ!

 

 FMヨコハマ その2
 

♪熱波byクレイジーケンバンド(カット)

横山)「熱波」流れていますけど、歌詞に「久しぶりだな 潮風に吹かれるの 若大将
   気取って・・・」というフレーズがあるんですけど。僕にとっての若大将は永遠
   の憧れなんですが、映画だけじゃなく実際の加山さんも若大将そのものというか、
   作曲家でありスキーヤーでもあり、画家でもあり船舶の世界でも。英会話、俳優、
   とにかく多才な方なんですけど。そんな人あり得ない、ホント、スーパースター
   ですね。

茅ヶ崎というところは暇だったからね。何もすることが無いんだよ。海へ行けば幸せが
ある、自然と親しむということを覚えてさ。それから世の中が広がるわけだ。航海に
出ると信じられないことがいろいろ起こるわな。結局自分で設計して船作って、初めて
外国へ出て行くわけだよ。グアム島まで航海してさ、帰りに日本を爆撃した飛行場の
あるテニアン島へ上陸し、オートバイで走る。滑走路が残ってるんだ。そういった体験
は、ものすごく影響を受ける。

♪君といつまでも(カット)

横山)初期の若大将シリーズは2,3歳の頃だったんですけど、特に印象に残ってる
   のが「エレキの若大将」で、寺内タケシさんが蕎麦屋の出前持ちで、ギターを
   弾く場面が印象に残ってます。

貸してくれって言って、いきなりギターを弾いちゃってるんだから。嘘だろう!?って。

横山)名場面でしたね。

そうかと思えば星由里子さんがね、君のために作った歌を2番になったら一緒に歌っ
てる。こんなバカな話があるか、と思って。だけど、監督が”映画だから良いんだ!”
って。何でもそれで終わりだよ。自由自在だったからね。

横山)僕も慶応へ行こうと思ってましたから。学力的には無理だったけど。

大阪に住んでて映画を観て、京南大学へ行こうとしたのが居るんだ。谷村新司だよ。

横山)えっ!?

彼はそう思って東京へ出てきたんだから。後に一緒に曲を作ったけどさ。

横山)「サライ」ですね。あれは即興で作ったんですね。

そうだよ、24時間以内に作れって。俺、寝るからって一度寝た。朝だいたい出来たから
って電話でメロディーを聞かせたら、”それ良いですね”って。それで詩を付けて最後
には各地方に譜面を渡してみんなで歌えるようにしなきゃいけない。すごいスケジュー
ルだよ。ものすごいよね、やることが。

横山)それであれだけの名曲になっちゃうんだから、何か持ってますね。

俺、やったからね。

横山)「お嫁においで」は僕が小学校1年の時でね、母親も加山さんの大ファンで。
   あの当時は海水浴に逗子、鎌倉、江の島、鵠沼そして茅ヶ崎、行くと街鳴り
   してるわけですよ、「お嫁においで」が。[サンゴでこさえた赤い指輪」って
   どんなのだろう?って。

あれは岩谷さんの(作詞)。すごいなあと思ったね。

横山)歌詞(の内容)は加山さんからリクエスト出されるんですか?

いや、しない。鼻歌で歌ってさ、バンドはこんな感じです、って音をあげるわけよ。
そしたら期待以上にそれっぽい詩が出来てくるんだよ。”これで良いかしら?”って
聞かれて”最高ですよ”って。そういう感じでどんどん出来てきたもんね。「お嫁に
おいで」を出して、嬉しかったのは東海道線の辻堂の駅に停まった時にホームで歌い
ながら通り過ぎた人が居て、”俺の歌!?”それを聞いた時は凄いなと思って。
ありがたいなと。

横山)やっぱり嬉しいもんですか?

俺の作った歌を歌ってると思って。

横山)それぐらい’66年は一色でしたね。

その頃、俺は車なんか持ってないからね。電車で通ってたからね。

横山)当時はお弁当を食べてる人、居ましたよね。車内で。

食ってたよね。家で作ってもらってね。

♪お嫁においで(カット)

ここまでの内容を音源でお楽しみください。(時間 7分15秒)
下からどうぞ。
 

2023年11月9日新規作成